
家の庭の紫木蓮
香しい匂いが漂ってきます。

私は柿が好きです。
(季節はずれだけど、今日ある方のとこで干し柿の話題が)
生も美味しいけど、干し柿がすごく好き

毎年、秋になると渋柿を買ってきて、たくさん干し柿作りを

干し柿を見ると、亡き義母の事が思い出されます。
2年半前に95歳で亡くなった義母
85歳の秋までは畑仕事も、自転車にも乗り、家事もこなしていました。
体調を崩し、10年近く、家で介護をしていました。
1年余りは施設に・・・。
晩年はとても穏やかで、何をしても
「ありがとうさま」と
認知症だっけど、私の事だけは亡くなるまでわかっていました。
面会に行くと、私を目ざとく見つけ、にっこり笑って手を振って「お母さん」
私を名前でなくそう呼んでいました。
そんな姿が忘れられません。
もっと優しくしてあげたら
もっと美味しいご飯を作ってあげたら
もっと・・・
そんな思いが今も残ってて、今こうやって綴りながらも涙がこぼれてしまいます。
漬け物や煮物、裁縫に、料理
何でも上手な義母
認知症だったけど、何かできることをと思い
一緒に干し柿用の柿の皮むきや、取り込んだ洗濯物の畳み方や、(几帳面ではしはしをきっちり合わせ、手アイロンで)
朝顔の種とりや(グリーンカーテン)
頼んでしてもらっていました。




丁寧に、ヘタもきちんととって
でも最後には厚く皮を剥いてて
疲れたんだな~
「もういいよ、おばあちゃん」
実の親よりも2倍以上も一緒に暮らし、いろんな事があったけど感謝しています。
普段の何気ない写真をたくさん撮りました。
その中の1枚(私が好きなおばあちゃん)を遺影にさせてもらいました。
・・・・で
干し柿
まだ乾ききってない、渋みが抜けた柔らかい状態のが大好き
干されてる時、よく味見をします。(熊に食べられた!!と家族は大騒ぎ)
そのやわやわの状態の柿のヘタを取り冷凍保存

冷凍庫から取り出し、自然解凍を
夏に塩漬けしてた赤紫蘇を巻いて、和菓子風に
義母は,カメのようなものにぎっしり詰めて,砂糖もたっぷり、お正月の来客用に出していました。
私は砂糖は使わず、塩抜きした赤紫蘇を自然解凍した干し柿に巻いて食べます。
干し柿の自然の甘さと紫蘇の塩加減が混ざって

実家の父が大好きなんです。
後残りは完全に乾かして白粉を吹かせ、大晦日に、鏡餅と一緒に飾ります。
干し柿をラム酒に漬ける~そんなブロガーさんの記事を読んで
私もラム酒がなかったので、硬くなった干し柿を刻んで、以前仕込んだ何年ものかの花梨酒に漬けてみました。
今回はこんなブログになってしましましたが・・・
義母がよく歌っていた歌
「北国の春」高音が良く出ていました。
北国の春 千昌夫
この曲も
岸壁の母 - 二葉百合子
母は来ました 今日も来た
この岸壁に 今日も来た
とどかぬ願いと 知りながら
もしやもしやに
もしやもしやにひかされて

