美山たそがれメール

山村の四季情報や暮らしを発信します。

たそがれ世代のおばちゃんのブログです。

雪囲い

2019年12月16日 | 日記
今朝は寒かった。田んぼも畑も路面も真っ白な霜で
おおわれていた。10時過ぎにやっと太陽がでてきて
暖かくなった。裏の山の木々達もすっかり裸木になり
寒そうに見える。早春咲く梅の枝先には小さな蕾が
見えているが。南天は紅い実をいっぱいつけて元気だ。
この実もそのうちに烏に啄まれるかもしれない。

夫が雪囲いを作る作業に入った。朝の9時からかかって
いるが大きな茅葺きの家はそう簡単にできない。
雪から家を守るためのものだが、雪かこいに囲まれると
家の中が暖かくなる。支柱を何本立ているのだろう?
そこにそってトタンを立てていく。以前は色んなトタンを
合わせていたが今は白の透明トタンを使う。できるだけ
明るくするためだ。民宿をしているので都会から来られた
お客さんはまず寒さに驚かれる。台湾の子供たちは寒いと
いいながら、トレーナーぐらいしか着ていない。彼らに
少しでも暖かくしてもらうために、雪囲いをしてストーブを
点け、エアコンをかける。冬のお客さには気をつかう。

空き家が目立つこの集落でも雪囲いだけは作りに
帰って来る。家を守る作業でもある。これから
本格的な冬になるのだ。

果樹苗を植える

2019年12月15日 | 日記
先月タキイ種苗に頼んでいたプルーンとぽろたんの苗が届いた。
夫に穴をほってもらい植えた。これらの苗は実がつくまでに4,5年はかかる。
私は72歳、実がなるまで生きていられるだろうかと考えてしまう。
これが最後の植樹になるのは確かだ。ここに来て40年荒れ地で花も果樹も
なかった土地に何本植えただろう?土地に合わなくて枯れた木や花も多い。
でも、実が生ったとき、花が咲いたときは感動する。

ぽろたんは栗の木なのでここでも成長するだろう。ただ品種改良された木でも
あるので病害虫にも弱い。20年前に2本植えて1本は枯れてしまっったが
残りの1本はよく実をつける。それに鬼皮がポロっと向けるので使いやすい。
私はよく栗おこわをするので、皮が簡単にむけると楽である。渋皮煮も
簡単にできる。今市場で一番人気の苗だ。値段も当然高いが。
プルーンも植えた。乾燥プルーンは有名だが生のプルーンも美味しい
数年前に次男家族の住む山梨の清里に行ったとき、道の駅で買った。
美味しくて驚いて病みつきになった。このごろ長野県でプルーンを
栽培しだした。私も作ろうと思い苗を頼んだ。この地に合うかどうかは
分からないが2本植えた。

今日は北風で外は寒い。

牡丹鍋

2019年12月13日 | 日記
今日のお客さんは、牡丹鍋。鍋用の猪肉を漁師さんから買う。
大鍋で昆布とかつお節で出汁を取る。その中に京都の白味噌と
信州味噌をいれで混ぜる。この味噌の出汁がベースになる。
白菜、茸、春菊など地元産の野菜をふんだんに切り大さらに
並べる。猪肉は1キロに丸めてある。それらを輪切りにする。
猪肉を切るのは夫の仕事だ。豆腐も切る。
土鍋の中にベースの出汁を入れて猪肉、野菜、豆腐など入れて煮る。
味噌スープで食べてもいいが、ポン酢を少々入れても良い。
最後はご飯を入れて雑炊にする。5人でよく食べてもらえた。
牡丹鍋は3月まで出す。牡丹というのは輪切りにした肉が
白と薄ピンク色で牡丹の花に見えるから名付けられたそうだ。
茶碗蒸しも鯖すしも作った。手つくりの柚子みそで海老芋
大根、生麩もたべてもらった。それに天ぷらには椎茸
蕗の薹、かぼちゃ、サツマイモを揚げた。


牡丹鍋は寒い冬の鍋に適している。ぽかぽか温まるし猪の脂は
美容にもいいらしい。私は猪肉が好きでないので食べないが
野菜と豆腐と雑炊は食べる。



宝くじを買いに京都へ 当たるかなあ?

