ストレスをためやすいわたしは、定期的に自然の豊かな地を旅して、心の浄化をはかっている。
ある日、電車で片道2時間弱の山間の街へ出かけた。一度も訪れたことのなかったその街を、
地図を片手に歩いていたら、ある喫茶店が目に留まった。
自然と調和した造りの、とても雰囲気のいいお店だ。
店内も清潔で、ほっとできる空間があった。
メニューを見るとわたしの好きなハーブティーがあったので、それを注文する。
一口飲んで、家で飲んでいるものと風味が違うのに驚く。
同じ種類のハーブを使っているのに。
薬草独特の香りが軽やかで、甘みさえ感じられる。
こんなに美味しいハーブティーは初めて飲んだ。
目を丸くしているわたしに気づいたのか、マスターが声をかけてくれた。
「ハーブティー、気に入っていただけましたか。」
そこでわたしが正直な感想を言うと、
「ああ、それは地元で採れたハーブをここの山を流れる水で淹れたから、
このような風味が出るのでしょう。」と、教えてくれた。
その瞬間、わたしは恋に落ちた。
この喫茶店のハーブティーに。
新鮮なハーブと山の清らかな水の組み合わせが絶妙だ。
この風味は、この地でしか出せない特別なものなのだ。
それからは毎週、この喫茶店に通ってハーブティーを飲むようになった。
マスターが忙しくないときは、2人でいろんな話をした。
最近はハーブティー効果なのか、体調が良く、
ストレスもうまく解消できているような感じがする。
唯一のストレスは、仕事のスケジュールの関係で
週一回しかこの喫茶店に来られないこと。
それならば、いっそのことこの地に引っ越して来ようか!
仕事はここで新たに見つければいい。
あるいは在宅勤務の可能な会社を探せばいいし。
人生、いつどこでどんな出会いがあるか分からないものだ。
わたしはこの喫茶店のハーブティーのおかげで、
人生がより一層豊かで楽しいものとなった。
もしかしたら、ハーブティーだけでなく、
マスターにも心惹かれているのかもしれない、と
そっと自分の心に聞いてみたりしている。
こんにちは
「一杯のハーブティー🌿」を題材に、これだけのstoryを即興で書けるstorytellerさんは、やっぱり凄いな〜!
心理描写、情景描写が上手に表現されてて、読者はそのカフェに誘われるようです。
Teaや緑茶は産地と淹れる水が大きく関わってくるんですね。
私まだハーブティー🌿って飲んだ事ないのです。
ジャスミンティーとか色々あるけど、やっぱり緑茶になってしまいます。
でもハーブティーはリラックス効果があると知ってるから、ハーブを栽培してみようかと思いました。
家の中で水耕栽培すれば簡単にできるから、ティーも自分で出来ると思います。
一つ楽しみができました。
何かに恋をする!
これは生活の質を豊かにしてくれるから大賛成です!🩷
私も恋を見つけよっと!
こんにちは。
そんなに褒めていただいちゃって良いのかしら~。嬉しい!ありがとう!
この間行った妙義山の近くでハーブを栽培していると聞いて、
それがヒントになって生まれた物語です。
あと、喫茶店のマスターは古民家カフェのオーナーさんがモデルかな。
自宅で水耕栽培、っていいアイディアですね!
むかしローズマリーを育てたことあったんだけど、
みんなが「簡単よ」というのにわたしは枯らしちゃって 汗。
それで敬遠していたんだけど、fairyさんがやるならわたしもやりたいわ 笑。
そうそう!恋をしましょう!どんどんときめきましょう!
コメントありがとうございました♪
ハーブ🌿に恋してマスターもゲット!
私、storytellerさんを全力で応援しますよ〜😁✌️
キャー♪
ええっと、これはフィクションなので、
「わたし」はstorytellerではありません。
でも応援していただけるのは嬉しいです♥
理由は何であれ 笑。
コメントありがとうございました♪
マ、マスターおらんのかーい(笑)🤣
妻子持ちマスターと禁断のハーブティー
ちょっと期待しちゃったオイラがダメでしたー💦
ふふふ~。
妻子持ちマスターか・・・。
かつての禁断の恋を思い出しちゃいました。
遠いむかし、若気の至り。
あっ!だめだめ。その話はひみつ~。
なになに〜気になるぅ〜〜
私口硬いよー
(。ー`ωー)