マナー教室・マナーズ向上研究会&江戸の良さを見なおす研究所 あねさま講

当会は、毎日の暮らしに役立つ現代マナー講座と江戸人の知恵を現代に生かす講座を開催しております。

青娥の会☆月に祈りを・・

2010年09月15日 | 日記
こんにちは。
青娥の会のアオちゃんでございます。

今日は月についてお話しいたしますね。

今年は、

9月22日は十五夜 中秋の名月(芋名月)
10月20日は十三夜(栗名月・豆名月)

ですね。

いずれも収穫に感謝する農耕行事です。
では、何故月に向かって感謝するのでしょうか。


古来から「花鳥風月」といわれるぐらい、月は美しさの象徴でした。
やがて、神秘さに祈る対象にもなりました。
昔の人は月の満ち欠けにも神の力を信じたことでしょう。


暦はもともと陰暦(月が基準)でした。
それにあわせて田畑、農耕します。
潮の満ち引きだって、月が関係しておりますね。


月は、人間の生活と深く密接に関連しているのです。
月と歩調を合わせるように、人間は暮らしてきたのです。


お米や野菜がとれないと大変なことになります。
私達の生きる糧-食べ物-がなくなります。
それは私達の命にかかわる重大なこと。


ですから、食べ物を食べて生きるすべての人間は、収穫に感謝するのです。
田植えの時期に天皇が田植えをなさるのをご覧になったことありませんか。
稲刈りもなさると思います。

日本はもともと農耕民族です。
日本人として神様に、
「収穫、豊作、来年も豊穣でありますように。」
と十五夜の月に祈るのです。


青娥の会-せいがのかい-
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