風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

3213)津波ひなんビル(大震災から107ヶ月)

2020年02月11日 | 東日本大震災
 言わずもがなですが、東日本大震災では東北から関東にかけての太平洋沿岸に大津波が押し寄せ、大きな被害をもたらせました。この大震災以降、「海沿いで地震に遭ったら高い場所に逃げよ」とより一層言われるようになったと思います。とはいえ、海沿いに高い場所がない場所も多々あり、そういう場所には「津波避難タワー」「津波避難ビル」が設けられています。

 どちらも避難先ではあるのですが、津波避難ビルは「津波が押し寄せたとき、地域住民が一時的に避難するための緊急避難場所として市町村によって指定されたビル(建物)」で、津波避難タワーは「津波が押し寄せたとき、地域住民が一時的に避難するための緊急避難場所で、数メートルから十数メートルの高さ(その場所の想定浸水深+2~4mが目安)のプラットフォームを持つタワー状の構造物。」とそれぞれ定義されています(by Hazard Lab)。

 津波避難ビルは公共施設のほか民間所有の施設が指定を受ける場合もあり、この場合は所有者と協定を結びます。単純に言えば「津波避難ビルは既存の施設の活用」「津波避難タワーは避難を目的に造るもの」ということでしょうか。



 先日静岡県静岡市清水区を訪れ海に近い道を歩いた際、通り沿いにあった津波避難ビルに指定されたアパートが目に留まりました。帰宅して同市のHPで調べたら、このアパートの3階から5階までの廊下、階段、踊り場に避難することができるそうです。看板には「津波ひなんビル」と平仮名交じりで書かれ、さらに4か国語が表記されていました。



 いつ起こるかわからないと言われている南海トラフ地震で、静岡県は最大10メートル超の津波に遭うと想定され、津波避難ビルは同県内に100ヶ所以上設けられていました。岩手県・千葉県でもそれぞれ設けられており、それぞれ県のHPで紹介されていましたが、載せ方はそれぞれでしたね。

にほんブログ村 ←岩手の情報はコチラ♪


2019/02/11の一品・・・2920)日本海溝海底地震津波観測網(大震災から95ヶ月)
2018/02/11の一品・・・2716)冬の節電再び(大震災から83ヶ月)
2017/02/11の一品・・・2482)奇跡の一本松(大震災から71ヶ月)
2016/02/11の一品・・・2234)山田線はどこへ行く-5-(東日本大震災から59ヶ月)
2015/02/11の一品・・・2024)この先4年間の選択(大震災から47ヶ月)
2014/02/11の一品・・・1781)山田線はどこへ行く-2-(大震災から35ヶ月)
2013/02/11の一品・・・1574)小山の岬(大震災から23ヶ月)
2012/02/11の一品・・・1227)あの日からの本(大震災から11ヶ月)
2011/02/11の一品・・・876)白河だるま市 2011
2010/02/11の一品・・・641)白河だるま市 2010
2009/02/11の一品・・・お休みでした
2008/02/11の一品・・・176)白河だるま市 前編

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 3212)房総ワンデイハイク 私... | トップ | 3214)白河だるま市2020-前夜... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

東日本大震災」カテゴリの最新記事