お話を聞いていると、とてもよくお世話をされたと思います。
お義母さまも、よくわかっていらして
「ありがとうさま」と、おっしゃったと感じました。
私の父も、よく、干し柿を作って送ってくれました。
乾ききる前の、しっとりした干し柿が、私も好きです。
色んな食べ方があるんですね♪
干し柿、たくさん作られていたんですね。
そして、塩抜きした赤紫蘇を巻いて食べるという食べ方。
これは、もう上品な和菓子ですね。
お写真の干し柿もとろけるようです。
色々な食べ方、そして大晦日に鏡餅と一緒に飾るという文化にも
触れることができました。
まだまだ知らないことばかりです。
りりんさんの丁寧な暮らしぶり、見習いたいと思います。(^-^)
コメントありがとうございます。
ここ3年、干し柿作りは私一人でだったので、柿の皮を剥きながら、いつも義母の事を思い出しています。
認知症で今日が何月何日かもわからないのに、私が面会に行った時
「きのう、私の誕生日だったの」そう言ったら
「お母さんの??うんと11月〇日」
私「なんでわかるの!!」
そんな思い出も
義母が残した日記には、3日に1度は私の名前が書かれてました
介護してた時は私自身も苦しかった事があったけど、今はやっぱりもっとああしてあげたかった、そんな思いです。
k‐24さんのお父様のブログも最初の頃読ませていただきました。
筍や故郷の食材を送ってくださったのですね。
干し柿もですか。
子供を思う親心ですよね。
そうなんです、しっとりした干し柿
美味しいですよね。
柔らかいうちに冷凍保存
それを知ってから、毎年してるんですよ。
コメントありがとうございます。
干し柿、秋になると渋柿を探すところから始まるんです。
今高齢化が進んで、柿が実っても収穫できないままの木が多いんですよ。
干し柿用に、枝を残して処理するのも手間がかかるみたいです。
去年は大きな柿をゲットできました。
この写真のは、冷凍のものを半分に切って紫蘇を巻きました。
トロリ加減が美味しいんですよ。
この作り方も教わったわけでなく、義母がツボに入れて作ってたな~そんな記憶から、私もやってみたんです。
昔は砂糖は貴重なものだったから、義母世代は砂糖たっぷり、和菓子感覚だったのかもです。
>大晦日に鏡餅と一緒に飾るという文化
干し柿と、栗とみかん、後はふのりもかな。それを何か所かに供えます。
実家でもそうしてたので、違和感なく私も嫁いだ先でしてました。
そういう文化も、省略されたりするとこもあるけど、私ができるうちはそういう慣習とかやれる範囲でしていこうかなと
義母がやってた事を真似てるだけなんですけどね。
そういえば、剥いた柿の皮を干してて、沢庵漬けに一緒に入れるんです。
自然の甘みで沢庵漬けが美味しくなるんです。
嬉しいです
私にも6年前に亡くなった夫の母が
いましたが、一緒に生活した事なかったので・・・
干し柿、私も好きですが、夫が大好きで
ご近所さんからいただいたのを毎年干してます
やはり渋が抜けたばかりの柔らかいのが
美味しいですね
同じく冷凍にしてますが、自然解凍だと
どんなスイーツにも負けない美味しさが
ありますね
お義母さんも天国でこのブログを読んで下さっていると思います
北国の春や岸壁の母、名曲ですね(^^♪
コメントありがとうございます。
介護してる時は、別世界のこのブログが息抜きの一つの場所、そんな想いだったのですが、最近は心情を吐露することもできるように。
それもかこさん始め、同世代の女性の方々との交流が大きいかと思います。
6年前にご主人のお母さまが・・・
そうでしたか
干し柿、美味しいですよね。
ご主人の好物なんですね。
k市の干し柿有名だけど、高価ですよね。
かこさんも手作りなんですね。
そう、渋が抜けた柔らかいのが一番私も好きなんです。
やっぱり冷凍されてるのですね。
あとは、さわし柿
焼酎をヘタに漬けてビニールに入れておく
ちょっと見ないと、柔らかすぎになったりで。
義母がそんな柔らかなのが好きでしたね。
今朝のお供え膳の、壺椀にこの紫蘇の干し柿を添えました。
「北国の春」を米寿のお祝いの時に義母が歌った動画が残っています。
高音のキーが素晴らしいです~🎶
柿の話と聞いて、さっそく反応してしまいました。(笑)
実は私も柿が大好きなんです。特に富有柿が好きなんですよ。
毎年岐阜県の親戚で採れたものを送ってもらっています。
干し柿も好きなのですが、値が張るので正月に食べる程度です。
お義母さまとの思い出、とても素敵なお話ですね。(^.^)
10年もの長い間、りりんさんがお世話をされたようですが、
辛いことよりも、楽しい思い出が多いのは、お二人の関係が
とても上手くいってたのでしょうね。
文面からお義母さまと、りりんさんのお人柄の良さが窺えます。
だから、最期までこのような良い関係でいられたのでしょうね。
コメントありがとうございます。
柿に反応して下さったのですね
柿が大好きな人がいて私も嬉しいです。
富有柿ですか。名前は知ってますが、高級品ですよね。
こちらのスーパーで売ってはいないかな。
岐阜県のご親戚から~いいですね。
秋の楽しみの一つですよね。
生の柿はカリっとした少し硬めが好きなんです。あ~食べたくなりました。
丁寧に読んでいただいてありがとうございます。
今までここでは音楽関連の話だけで、ここ最近こんなプライベートな事も綴ってしまいました。
介護そのものは辛くはなかったのですが、仕事を辞め、まわりの人と比べてしまう自分が嫌でした。
認知症になると性格がガラッと変わり、乱暴になったりする話も聞くのですが、義母は全くそんなことはなく、むしろ穏やかに柔らかくなったんです。
若くして嫁ぎ、娘ができたみたいと、亡き義父が、それはそれは私を面倒みてくれました。
義母が姑として意見しようとしても、むしろ義父から義母が叱られたそうです。
そんな話もここ最近知りました。
書き始めると止まりません・・・