さるみみ屋

夫サボさん、私さるみみと2000年生まれ長男コナンくん
2004年産次男エナリくんとの「人生楽ありゃ苦もあるさ」日記。

「Red」読了

2019-05-12 21:54:37 | さるみみ文庫2019
うーん、去年だったかな。ナラタージュを読んだんだけど
この文庫の帯に「筆者最高傑作」てなことがあったので
ナラタージュはあんまりだったけれど、これは読めるかも、と思って
BOOKOFFで買った私。でもBOOKOFFでよかった。これ定価で買っていたら
もう泣いていたと思う。

そのくらい私には全く感情移入できなかったわさ。
恋愛小説好きな人とか、レディースコミック好きな人にはいいかもね。
でもいろんなエピソードの展開がえらく陳腐でうんざりしたのと
女性作家にありがちな「被害妄想的内容」につかれてしまったわ。

恋愛体質ではないからかもしれないけれど、とにかく私には無理。

多分この作家の作品全般が無理なんだと思う。もう読まないと決めた。
女性作家全般が無理、ということではない。
宮部みゆきだって、森絵都だって、上橋菜穂子だって読むけどさ
角田光代とかこの人もダメだわね。

恋愛小説も嫌いなわけじゃないけれど、
平野啓一郎の「マチネの終わりに」や「透明な迷宮」くらいのテイストじゃないと
体が受け付けないのかなあ。

ということで、女性週刊誌やハーレクイン小説とかレディコミ好きな人なら
おすすめだけど、それ以外の人にはあまりおすすめしないかな。

ああ、早く別の本読んで記憶の消毒をしなくては。

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