マナー教室・マナーズ向上研究会&江戸の良さを見なおす研究所 あねさま講

当会は、毎日の暮らしに役立つ現代マナー講座と江戸人の知恵を現代に生かす講座を開催しております。

マナーズ向上研究会について

神奈川県高座郡寒川町にて開催しております。 (八方除けでご利益のある神社、パワースポットとして有名な寒川神社が鎮座されている町です。) お気軽にお問い合わせくださいませ。 詳細はNTT iタウンページに掲載の マナー教室・マナーズ向上研究会をご覧くださいませ。 https://itp.ne.jp/info/141950031161460160/ 電話・FAX 0467-74-8444

講座のご紹介

・マナーとは・お正月の準備・身だしなみ・お付き合い・和食のマナー①・和食のマナー②・洋食のマナー・手紙のマナー・訪問のマナー・おもてなし・贈答・節目のお祝い・年中行事・公共のマナー・家庭でのマナー・言葉遣い・敬語・弔事①・弔事②・結婚①・結婚②・職場のマナー(基本)・プロトコール

江戸人の知恵を現代に生かす講座

伝承されてきた江戸生活の方法(しぐさ)。どんな生き方、考え方をしていたのかを勉強します。

魔法のふろしきラッピング

昔ながらの包み方はもちろん、おしゃれな包み方がいっぱい!!

スカーフで楽しむワンランク上のお洒落

タンスで眠っているスカーフがよみがえります!!

青娥の会☆もったい大事

2011年10月14日 | 日記
こんばんは。
青娥の会のアオちゃんです。

先日、山形県米沢市を旅行してきました。



何十年ぶりで、上杉神社に立ち寄りました。



お天気に恵まれた連休とは言え、あまりの人の多さに驚きました。
車も県外ナンバーが目立ちましたよ。
神社そのものはこじんまりとしていますが、凛とした風格、威厳の高さは感じられました。
お参りするのに並ぶことは、初詣以来のこと。
やはり、心を静め、手を合わせてお参りをすると、神聖な気持ちになりますね…




昼食は米沢名物のひとつ、鯉料理をいただきました。
鯉の煮付け、鯉の洗い(お刺身)鯉の燻製、鯉の卵のゼリーなど美味しくいただき、幸せな時間でした。
しかし、意外なことに気がついてしまい、少し複雑な心境に…
神社の掘りに泳いでいた鯉たちは、人間が近づくとどんどん寄ってきましたが、鯉料理のお店の生け簀の鯉は人が近づくと向こうの端に固まって逃げていくのです。
鯉も何かを感じ取っているのでしょう。
私達人間は生きるために、大切な「命」をいただいて、自分の「命」をつないでいることを、改めて知らされました。

江戸しぐさに「もったい大事」という言葉あります。
もったいないから大事にしましょうということです。
昔は、新しい浴衣はよそ行きに、古くなったら寝巻きに、おむつに、雑巾に、そして火にくべる、その灰すら無駄なく利用しました。
食べ物にも、そして品物にも「命」があります。
大事に無駄にしないようにしなければ・・・・と考えさせられた一日でした。


青娥の会-せいかのかい-
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青娥の会☆読書の秋

2011年10月06日 | 日記
こんにちは!
青娥の会在籍生のみどりです(^.^)

10月に入り、金木犀のいい香りがしてきました。
秋は過ごしやすい季節で、いろいろなことにチャレンジしたくなる季節ですよね!
私の場合ですが、今年の秋は読書に力を入れることを決めています。
本を読みたいな・・と思いながらも、毎日の忙しさに後回しにしがちでしたが、自分を豊かにするためにも、眠る前のちょっとした時間に読書をしています。

今読んでいる本は小山明子さんの「パパはマイナス50点」です。
小山明子さんは、大島渚監督の奥様。
大島監督の病に倒れてからと、日々の介護の様子を綴ったエッセイです。

なぜこの本を手に取ったかというと、以前にテレビかラジオで聞いた小山さんの言葉が印象深く、ずっと心に残っていたからでした。
「愛情!、愛情!と言ってやっています。」
確か、このような言葉だったと思います。

体が弱まり介護が必要になれば、鼻をかんだり、痰を排出することが難しくなります。
そのようなとき、小型の掃除機のような器具につないだカテーテルを口や鼻から入れて、吸い取るのですが、これが見ていてとても辛い・・・。
私もその様子を見たことがありますが、患者さん側は苦しそうで、涙を浮かべている時もあるほどです。
でも、これは必要なことなので、やめるわけにはいきません。
それを小山さんは、
「愛情!愛情!」
と言いながら、この作業をご自宅でしているそうです。
私はこの「愛情」介護をどうしてできるのか、とても興味がありました。

そして、この本を読み、分かりました。
夫婦の愛情が強いのだなと。
毎日続く介護は、想像する以上に大変で、精神的に苦しいものですが、
長い夫婦の歴史で育まれた愛情で乗り越えてらっしゃるのです。
女優という華やかな仕事を辞めて、介護に専念する一途さも素敵だなと思いました。

それに、小山さんのエッセイに登場する大島監督は、とても優しい旦那さま。
私の持っていた大島監督のイメージが一瞬でどこかへ行ってしまいました。

もう少しで本を読み終わってしまいますが、素敵な御夫婦に出会ったような気持ちです。

私達夫婦はこんな夫婦になれるかな?
・・・もっと頑張らなければならないかもしれません!


青娥の会-せいかのかい-
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