2019年12月12日 | 日記
今日は朝一番の京都バスで友人と先週開店した
洛北阪急スクエアに行った。9時半に着いたので10時まで
待った。まず最初に星野コーヒーに入る。開店同時なのに
結構お客さんが入っていた。モーニングセットを頼む。コーヒーは
目の前で点てていて。コーヒーの匂いが漂っていた。厚切り食パン
のトースト半分とゆで卵がついてきた。椅子もゆったりとして
心地よい。そこに従妹もやってきて11時までいた。店内には
エディオンと赤ちゃん本舗など新しい店も入っていた。うろうろして
昼食も和食店で食べた。今までのカナート内の食料品店で苺や
林幸太郎のすし酢、岩津ねぎなどかった。バスなのでたくさん買えない。

カード受付をしているお兄ちゃんに宝くじ売り場を聞く。ここには
ないそうでイズミヤの横にあるという。歩いて買いに行く。
当たることもないのに、年に2回は買う。ネットでミニかジャンボかどちらが
当たる確率がいいのか調べたが、同率みたいであまり期待できない。
発表日まで想像するだけで楽しくなる。夢を買うのである。

3時のバスに乗り5時過ぎに着いた。友人の家で王将のギョウーザなど
焼いて食べる。帰り道佐々里峠はみぞれが降っていた。

全自動洗濯機壊れたか?

2019年12月11日 | 日記
7時過ぎに台湾の中学生を起こして朝食を食べさせる。
8時45分、慌ただしく帰って行った。すぐに部屋を開け放して
風を入れる。シーツと枕カバーを洗濯機の中に放り込みスイッチを
押した。1時間後出来上がっていいるかと思ったら脱水ができていないのだ。
2度同じ作業を繰り返すが直らない。この洗濯機は舅が買ったもので
もう10年以上経っている。壊れても仕方がないかと諦めて
家の洗濯機に入れて脱水する。なんとかできて竿に干す。
我が家の全自動洗濯機もこの夏に壊れた。それも10年以上経っていた。
昔の二層式などは、あまり壊れなかったのに今の超便利な洗濯機は
10年ぐらいが限度なのか。簡単に買うことができるので修理などしない。

パソコン、大型テレビ、掃除機、布団乾燥機。冷凍冷蔵庫、電気製品で
家の中は溢れている。いつどれが壊れてもおかしくない。
ただ我が家の加工場で使っているスチームオーブンやラベルプリンターや
業務用冷蔵庫は毎年メンテナンス料を払い管理してもらっているので
今の所故障もない。やはりそれ相当のお金を支払わないと維持できない。

台湾の中学生泊まる。

2019年12月10日 | 日記
教育民泊の台湾の中学生4名泊まる。ほとんど日本語ができないので
英語と身振り手振りでいろんなことを伝える。彼らはスマホで
答えてくる。随分便利なアプリである。
夕食はすき焼と唐揚げとサラダにした。
すき焼は美味しいと全部食べて、最後にうどんも入れた。
ここは台湾と違い寒いのでストーブを点けるが台湾ではほとんど使わない。
一応ファンヒーターとエアコンにしたが、気にかかる。
「寝る前に切ってね」と念を押してきたが、10時ごろに確認に行くつもりだ。

我が家の民宿は茅葺き屋根の一軒家で私の住まいとは
少し離れている。日本人の人は一棟貸しを喜ばれる。
私はお客さんのある日は母屋と住まいを行ったり来たりする。
気がつけば8000歩近く歩いている。普段はほとんど歩かない
生活をしているので驚く。70歳を超えるとよく転ぶようにも
なる。歩く時には要注意でもある。いつまで民宿が続けられるか
分からないが、外国人の泊り客も多いので英会話の練習にもなる。
こんな山奥の村に住んでいると、ほとんど人との交流も少なくなるが
民宿をしているおかげで、世界の今の情勢も知ることができる。
金儲けより異文化交流の場所だと私は意識している。

小春日和

2019年12月09日 | 日記
先週は寒い日が続き、佐々里峠は雪が敷いていた。
今朝は泊り客の朝食準備のため6時前に起きた。
朝は寒かったが日中は気温も上がり太陽も出てきた。
お客さんの帰られたあと、すぐに毛布を干してシーツ
などの洗濯をする。今の時期、ここは半日村の状態で
朝日は遅く夕方は4時には日が山に隠れる。束の間の
太陽を逃がしてはならない。小春日和の一日だった。

11月2日から編み始めたタートルのセーターがやっと
編めた。タートルのゴム編みに時間がかかった。
本を見ながら編んで、わからないとろろは下のNさんに
教えてもらい、やっと編めたのだ。今週は明日と
金曜日に泊り客があるので、次の編み物は来週から
編もうと思っている。ベストを編むつもりだ。

隣村の友人が下の店に昼食を食べに来たそうで
お土産に高知の柚子と自分で作った海老芋をもってきてくれた。
私はお返しに昨日作った柚子みそを手渡した。色んな野菜が
あちこちから届く。柚子ジャムももらったが皮の苦さが
嫌いな私は知人にあげた。


