珍しい湿原の植物
嬬恋の山小屋から1時間くらいのところに高峰自然休養林の一部に池の平湿原があります。
標高2000メートル近くまで車で行けるし、湿原にはいってからは板敷の道が整備されていて
歩きやすい。今年の植物は、湿原の水不足で、花の数、種類が最近減少しているそうです。
湿原の入り口に立派な看板があり、そこで湿原の地図が配られます。
湿原の入り口から木の板の道が出来て歩きやすくなってます。風景はなかなかです。
マツムシソウでこれは東京の花屋さんでも売っていますが野生の沢山咲いている風景は別の感です。
今の時期一番美しく、沢山咲いているはずですが、今年は少ないとのことでした。
有名な国定忠治が追っ手から逃れる時に隠れた岩がありました。
景色が良くここで休憩しました。
高山植物収集家のあこがれのコマクサがわずかながらありました。
コマクサを見て山を下りてくると湿原に池がありました。鏡池という名です。
最近数少なくなった蝶、キベリタテハがいました。濃いえんじ色の羽に金色の縁取りが美しい。
私の 手のひらに蛇の目蝶がとまって汗をすっていました。
ウスユキソウはアルプスのエーデルワイスの仲間でうすい毛におおわれています。
とても可憐なカワラナデシコから女子サッカー選手のイメージはでてきませんでした。
ここは、この湿原を守るためにいろいろ規制があって、池の平に行く道の通行時間が夕方5時
までとか、トイレは駐車場のトイレ以外完全禁止など、湿原を守るために地元で苦労している
ようです。