知人よりすすめられていた本で、ずっと読みたかった本です。
来年 映画が公開されるというので、そちらも楽しみです
映画のためか、表紙が二重になっていました。
大好きなコーヒーキャンディとともに少しづつ読みました。
内容は戦前戦中の少し裕福な家庭のお話で、それをお手伝いさんのタキさん目線から書かれていました。
建築のことはまったくわからないのですが、間取りがのっていたのでパシャリ
サンルームがあったり、ステンドグラスがあったり、戦前の家とは思えない作りです。
本の中のその世界は とても粋でモダンで 日本っていい国だったんだなぁと。
晩年のタキさんはなぜ 涙ながらに後悔しているのか。
様々な思いが交差しました。
女優さんや俳優さんがわかっているので想像が膨らみます。
少し落ち着いたら、ずっと以前に書いた「ハリスおばさん パリへ行く」と同じ思いを抱きました。
同じ仕事でも、意識を高く持つと一流になれるのだと。
筆者の書きたかったことはきっとほかにあるのだと思うのですが、今の私はそんなことを強く感じ、
また数か月後に読み直したいと思った作品でした。
日々精進、がんばろっと