風景居酒屋 ごじゃ満開

2011年03月11日14時46分、東日本大震災発生
(since 2007/8/15)。

3246)房総ワンデイハイク 私的成田街道(44景目 薬師堂~成田山新勝寺)

2020年03月15日 | 千葉彷徨
 ちょっと前の話ですが、TVでサバの缶詰工場を映していました。大量のサバが熟練の手によってテンポ良く缶に詰められる様は圧巻でしたが、サバの買い付けから店頭に並ぶまでを考えると、最近値段が上がったとはいえ、1缶数百円で口にできるのはありがたいなと思いました。



 私的成田街道、薬師堂前から新勝寺門前までの坂道を下ります。薬師堂側はなかなかの急坂で、これまでと同様に沿道には店が並んでいます。


(古い建物も増えてくる仲町の急坂 -成田市仲町 2020/02/01-)

 この通りで人目を惹くのはやはりうなぎ屋ではないでしょうか。観光協会のHPによると昔から印旛沼のウナギは食文化として定着しており、それが参拝客のおもてなし料理として現在に至っているそうです。

 以前の職場では毎年正月、商売繁盛祈願で詣でていましたが、有名なウナギ店では食べるのに3時間待ちと表示が出ていました。さすがにこの日はそこまでは混んでいませんでしたが、ウナギを捌く様子を皆さん熱心に眺めていました。


(匂いでご飯が食べられるでしょうか? -同上-)

 蛇行する急坂が緩やかになり少し道幅が広くなると、左手に総門が現われます。開基1070年の記念事業で2008(平成20)年建立されたました。蟇股(かえるまた)には十二支の木彫刻が施されているそうです(by新勝寺HP)。


(狭い敷地にどっしり建つ総門 -成田市成田 2020/02/01-)

 境内に入ると正面に急な石段があり、その途中に仁王門があります、こちらは1831(天保2)年再建された、国の重文となっている建物です。正月など参拝客が多い時は本堂への登り一方通行となります。

 仁王門をくぐると亀がいる池を渡り、さらに急な石段が待っています。両側には船橋から幾度も目にしてきた供養塔・・ではなく、寄進者の名前が刻まれていました。


(仁王門と寄進碑 -同上-)

 再びの石段を登りきると広い境内が現われます。船橋駅前を歩き始めた時の目的地とした新勝寺境内です。1968(昭和43)年に建立された大本堂が出迎えてくれましたが、私の眼はすぐ右手の三重塔に向いてしまいました。1712(正徳2)年に建立された重要文化時です。大本堂に比べて色が豊かで、この日は特に青空に映えていました。


(写生にはもってこいの題材でした -同上-)

 再び目を大本堂に向けます。1月も終わったのに紅白の幕に囲まれていますが、これは毎年2月3日の節分会に向けてです。本堂から正面に舞台が伸びていますが、この上から横綱や著名人が豆を撒くのですね。大本堂の上から撒くと思っていたので、今さらながらの発見でした。


(新勝寺では「鬼は外」とは言いません -同上-)

 宗吾霊堂前から成田山新勝寺まで約5.4キロ、船橋駅前から39.7キロでの到着です。備忘的に残しておきます。
  第1日 船橋駅前~前原駅前     4.8キロ
  第2日 前原駅前~大和田駅入口   7.9キロ
  第3日 大和田駅入口~臼井1号踏切 8.6キロ
  第4日 臼井1号踏切~佐倉美術館  4.6キロ
  第5日 佐倉美術館~宗吾霊堂    8.4キロ
  第6日 宗吾霊堂~成田山新勝寺   5.4キロ  合計39.7キロ

 歩き方もお披露目の仕方もちょっと小刻み過ぎでしたかな?お付き合いいただきありがとうございました。



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