こんにちは
さてさて、今回のマジック講座は前回の続きです。
「プレインズウォーカー」にのみ適用されるルールを見ていきましょう
まずは、「忠誠カウンター」の増減から見ていきます。
前回の記事では、プレインズウォーカーの起動型能力を使用するときに「忠誠カウンター」を増減させるというお話をしました。
実はそれ以外にも「忠誠カウンター」を増減させる方法があるのです
それは「プレインズウォーカーへ攻撃する」ことです
実は、プレインズウォーカーといえども万全の神ではありません。
クリーチャーで相手のプレインズウォーカーを攻撃することが可能なのです。
では、どうやって攻撃すればいいのか?
それはとても簡単
普段の攻撃と同じように攻撃クリーチャーを指定します。
そして、その時に「プレインズウォーカーにアタック」と言えばいいだけなのです。
ちなみに、プレインズウォーカーへ攻撃するかどうかは攻撃クリーチャー毎に選択できます。
つまり、2体のクリーチャーA・Bで攻撃する場合は「クリーチャーAはプレイヤーへ攻撃、クリーチャーBはプレインズウォーカーへ攻撃」と、分けることも可能です。
そして見事攻撃がプレインズウォーカーへ通ればダメージを与えることができます。
この時受けたダメージは「忠誠カウンター」で計算されます。
例えばこのような場合を考えてみましょう。
プレイヤーA:「忠誠カウンター」が3個乗ったプレインズウォーカーをコントロールしている。
プレイヤーB:パワーが4のクリーチャーでプレインズウォーカーを攻撃。
この場合は、「3(忠誠カウンター) - 4(パワー) =-1 」となり「忠誠カウンター」がゼロになった為、プレインズウォーカーは墓地へ送られることになります。
ダメージの計算は通常と同じように行われるので大丈夫ですね。
ダメージを受けて忠誠カウンターが0以下になる場合以外にも能力を起動して墓地に置かれる場合もあります。
例えばこんな状況。

プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」に忠誠カウンターが1個乗っている状態で2番目の能力を起動する。
このような場合もプレインズウォーカーの上に乗っている「忠誠カウンター」が0になるために墓地に置かれます。
もちろん、以前の講座「スタック」で学んだ通り「ジェイス・ベレレン」は墓地に置かれますが能力は発揮されます。
プレインズウォーカーは上に乗っている「忠誠カウンター」が無くなってしまったら墓地に置かれるため、こんなカードもプレインズウォーカー対策に使えます。

「吸血鬼の呪詛術士」
もう、プレインズウォーカーの「忠誠カウンター」の増減はもうOKですね
「忠誠カウンター」の増減は…
・プレインズウォーカーの起動型能力を使った時
・プレインズウォーカーがダメージを受けた時
・なんらかの呪文や能力の影響を受けた時(増殖など)
と、なります。
これらをうまく組み合わせながらプレインズウォーカーの最終奥義を炸裂させてくださいね。
それでは、その他のプレインズウォーカールールを簡単に見ていきましょう
・プレインズウォーカーの唯一性のルール
プレインズウォーカーは必ず何らかの「サブタイプ」を持っています。
例えば、このプレインズウォーカー。

真ん中に「プレインズウォーカー ― ソリン」と書かれていますね。
この「ソリン」がプレインズウォーカーのサブタイプとなります。
「プレインズウォーカーの唯一性のルール」とはこのサブタイプが同じプレインズウォーカーは戦場に複数ある場合、その全てのプレインズウォーカーを墓地に置く、というものです。
つまり、対戦相手が「プレインズウォーカー―ソリン」をコントロールしている時に、こちらが「プレインズウォーカー―ソリン」を戦場に出した場合は、こちらの「ソリン」も対戦相手の「ソリン」も両方墓地に置かれることになります。
これが「プレインズウォーカーの唯一性のルール」になります。
これは、カード名が違っても「サブタイプ」が同じだったら適用されます。
例えばこのカード達。

