感謝は去り際に。

先週の始め。

前職の同僚からメールがあり、
とても驚きました。

3人居る部長さんの一人が退職するので送別会が金曜日にあると。

えええええっ！！

この部長さんとは６年ご一緒した部長さん。

実はわたくしが派遣社員としてこの部署に入ったのは６年半前。
当時は、部署になったばかりの新規事業の部署でした。

そしてわたくしが辞めるのと同時に、この部署は本社のある所から
住宅を主に扱う、系列会社の部署に部署ごと移動、さらに場所も千里中央になりまして。

それから二ヵ月後・・・

勤続２８年の部長が退職。自分から選んで別会社に就職されることに。

何だか感慨深いですね。複雑と言うか。

まだ４０代後半の方で、お子さんもまだ中学生と高校生、
お家も一戸建て。

大手企業を２８年もの長きに渡って勤めて退職される。

ある意味相当な覚悟がいったのではないかと。

辞める際に、いろんな人からメールを戴いて、そのうちの何人かのメールに対して
感動して仕事中にも関わらず涙した事もあったと。

家族を支え、新たなる世界へ足を踏み入れる。

事情は様々あるかとは思うのですが、やっぱりとても勇気のいることだと。

送られた花は、ヒマワリが主役の花束。

笑顔が似合う、まさに向日葵の花のような部長さんでした。

もう一足早く離れたわたくしが言うのも何なのですが・・・

何だかとても寂しくなります。

ただ、みんなが話していたのは「これからも繋がっている」ということでした。

東京に居るほかのメンツも、大阪に居るメンツも。

「空間ＤＮＡ」は繋がっていると。

以前から変わらず思っている事なのですが、本当にいい部署に所属していたのだなぁ・・と。

それは他の皆さんも口々に言い、感じていることで、
個性は色々で、合う時、合わない時、対立はあれど、いい意味でバランスが取れていたと。

何だか少しづつ、同じ道を歩いていた人たちが、実はシッカリ自分の道を
歩いているんだなと感じる瞬間でした。

ｓ部長、離れても繋がってますよね。

また飲みに行きましょうね！

そして自分もまた、シッカリ自分の道を歩いているんだよ。

止まっているように感じてるときでさえ、

実は少しづつ、進んでいってるんだよ。

そんなことを感じた送別会でした。

そして改めて、この部署に感謝したすこっちでした。