家の固定電話故障中

2019年12月08日 | 日記
数日前から家の固定電話の調子が良くない。
掛けることはできるのだが、受けることができないのだ。
一応故障係に電話をしたが返答はない。
民宿をしているので予約などの電話がかかってくるのでは
としんぱいしている。

でも日常生活に不便は感じない。なぜなら夫も私も携帯を持っているからだ。
親しい友人、知人はラインやショートメールで連絡取れるし、私はあまり
電話を使わない人間だから。それには事情もある。甲状腺癌手術時に
声帯近くの反回神経を傷つけられたので思うように声が出ない。初めて
電話で聞こうとされても通じないのだ。私は40年近くこの状態なので
慣れてはいるが、「声が出なくて大変ですね」とよく言われる。
しかし人間の身体はよくできていて傷ついた器官や手術時で摘出した
臓器でもほかの物が代用できることも多い。

来年72歳にになるが、本当によくここまで生きて来られたと思う
毎年あちこち骨折したり、軽い脳梗塞を起こしたり老化と共に
色んな病気も出て来る。92歳で特養ホームに入った母を見て
私の老後はどうなるかと危惧する私がいる。

大根、白菜室に入れる

2019年12月07日 | 日記
今日も一日曇り空で寒い。2回雪を被った畑の野菜たち。
大根、白菜を室に入れる。夫が急遽掘った手つくりの室だ。
私は畑の大根を20本掘り室に運んでもらった。室の中に
土を運びその中に大根を入れる。室の中は零下に下がることは
ないので凍らない。雪を被っただけでカリフラワーは色が変わった。
カリフラワーとブロッコリーを取って来て湯がいて夕食に食べた。
やはり取り立ては柔らかくて美味しかった。
畑にはキャベツとネギだけが残っている。キャベツとネギは
大雪にならないかぎり畑の中でも大丈夫だ。

国華園から届いたカサブランカを25球植えた。タキイの10球と
で35球植わった。カサブランカの球根は高いのでなんとか
冬を超えてほしい。チューリップも100球植えたので春が来るのが
楽しみだ。私が花苗や球根や花木を高い値段で買うので村の人たちは
呆れている。でも村の中が花で埋もれているのがいいとも思う。
枝垂れ桜、十月桜、クリスマスローズ、芍薬も村の空き地に植えて
20年、これらの花たちは枯れることもなく毎年咲いてくれる。


やっぱり雪に

2019年12月06日 | 日記
朝起きたら雪。佐々里峠は通れるか気になる。
今日は10時45分のバスに乗るので9時過ぎに
バス停近くの友人の家まで送ってもらう。
家の周囲は路面は積もっていないが峠の頂上に
近づくと5センチほどの積雪、なんとか友人の家に
たどり着いた。バスに乗って2時間、終着駅の出町柳は
曇ってはいたが雨も雪も降っていない。タクシーで府立医大
病院に行く。予約の1時半に診察。問診だけで10分ですんだ。
精算所は混んでいた。院外薬局で薬をもらう。

京都に住む従妹と友人が迎えに来てくれた。昼食を蕎麦屋さんで食べた。
京都の友人が母の特養老人ホームまで送ってくれた。
母は思ったより元気で痴ほうも出ていないようだ。足が動けないだけで話は
しっかりしていた。母の好物のお饅頭を持って行ったが、1個はすぐに食べた。
帰りたいとも言わなかった。100歳まで生きたいと何度も言ってはいたが
私も80歳近くになる。私の方が病気になるかもしれないなあ?
5時に夕食だそうなので帰って来た。

美山は寒くて畑や田んぼは雪を被り真冬の様なのに京都市内は
青空が広がっていた。でも京都も美山も寒かった。

今日は寒い

2019年12月05日 | 日記
一日中寒かった。ストーブを点けて炬燵に入り編み物をしていた。
なんとかパーツが全部編みあがった。後は袖付け、肩剥ぎ、前身頃と
後身頃を綴じる。今回のセーターはタートルネックにしたので、その部分も
も編まなければならない。しかし、明日と月曜日は京都の府立医大病院行きの
予約が入っている。日曜日と火曜日、金曜日と泊り客の予約が入っているので
暫くはできないだろう?