カード名は違っても「サブタイプ」は両方とも「ジェイス」ですね。
この場合も、同時に戦場に出ていることは許されず、墓地に置かれるので注意して下さいね。
・プレインズウォーカーは攻撃される
先ほども述べましたが、プレインズウォーカーは攻撃されます。
「プレインズウォーカーへ攻撃!!」の一声で攻撃をされるわけですが、実は無条件でダメージをくらう必要はありません。
もし、あなたがアンタップ状態のクリーチャーをコントロールしていたならば、その攻撃をそのクリーチャーでブロックすることが可能なのです!!
考え方はこうです。
普段何気なく「攻撃」しているのは「攻撃」の前に「(プレイヤーへ)攻撃」が暗黙の了解であるのだと思ってもらえれば構わないと思います。
つまり、たとえ「(プレインズウォーカーへ)攻撃」と言われても状況は一緒、普段のブロックと同じようにクリーチャーでブロックするか、それともそのままプレインズウォーカーへ攻撃を通すのかを決めることが可能なのです。
ほとんどの場合、プレインズウォーカーは真っ先に攻撃されますので、クリーチャーでブロックして少しでも長く生きられるようにしましょうね
・ダメージの移し替え
それでは、最後のプレインズウォーカーの特別ルール「ダメージの移し替え」について。
宿題にも書かれていました、ダメージの移し替え。
プレインズウォーカーはプレイヤーでもクリーチャーでもありません。
つまり、クリーチャーやプレイヤーを対象に取るような呪文や能力の影響を受けません。
ここで、前回の講座からの宿題を見直してみましょう。
【宿題】
※能力等は最後の画像で確認してください。
プレイヤーA:プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の1番目の能力を発動。
プレイヤーB:それに対し、プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
さて、「ジェイス・ベレレン」の能力は?「ジェイス・ベレレン」自体は?

ここで出てくる一文に注目です

プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
プレイヤーを対象に取る「稲妻」を唱えプレインズウォーカーへダメージを移しています。
注意してもらいたいのは、ダメージを移すかそのままプレイヤーへ与えるかを選択できるのは「対戦相手」になることです。
「3点受けたくないからプレインズウォーカーへ移します」
と、いうような選択はできないということです。
あくまで、対戦相手が移し替えの決定権を持っていることを覚えておいてください。
ちなみに、これは「戦闘ダメージでないダメージ」に限ります。
戦闘ダメージを移し替えることはできません。
以上が、今回の講座「プレインズウォーカー」になります。
慣れるまではなかなか扱い難いルールではありませすが、デッキに入れることができれば間違いなくあなたのデッキはパワーアップします
ぜひぜひ、入れてみてくださいね
それでは、今回の講座はここまで
質問等あればお気軽にどうぞ

さてさて、今回のマジック講座は前回の続きです。
「プレインズウォーカー」にのみ適用されるルールを見ていきましょう

まずは、「忠誠カウンター」の増減から見ていきます。
前回の記事では、プレインズウォーカーの起動型能力を使用するときに「忠誠カウンター」を増減させるというお話をしました。
実はそれ以外にも「忠誠カウンター」を増減させる方法があるのです

それは「プレインズウォーカーへ攻撃する」ことです

実は、プレインズウォーカーといえども万全の神ではありません。
クリーチャーで相手のプレインズウォーカーを攻撃することが可能なのです。
では、どうやって攻撃すればいいのか?
それはとても簡単

普段の攻撃と同じように攻撃クリーチャーを指定します。
そして、その時に「プレインズウォーカーにアタック」と言えばいいだけなのです。
ちなみに、プレインズウォーカーへ攻撃するかどうかは攻撃クリーチャー毎に選択できます。
つまり、2体のクリーチャーA・Bで攻撃する場合は「クリーチャーAはプレイヤーへ攻撃、クリーチャーBはプレインズウォーカーへ攻撃」と、分けることも可能です。
そして見事攻撃がプレインズウォーカーへ通ればダメージを与えることができます。
この時受けたダメージは「忠誠カウンター」で計算されます。
例えばこのような場合を考えてみましょう。
プレイヤーA:「忠誠カウンター」が3個乗ったプレインズウォーカーをコントロールしている。
プレイヤーB:パワーが4のクリーチャーでプレインズウォーカーを攻撃。
この場合は、「3(忠誠カウンター) - 4(パワー) =-1 」となり「忠誠カウンター」がゼロになった為、プレインズウォーカーは墓地へ送られることになります。
ダメージの計算は通常と同じように行われるので大丈夫ですね。
ダメージを受けて忠誠カウンターが0以下になる場合以外にも能力を起動して墓地に置かれる場合もあります。
例えばこんな状況。

プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」に忠誠カウンターが1個乗っている状態で2番目の能力を起動する。
このような場合もプレインズウォーカーの上に乗っている「忠誠カウンター」が0になるために墓地に置かれます。
もちろん、以前の講座「スタック」で学んだ通り「ジェイス・ベレレン」は墓地に置かれますが能力は発揮されます。
プレインズウォーカーは上に乗っている「忠誠カウンター」が無くなってしまったら墓地に置かれるため、こんなカードもプレインズウォーカー対策に使えます。

