ロシアの無人探査機「ルナ25号」は8月11日に打ち上げられ
8月19日に正常な軌道から制御を失い月面に衝突した模様。
この情報は、人類にとって非常にショックな出来事です。
それについて現在の宇宙状況をお勉強する必要があります。
きょうのテーマは「Space Debris」です。
宇宙ゴミ(スペースデブリ)とは軌道上にある不要な人工物体。
運用を終えた人工衛星や故障した人工衛星、打ち上げロケット
の上段で放出した部品、爆発や衝突により発生した破片等。
一般的に言われていることは、人口衛星の寿命は最長で
15年位だと言われおります。
現在地上から追跡されている10cm以上の物体で約2万個、
1cm以上は100万個、1mm以上は1億個を超えるそうです。
これらは現在未確認ですが衝突し、さらに破片が増加中。
これらの高度は、 2,000~36,000km の上空を起動中。
なんと速度は、とんでもない 時速 29,000kmらしい?
そこで、航空機は基本的には約3万3,000フィート(約1万m)
の上空を飛んでいますから衝突のリスクはほぼ少ない。
しかし、世界の人工衛星に激突するとGPS機能が正常に
働かなくなる可能性もあります。
なので、航空機・自動車・気象情報には影響がありそう?
従って、ある日突然にGPSが機能不全となり大きな事故に
繋がる可能性があるか?と思われます。
宇宙からの不完全燃焼の部品が地球上に落下する可能性も
ありますから相当に神経質な問題だと思います。
そう考えると、如何に人類は地上でのゴミ問題だけではなく
宇宙のゴミをどう処理するか?これは重大な問題です。
全く世界はこの地球を破壊する行動に出ていないか?
大いに疑問で実に愚かな積み重ねが見えてきそうです。
今世紀の脅威は宇宙からやってくる?