めぐる季節 花華の雪月花 2

その日々の魅せられた風景、花、鳥など・・・etc
拙い画像の数々ですが、見ていただければうれしいです。

ぼく、そら ( そら日記 1 )

2023年09月10日 | にゃん

ボクの名前は「 そら 」

 

このおうちに来て1ヶ月になるよ。

ここに来てから、貰った名前だからお母さんが「 そら 」って呼んでもボクまだ返事しないんだ。

前のお家では他の猫さんたちとうまくお友達になれなかったから

この知らないお家に貰われてきたの。

初めは何が何だかわからなくて、3日間ごはん食べなかったの。

おしっこもトイレと違うところでしちゃったよ・・・・

 

でもさ、4日目にはさすがにお腹が減って我慢できなくてご飯を少し食べたら、

お母さんが、「 食べたねぇ~ 」と、喜んでたよ。

そうなったら、ボクごはんお腹いっぱいもりもり食べたんだ。

1週間経ったら、病院へ連れて行かれた。

 

また知らないところで知らない人たちばかりで、ボクとても心細かったよ。

そこで、ノミがいっぱいで耳ダニで耳が痒いのをわかってもらって

お薬差したり耳のお掃除してもらって、すっきりしたんだ。

耳が痒くていっぱいカキカキしてたから、耳の毛が剥げてたの。

「 もう1回耳のお掃除しようね。1週間くらい経ったらまた来てね 」と、病院の先生が言ったけど

やだよ、ボクもう行かないよ。

 

その次の夜このお家は居心地が良さそうなので、お母さんの見てるところでごはん食べたんだ。

お母さん、ニコニコしてボクの食べてるところ見てたから、僕の鳴き声を聞かせてあげたんだ。

でさ、ゴロゴロしてすりすりしたら、お母さんもなでなでをいっぱいしてくれた。

ボクのこと嫌いかなと思ってたお兄さんにもすりすりしたら

お兄さんもなでなでしてくれて、ボクのこと好きになったみたい。

 

病院に行ってから1週間くらいして、「 行きたくないよ~ 」って言ったのにまた病院に連れて行かれた。

この前の続きで耳のお掃除をまたされたんだ。

「 ひどいところにいたんだねぇ。貰われて良かったねぇ 」

先生と呼ばれた人がそんなこと言ってたけど、お尻にチクッと注射された。ワクチンだって。

ちっとも良くないよ、針刺すなんてさ、痛いじゃないか。

なんでこんな目にあわすのさ、ボクお家で、ちょっと知らんふりしてやったよ。

だけどさ、なでなで大好きなんだ。

ボクのストライキは少ししか続かなかったんだ~

 

ボクさ~抱っこはちょっとね。

お母さんは抱っこしたり、お膝に乗せたりしたいみたいだけど、ボクやだ~って逃げるんだ。

何でかって? よくわからないけど嫌いなんだ。

それとさ、お母さん時々ボクのこと「 ナナ 」って呼ぶんだよ。

「 ナナ 」って誰だろう? このお家にはボクの他に猫はいないはずなんだけどなぁ。

でもそういう時、お母さんちょっと寂しそうな顔してるよ。

 

今は、ちょっとこのお家に慣れてきたので家中の探検を始めているところなの。

誰もいない時はソファに乗ってるんだ。

階段だって上がっていくよ。

でもゲージの中が一番安心できるんだよなぁ。

 

「 ナナ 」が逝ってから、寂しいというか張り合いがないというか・・・・

そんな時、里親募集のお話があって、この仔を引き取りました。

決して良くない環境にいたらしく、体も痩せ気味でノミとダニの温床で、うちに来てよかったと思っています。

今は、抱っこが怖いらしく一瞬で逃げていきます。

何かトラウマがあるのかもしれませんね。

まだ来て1ヶ月なので、これから時間をかけて膝に乗ったりできるようになればいいな。

甘ったれの「 そら 」です。

コメント (6)
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