「吸血鬼の呪詛術士」
もう、プレインズウォーカーの「忠誠カウンター」の増減はもうOKですね

「忠誠カウンター」の増減は…
・プレインズウォーカーの起動型能力を使った時
・プレインズウォーカーがダメージを受けた時
・なんらかの呪文や能力の影響を受けた時(増殖など)
と、なります。
これらをうまく組み合わせながらプレインズウォーカーの最終奥義を炸裂させてくださいね。
それでは、その他のプレインズウォーカールールを簡単に見ていきましょう

・プレインズウォーカーの唯一性のルール
プレインズウォーカーは必ず何らかの「サブタイプ」を持っています。
例えば、このプレインズウォーカー。

真ん中に「プレインズウォーカー ― ソリン」と書かれていますね。
この「ソリン」がプレインズウォーカーのサブタイプとなります。
「プレインズウォーカーの唯一性のルール」とはこのサブタイプが同じプレインズウォーカーは戦場に複数ある場合、その全てのプレインズウォーカーを墓地に置く、というものです。
つまり、対戦相手が「プレインズウォーカー―ソリン」をコントロールしている時に、こちらが「プレインズウォーカー―ソリン」を戦場に出した場合は、こちらの「ソリン」も対戦相手の「ソリン」も両方墓地に置かれることになります。
これが「プレインズウォーカーの唯一性のルール」になります。
これは、カード名が違っても「サブタイプ」が同じだったら適用されます。
例えばこのカード達。


カード名は違っても「サブタイプ」は両方とも「ジェイス」ですね。
この場合も、同時に戦場に出ていることは許されず、墓地に置かれるので注意して下さいね。
・プレインズウォーカーは攻撃される
先ほども述べましたが、プレインズウォーカーは攻撃されます。
「プレインズウォーカーへ攻撃!!」の一声で攻撃をされるわけですが、実は無条件でダメージをくらう必要はありません。
もし、あなたがアンタップ状態のクリーチャーをコントロールしていたならば、その攻撃をそのクリーチャーでブロックすることが可能なのです!!
考え方はこうです。
普段何気なく「攻撃」しているのは「攻撃」の前に「(プレイヤーへ)攻撃」が暗黙の了解であるのだと思ってもらえれば構わないと思います。
つまり、たとえ「(プレインズウォーカーへ)攻撃」と言われても状況は一緒、普段のブロックと同じようにクリーチャーでブロックするか、それともそのままプレインズウォーカーへ攻撃を通すのかを決めることが可能なのです。
ほとんどの場合、プレインズウォーカーは真っ先に攻撃されますので、クリーチャーでブロックして少しでも長く生きられるようにしましょうね

・ダメージの移し替え
それでは、最後のプレインズウォーカーの特別ルール「ダメージの移し替え」について。
宿題にも書かれていました、ダメージの移し替え。
プレインズウォーカーはプレイヤーでもクリーチャーでもありません。
つまり、クリーチャーやプレイヤーを対象に取るような呪文や能力の影響を受けません。
ここで、前回の講座からの宿題を見直してみましょう。
【宿題】
※能力等は最後の画像で確認してください。
プレイヤーA:プレインズウォーカー「ジェイス・ベレレン」の1番目の能力を発動。
プレイヤーB:それに対し、プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
さて、「ジェイス・ベレレン」の能力は?「ジェイス・ベレレン」自体は?

ここで出てくる一文に注目です


プレイヤーを対象に「稲妻」を唱え、「ジェイス・ベレレン」へダメージを移す。
プレイヤーを対象に取る「稲妻」を唱えプレインズウォーカーへダメージを移しています。
注意してもらいたいのは、ダメージを移すかそのままプレイヤーへ与えるかを選択できるのは「対戦相手」になることです。
「3点受けたくないからプレインズウォーカーへ移します」
と、いうような選択はできないということです。
あくまで、対戦相手が移し替えの決定権を持っていることを覚えておいてください。
ちなみに、これは「戦闘ダメージでないダメージ」に限ります。
戦闘ダメージを移し替えることはできません。
以上が、今回の講座「プレインズウォーカー」になります。
慣れるまではなかなか扱い難いルールではありませすが、デッキに入れることができれば間違いなくあなたのデッキはパワーアップします

ぜひぜひ、入れてみてくださいね

それでは、今回の講座はここまで

質問等あればお気軽にどうぞ
