ブロ友さんが書かれたレビューを読んで、読んでみたい
そう思って即ネットで購入
先週3日ほどで完読~今は実家で父が読み、その後は妹の手に行く予定
津村記久子著『水車小屋のネネ』
身勝手な母とその婚約者から逃れ、山間の町にやってきた十八歳の理佐と八歳の律の姉妹。そこで出会ったのはさまざまな年代の人々と、おしゃべりなヨウム、ネネだった──。
1991年、2001年、2011年、2021年と10年のその時々の二人を見守る人たちとの関係
ささやかな親切を併せ持った人たちと暮らし助けられ生きてきた律
「私はもらった良心でできている」と言えるように
そしてヨームのネネの存在
ちゃんと理解して会話もできる賢いヨウム
音楽が好きで、水車小屋で見張りの仕事をしながらプロコル・ハルムの『青い影』やクリムゾンの『風に語りて』、レッチリの『ギヴ・イット・アウェイ』も歌います。
ラジオから流れた曲を覚えたり、守さんが好きな曲をカセットテープに吹き込んで
それも完コピで(^^♪
かなりマニアックな選曲だな~って
『青い影』は知ってるけど、後で他の曲を調べたり
娘のレッチリ(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)のCDがあったはずだな~と
マフィアの重大な秘密を売ろうとして惨殺された一家から男の子フィルを助けた中年女グロリア。
しかし問題の秘密はフィルが持ち出していたことを知ったマフィアは少年をかくまったグロリアをも狙い始める。
子供嫌いなグロリアは生意気なフィルを見捨てようとするが、次第に母性本能が芽生え必死になってニューヨークを逃げまわるが……。
ジョン・カサヴェテス監督
主演ジーナ・ローランズとは夫婦なんだそうです。
まずジーナ・ローランズがかっこいい、大胆不敵、肝が据わってて
ジーナ・ローランズは当時50歳とは思えない色気と美しさ
逃亡してる時も、高級だと思える洋服を着こなし、ハイヒール姿
カリスマ性に溢れてる女性
脚の美しさには女性の私でさえ眩しい
アクションしててもまず上品、スカートの裾が翻ったりせず
グロリアとフィルは、タクシー、バス、地下鉄を乗り換え乗り換え、狭いニューヨー
クの街を逃げ回る。
追いかけるマフィア。
肝が据わってるグロリア、これには過去があったのですが・・・。
逃亡先のマンションで、料理などしたことがないであろう彼女が、フィルのために朝食を作ろうと目玉焼きを
それがフライパンにくっついて上手に作れず、フライパンごとゴミ箱に捨てたグロリア
いや~破壊力抜群
逃亡中のある日、グロリアがフィルに「私が(あんたの)ママになるって話は...?」と何気ない素振りで問いかけると「ママになってもいいよ。(僕の本当のママは死んじゃったし、グロリアは)僕にとってママで、パパで、家族で...親友で...恋人でもいいよ!」とフィルが答える。グロリアは「親友がいいわね。」
もし3時間以内に帰ってこなかったら1人でピッツバーグへと行くようにと告げ、グロリアは単身でマフィアのボス、タンジーニの元に向かうことに・・・
果たしてグロリアは無事だったのでしょうか
感動のラストシーンです。
Gloria - End sequence
あのフィルがグロリアと認識した時の喜んだ表情
母親を見るというより恋人に再会したような、そんな顔にも見え
抱き合ったその時はやっぱり子供の表情
ほんとのグロリアに逢いたく変装してた、帽子やグレーのヘアピースを投げ捨て
グロリアの美しいブロンドの髪が波打つ・・・・
音楽はビル・コンティ
ジャズをベースにしたスリリングでもありサスペンス調でもあり
Gloria (Bill Conti) - 04 Gloria and the Boy
何度も観たくなるホントにいい映画でした。
ジーナ・ローランズ
この映画にも出ていますね。
君に読む物語(予告)
【予告編】ジョン・カサヴェテス レトロスペクティヴ リプリーズ
他の映画も観たくなりました。
グロリアと言えば
車ありましたね。
グロリア(Y32)前期CM
こんな曲も
GLORIA/ ZIGGY(同級生OP)
柴門ふみ原作のドラマ『同・級・生』
1989年のフジテレビ月9のドラマのオープニング曲
ZIGGYというバンドが歌う「GLORIA」
再読するのに、図書館で借りました。
時代を、今を生きるという行為には幾多の想いも綴れますね。
哀れみや同情は真平です。
心が通じ合える相手には、抱きしめて貰いたい。
その腕に抱かれて、息絶えたい。
愛することの非凡さにも、深い感動でした。
臨場体験するのも、宇宙からの訓えです。
音聞かないでジャケットで購入したアルバム・LPでした。
音・音楽は最高も新品の輸入盤キズキズだらけで日本盤買いなおしました。
2月なのにこの陽気薄手のパジャマでくつろいでます。
コメントありがとうございます。
毎日新聞に連載されてたと、後に知りました。再読したくなるような本だったのですね。
今の時代で起きてるベースが背景にもありますよね。
>心が通じ合える相手には、抱きしめて貰いたい。
その腕に抱かれて、息絶えたい。
そんな風にも感じられたのですね。
対人間のありかた、あくまでもフラットで踏み込まず信頼し合う
そんなやわらかな関係が見えてきた小説でした。
コメントありがとうございます。
そう、キング・クリムゾンですよ。
その曲を歌ってくれるヨウム
https://www.youtube.com/watch?v=UlKrH07au6E
それも声も同じように、びっくりです。
親近感わきわきですよね。
あのジャケットはインパクトありましたよね。
ジャケ買いするお気持ちわかります。(^^♪
でも傷いっぱいでしたか。
今日は東京23度くらいになるとか。
もう春物でいいですよね。
こちらは昨日とうって変わって肌寒いです。
「グロリア」の方が圧倒的に好きです。
また来ますね。。。。。。
コメントありがとうございます。
リュック・ベッソン監督作品『レオン』(1994)もこの『グロリア』の影響を受けている、そういろんなところで語られていますね。
『レオン』も以前観たけど、物語の設定は似てるけどやっぱり違いますね。
音楽は素敵だったけど。
やっぱり『グロリア』圧倒的に好きな映画でしたか。
ほんと、いい映画だと思います。
コメントありがとうございます。
『グロリア』お好きな映画でしたか
そうですよね、1999年のリメイクされたmものは、シャロン・ストーンが主演したものですね。
写真では見たのですが、もうだめでしたね。
肌の露出が多めの衣装
ジーナローランズの隠れた色香とは全く違いますね。
監督であるご主人の作品にも数多く出演されてますね。
自分たちで製作費を捻出するインディペンデントの映画作りを続けた監督でもあるそうですね。
日本でいう新藤兼人監督と乙羽信子に似てると書かれてた方も
最初はグロリア役、バーブラ・ストライサンドに打診したとか。
でもジーナ・ローランズで大成功でしたね。
どうぞまたいらしてくださいね(^^♪
そちらに返事を入れさせてもらいました。
本当に嬉しく感じています。
取り寄せてみました。到着したら読んでみますね。
「風に語りて」は、以前、自分の所でも書きましたが、
ジュディ・ダイブルのボーカルのバージョンも存在します。
これはこれで、いい味が出ているかと。
https://www.youtube.com/watch?v=vXiWbV0d2w0
「グロリア」の映画は知らないですが、
どちらかというと、ジギーよりはヴァン・モリソンがいた
ゼムが思い浮かびます。
そしてドアーズのカバーが印象的です。
https://www.youtube.com/watch?v=0QfufrqH8gA