上村愛子選手、有終のV!

今月２７日、長野白馬４７ウインタースポーツパークで開催された、フリースタイルスキー・全日本選手権。この試合を最後に引退する上村愛子選手が２年ぶり８度目の優勝を果たし、有終の美を飾ってくれました。
ソチオリンピックでも見せた、得意技のバックフリップ。圧巻でした。
「最後の最後は気持ちよく滑りたくて、大きく飛んだ。最後に最高の滑りができてすごくうれしい」と上村選手は語った。涙はない。いつもの愛子スマイルで、２０年間のモーグル人生を締めくくられました。
ソチでやり尽くした満足感から３４歳で引退しますが、決して力が衰えたわけではありません。この日は、予選、決勝１回目も含め、３回の滑走とも１位と、強さと安定感は際立っていました。あのターンとエアが、もう見られなくなるのかと思うと、やはり寂しいですね。
上村愛子選手、本当に２０年間、感動をありがとうございます。お疲れさまでした。モーグルの面白さを教えてくださったのは、あなたでした。