5年もたつと記憶が薄れてしまうものなのですが、忘れられないこともあります。
”助け合い”
あの日 信号が止まっても 事故はおきませんでした。
道路は大変な混雑だったのに、事故は起きなかったのです。
ライフラインは地域でかなりの差がありましたが、
隣近所の人たちと助けあい、会社の人たちと声をかけあって過ごしたことだけは忘れられません。
スーパーやコンビニも開けて下さっているところには多くの人が並び、
2時間ならんでりんご数個しか買えなくっても、それを分け合ったり、買えたものを交換したり
今まで話もしなかったような近隣さんとも助け合ったり
この現代にお腹を空かせ、食べるものに困る経験
寒いのに暖がとれない経験
ガソリンを求めて並んだことや、お風呂に入れなくて、長かった髪をバッサリ切ってしまった銀行員さんやら、
小さなお子さんを抱えていた人たちは紙おむつやミルクがなくて大変な思いをしました。
沿岸部の人達はもっともっと過酷な体験をしたことでしょう。
もう絶対にこないとは言えない地震や津波
経験を生かして、未来へとつなげられたらと願います。
エムケーホームズ