明日京都に行こうと思っているのだが、山間部は初雪になるかもしれないと
天気予報は出ている。佐々里峠は少し標高が高いのでここが雨でも雪になる。
雪による通行止めは16日となっているが、それまでに雪が降ると困る。
南丹市の中でも一番山奥の村である。ここは京都市の北部鞍馬に出るほうが
近くて便利なのだが、通行止めになるとぐるっと回って京都市に出なければ
ならない。それだけではなくて通行止めになるだけで、すごく大きな閉塞感を
持ってしまう。12月16日から3月15日までの通行止め期間は長くて不便だ。




熊が来たようで

2019年12月04日 | 日記
この所寒い日が続きます。朝から夫のお客さんが見えました。
我が家の応接間は茅葺き屋根の家の大台所です。
私は花を生け直しに行きお茶を出しました。
窓越しに柿の木を眺めていて、はっと気づきました。柿の木の
下枝が折られて幹は剥ぎとられていました。下には柿の実が
散乱していました。その下には大きな池があります。
「熊が来たみたいやで」と私が言うと「そうやなあ、熊かもしれん」
と夫は応えました。1カ月前にも食べにきていたのです。本当に
今年は山に木の実や山の動物たちの餌がないのかもしれません。
まだ上の方に柿の実が残っているので、次は猿が来るでしょう?

昨日下漬けした大根はもう水が上がりました。白菜はまだなので
重しをどけてビニール袋を敷いてその上に私が乗り両足で踏み込みました。
以前白菜の産地中継で、漬け込みの時に乗っていられたのです。
そうすると少しは傘が低くなります。それから再び重しを載せます。
明日水が上がればいいのですが。

白菜漬け、鰊漬けの準備

2019年12月03日 | 日記
午前中は雨が降ったり止んだりだったが、午後は曇り空になった。
私は畑に行き丸大根10個抜いて洗った。夫が隣村のHさんから白菜を
20株買ってきた。白菜は取りあえず10キロ漬ける。丸大根は乱切り
白菜は一株を4分の1に切る。大きな樽を2つ並べ入れていく、下漬けの
塩は3%なので300gずつ準備する。それぞれに塩を振り込み大きな重石を置く。
明日の朝水が上がればまず漬物は成功となるがそう簡単に水は上がらない。
明日の朝が楽しみだ。もし水が上がらなければ呼び水をする。下漬けは
10日間ほどする。それから本漬けになる。私は数年前からこれらの漬け物を
食べられなくなった。しかし、次男夫婦と夫が大好物なので作る。


夕方4株を隣村のSさんの家に運ぶ。山里の冬では白菜、大根は欠かせない。
我が家では大根は引き抜き大きな樽に土を入れた中に入れる。ネギも同じように
して保存する。白菜は新聞紙に包んで高い所に置く。畑に置いておくと
鹿や猪に食べられることがあるから。本格的な冬の準備の時だ。

小ぶりながらも美味しかった。

2019年12月02日 | 日記
一日中、雨が降ったり止んだりしていたが、暖かかった。
朝から夜まで編み物をして片袖がほぼできた。1枚の
セーターを編むのには時間がかかる。幸い教えてくれるNさんが
いるので、なんとか編めるのだ。本を見て段数表に増し目や
減らし目を記入して編めるようになったが、時々我流でやり
注意される。「おばちゃん流やなあ。次の時は分からな時
私に聞いてね」と言われる。1年に10枚ぐらい編めるように
なり、ベストやセーターは自分で編んだものはよく馴染む。

合間に畑に行ったり食事の準備をする。畑に行くとカリフラワー
が小ぶりながらもよくできていた。夕食に茹でてマヨネーズで
食べることにした。明日は丸大根を洗おう。
カリフラワーは美味しかった。もう少し大きくなっていれば
最高だが、苗を植える時期が2週間遅かったのだここは山間の
地域で晩秋になると一気に気温が下がり成長が遅くなるのだ。
カリフラワーは霜や雪を被り気温が下がると変色して美味しくなくなる。

師走になりました。

2019年12月01日 | 日記
今日から12月。なんと日にちの経つのが早いこと。
来年は子年。私の干支で72歳になる。60代を超えてから
1年の経つのは早いと感じる。体力の衰えも進む。
あと何年生きられるかと考えることも多い。

今朝は強い霜で畑の周囲の紫陽花の葉が枯れてしまった。
畑の野菜たちももう収穫しなかればならないだろう。
鰊漬けと白菜漬けの下漬けもしなければならない。
12月は冬迎えの準備で忙しいのだが、漬物を食べれなくなった
私は以前のようにたくさん作らない。鰊漬けは作る。
亡くなった父の大好物だった。酒のあてに毎晩鰊漬けの
鰊を焼いて美味しそうに食べていた。作り方を母から教えられた
わけではないが、試行錯誤で我が家流の鰊漬けになった。
畑の丸大根ももう抜ける。身欠き鰊も舞鶴の昆布やさんの
お兄さんが持ってきてくれた。来週天気の良い暖かな日に
丸大根を洗い漬けようと思っている。