リプトンと言えば。
迷わず「イエローラベル」と答えてしまう程、日本では
言わずと知れた、お馴染みのリプトン紅茶。
昔はよく、100パック入りリプトンを買って
飲んでいたのですが、最近はとんと買わなくなってしまい・・・
飽きたのもありますが、美味しいと思わなくなったと言うのが
正しいかも・・・。
最近もっぱら、日東紅茶100パックを買う事の方が多く(笑)
あとは他の銘柄に移行してしまいました。
日東紅茶は渋みを押さえて安定の飲みやすさですから、
がぶ飲みできますし、そこが魅力でもあるかな・・。
今、リプトンを口にするといえば、紙パック入りのリプトン紅茶
かも知れません。(最初紙パックの味がしてビックリしましたが、
改良されたのか、自分が慣れたのか、紙パック味は感じなくなりました。)
そんなリプトン離れの昨今ですが、久々に「正統派」のリプトンを
呑んでみたくなり、リーフを購入。
まずは基本の、エクストラクオリティ・セイロン・リーフティー。
ここで少々リプトンの歴史おば。
トーマス・リプトンは19世紀にセイロン(スリランカ)の
ウバ地区の茶園を買い取り、リプトン茶園を作り、
世界にリプトン紅茶の名を轟かせることになるわけですが、
何と1代で血は途絶えてしまいます。
何とも残念ですね。
しかし、世界三大紅茶といえば、ダージリン、ウバ、キーマン
と並ぶわけですが、この「ウバ茶」をここまでの銘茶にした
キーパーソンは、紛れも無くトーマスリプトンということに。
熱い思いを持ち、紅茶作りに力を注いだリプトンの思いは、
1代で途絶えた今も、この紅茶が伝えてくれる事でしょう。
そんな背景に思いを馳せて飲む一杯は、また違った味に
感じるかも知れませんね。
因みにウバ茶は、イギリスではミルクティーで親しまれる事が
多いのですが、
今回のリプトン青缶は、日本仕様にブレンドされた缶で、
ハイグロウンティーの代表格であるヌワラエリヤがベースの
ピュアセイロンティー。(ウバもハイグロウンティです)
香りの高さが自慢の1品だそうな。
まだ残っている茶葉もあるから、それが終わったら
・・・・・これから飲むのが楽しみの一品です。