立てば芍薬座れば牡丹踊る姿は薔薇の花?

古希から喜寿へ向かうGrandmotherが、つれづれなるままにシニアライフをつづります。

落石岬灯台を訪れました。

2010-08-02 22:19:23 | 日記

 7月28日、根室市落石町にある落石岬灯台を訪ねました。落石岬一帯はアカエゾマツなどが自生する湿地帯で、国内では落石岬にしか自生しない「サカイツツジ」が5月下旬~6月中旬頃、小さな紅紫色の花を咲かせます。“落石岬のサカイツツジ自生地”として、国の天然記念物に指定されています。境(さかい)の名前は、旧樺太の日本領とロシア領の境に群生していたことに由来しています。
 旧電波通信所跡地付近で車を止め、1.2キロほどの距離を歩くと落石岬灯台に到着します。途中の湿地帯を横切るように高さ2メートルほどの木道が一直線に伸びています。水曜日ということもあり、往復の90分間に、行き交う人は誰もおらず、正に、二人だけの世界を堪能しました。途中で、こちらをじっと見つめる若い鹿と目があったり、木道の上にキツネが現れたりと野趣に富んだハイキングでした。