1794)京都のお約束(18景目 東福寺通天橋)

　「平和の祭典」と言われる五輪ですが、今回の開催地だったソチ（露西亜）に近いウクライナでは五輪期間も激しい内紛が続いていました。４年後の冬季五輪はお隣り韓国の平昌（ピョンチャン）で開催予定となっています。１年後すら不透明な世界情勢が４年後どうなっているか予想もつきませんが、名実共に平和の祭典であってほしいものです。



　京都定番観光、いよいよ（ようやく？）最後の訪問先である東福寺です。これまで市バスのお世話になってきましたが、東福寺へはＪＲ奈良線でひとつとなりの東福寺駅で下車しました。

　駅から徒歩10数分で着いた東福寺は、奈良最大のお寺だった「東大寺」と「興福寺」から１文字ずつ取って名付けられたそうです。創建は1255（建長７）年、19年の年月をかけて造られました。

　９時過ぎに着いて最初に訪れたのは「通天橋」でした。この日最初の観光客だったようで、奉仕員が少々慌てて橋への入口を開けてくれました。

　通天橋は本堂から開山堂への渡り廊下ですが、橋の中央から眺める三ノ橋川が刻む渓谷「洗玉澗（せんぎょくかん）が美しいと案内本にはありました。この時間帯は日もまぶしく、木々も色を失っていましたので、今ひとつ美しさを実感できませんでしたが、通天橋自体に「絵になる」ものを感じました。


（絵になる朝の通天橋　－東山区本町 14/01/13－）

　冬の朝ということもあり空気が張り詰める中、誰もいない通天橋を丁寧に掃く奉仕員、平日朝ならではのシーンでしょうか。

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