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いまさらかい

2008-05-21 15:03:53 | 社会 
フランス(?)は、減反廃止を世界に呼びかけましたね。

でも、田んぼを1年休ませると3年は、まともに収穫できないと言われてます。

日本の田んぼは、何年休んでいるのでしょう。

減反で、手当てをもらうためには、「代掻き(しろかき)」まで、やらないともえなかった

そこまで、やらせといてなんで、苗を植えさせないのか、不思議だったけど

今なら、いつでもその田んぼを使えるようにしたのだろうと推測される。


でも、1反につき、2万円くらいしかもらえなく、「手間賃にもなんねぇ」と父は嘆いていた。

そんな減反を無視して作っている人も、少なからずいた。

でも、罰金もなにもなく、米の自由化で、高く買ってもらえる業者を見つけた人は
農協や政府米として出荷している人より、賢いと思った\(^o^)/



今現在

こんなに物価が上がっているのに、米・野菜農家が得る収益は、全く変わってない。
返って、運送手当てなど、上がっているかもしれない。(うちの収穫期は、夏と秋だから、まだ、わからないけどね)

それにしても、おとなしい農家の人たち

種・肥料・消毒・梱包・田んぼでは、土まで買うときもある。
それに、機械に整備料・燃料
水利費・土地の固定資産税などなど

野菜や果樹によっては、もっとかかるものがある

ほとんど、手間賃は、ない。


それをどうにか、値上げ交渉などをしてくれる組織とか作らないのか
お迎えのKさんに聞いたら「農協がそうさんなねゴデ」と
「でもヨ、今の農協は、農家のための農協でなくて、農協のための農協だがら」と


「共済どが、保険ばっかり入るようにくるけど、米の値段や野菜の値段を上げようなんてしてくれないもんな」

そう、買っていただいている業者にいいように値段を付けられ
手間賃まで取られ、それでも、販売方法をしらないから、
今までの、安い業者に出すしかない。

そんな親の世代を見ている子たちは、誰も農家を継ぎたがらない。


今更、減反廃止をしても、作る人たちがいない。