3383）千葉彷徨 外周の車窓（４景目 佐原～銚子）

　昨日の地元紙朝刊で、昨年９月からフランスへ長期出張し27日に帰国した、岩手県在住者が新コロに感染したと報じていました。感染は検査実施の都道府県の件数とされるので、この方は県内感染者とはなりませんでしたが、夕刻ＴＶを観ていたらニュース速報で県内在住者の初感染が報じられました。最近通勤時にマスクをしていない人が増えてきたように感じていましたが、感染者のうち１名は盛岡在住のようですから、今日からはまたマスク姿が増えるかもしれません。地元紙も大きく取り扱うことでしょう。



　「外周の車窓」の続きは佐原駅からです。すっかり小江戸として有名になった香取市佐原ですが、ユネスコ世界無形文化遺産に登録されている「佐原の大祭」も有名です。７月は本宿地区の八坂神社の祇園祭、10月は新宿地区の諏訪神社の秋祭りとして開催され、東京から臨時列車も運転されます。


（2017年、雨中の秋まつり　－香取市佐原 2018/10/15－）

　佐原の大祭の秋祭り（10月）は2017・2018年と観に行きましたが、どちらも天気がよろしくなかったことを覚えています。今年７月の祇園祭りは新コロで中止になりましたが秋祭りはどうなるでしょうか・・。


（2018年の秋祭り　－香取市佐原 2018/10/14－）

　さて、成田駅から乗ってきた銚子行ですが、乗降が済むとすぐに佐原を発車しました。隣りの香取駅で鹿島神宮へ向かう鹿島線が分岐し、続いて東関東自動車道をくぐります。一段高い所から飛び出してきた高架橋が利根川を渡っていきます。


（香取駅～水郷駅間　－香取市大倉 2020/06/14－）

　佐原からの車窓は左に水田、右は下総台地のへりらしき高台が続きます。利根川からは遠からず近からずの距離ですが、その流れは見えません。


（小見川駅～笹川駅間　－香取市阿玉川 2020/06/14－）

　この時期らしい車窓が続きますが、一方で車内は駅ごとに閑散としていき、東庄町に入った頃の我が車両はご覧のとおりでした。


（下総橘～下総豊里間　－2020/06/14－）

　銚子市に入り下総豊里駅に着くと、ようやく？彼方に利根川が見えました。晴れていれば青空と利根の流れと今と違った姿で見えたのでしょうから、ちょっと残念です。


（下総豊里駅にて　－2020/06/14－）

　銚子まではあと15分です。



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