早いもので、せんちゃんが旅立ってから
11日が経過しました。
この11日間は、後悔や喪失感など、
色んな想いがこみ上げてきて
泣いても泣ききれないほど涙を流しました。
せんちゃんにお線香を・・・と、
普段会えない方や生徒さんが来てくださったり
ジイジとバアバがビックリするほど
たくさんのお花を頂いたり。
友人やブログを読んでくださってた皆さんから
心のこもった温かいコメントを頂き、
改めて、皆さんの優しさに感謝いたします。
これも、私たちに足りない面を
せんちゃんに教えられた気がします。
色んな葛藤がありましたが、
今は気持ちも落ち着き、
せんちゃんの写真を見返せるまでになりました。
一昨日、
せんちゃんの病理検査の結果が出たと
病院から電話がありました。
すぐに聞きたい気持ちは山々ですが
停滞してしまったお仕事もあるので、
22(祝)に病院へ行く事になりました。
どの医師も即答できないくらい
厄介そうな病状の原因は何だったのか、
しっかり聞いてこうと思います。
何だか時系列がバラバラになってしまいましたが、
せんちゃんが最後を迎えた日の事を書こうと思います。
9月3日(木)最後を迎えた日
前日2日(水)の朝から呼吸が浅く
ピーピー鳴るような変な呼吸をしていました。
よく、亡くなる前の呼吸の話を聞きますが、
それがどういうものなのか分からず。
もしかしたら、
この浅い呼吸がそうだったのかもしれないです。
パパと意見が割れても、
ママ一人で病院へ連れて行く事もできたのに。
おかしいと思った時に駆けつければ
助かったかもしれない。。。
一時はその事をとても悔やみましたが、
今思えば、それもせんちゃんの作戦だったのかも。
だって、
彼女とお空へいく約束をしていたんだもんね。
無くなる前日のブログでは、
なんだか淡い可能性を抱いているような事を
書いていますが、
心の底では、明日まで持たないかもしれないと
嫌な予感がして不安でいっぱいでした。
(それなら病院へ行けばいいのに…)
心配で眠る事ができず、
夜中の3時まで起きていました。
そういえば、最後にオシッコしたの
いつだっけ??
ずっとしてないような??
氷すら食べられなくなったので
朝になったらママ一人で病院へ連れて行こう!
(遅っ!)
それならば少しでも寝なくては。。。
せんちゃんがソファの側にいたので
3時にママもソファで寝ました。
ふと、気配で目覚めたら3時半。
せんちゃんがテレビの前に移動していました。
バリケンとテーブルの隙間。
まるでママが寝るのを待っていたかのよう。
パパがママと入れ替わるように
3時に目覚めたらしく、
その時、せんちゃんは自らの足で歩いて
移動をしていたそうです。
次にハッと目覚めたら6時。
せんちゃんが顔でタオルを何回も
持ち上げていました。
こんな動き、今まで見たことがない。
寝ぼけていたので
まあタオルがめくれてもいいか。。。
と再び眠ろうとしたのですが、
えっ!何いまの動き!!
と急に目が覚めて
せんちゃんのお顔の方へいくと
明らかに様子が変でした。
目の焦点が合わず、
ヨダレがダラ~ンと糸を引き
お水を飲ませようと口元へもっていくと
ベロを動かすものの、すくえない。
これはもうダメだと悟りました。
もうこのまま息を引き取るだろうと。
状況が良く分かってないパパに
最後のお別れを・・・と思い、
その場所を譲りましたが、
そのまま30分近く状況が変わらない。
パパが病院に電話をし始め、
早朝だったので、救急病院へ連絡を・・・
というアナウンス。
一刻を争う状況だったので、
オロオロしながら近所の救急病院を探し
連絡してすぐ出発しました。
(この時まだパパは状況を飲み込めていない)
以前の記事に書いたように、
大好きなバギーに乗り駐車場へ。
意識朦朧としながらも、
バギーに乗っていると分かったようで
数回頭を上げたので、ビックリしました。
車に乗ってからも数回、頭を上げて
周りを確認するような様子。
ここまできても
「もしかしたら脱水なのかも」
と、そう思いたくて祈るような気持ちでした。
時間が時間だけに、どの道路も大渋滞。
空いていれば家から15分もあれば着くのに
ものすごく時間がかかりました。
これも今思えばせんちゃんの作戦かな。
できるだけ長くドライブしたかったのかも。
あと100Mで到着するという時に
せんちゃんが頭を上げて
周りの様子を確認して
スーッと目が上に向かって
意識が無くなり、
病院へ到着と同時に息を引き取った。
ずっとそう思っていました。
すごいタイミングですが、
最近、ドライブレコーダーを車内も写る
高性能な物に変えたばかり。
それに気付いたパパが先日、
画像をチェックしたら
せんちゃん、私たちが思っていた以上に
何回も頭を上げて様子を伺っていて、
病院に着いた時も頭を上げて
周りを見回していました!
パパが病院の方を呼びに行っている間も
頭を上げて周りを確認している様子が。。。
パパが戻ってきて、せんちゃんを抱っこして
ドライブレコーダーの画面から消える所まで
ちゃんと写っていました。
抱っこする瞬間まで生きていて、
診察台に乗った時には心肺停止。
もしかしたら、パパに抱っこされて
安心して逝ったのかもしれません。
合理主義なせんちゃんらしく、
いいとこ取りして最後を迎えたのかな。
病理検査の結果を聞いたら
ブログにUPしようと思います。
ブログにUPしていない赤ちゃんせんちゃん等
探してのせようかな。
思い通りにならなくて
鼻を押しつけて ふてくされるせんちゃん。
無言で気持ちを思いっきりアピール。
懐かしいね。
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