お墓と供養の新時代

北海道札幌において、お墓納骨堂を中心とした終活全般について綴っております。

理想の納骨堂を考える。管理編

2012年02月12日 | 納骨堂
通常、納骨堂に限らず霊園にお墓納骨堂を買うと、管理料がかかる。
年払いと一括払いを設定しているところもあります。

各霊園のホームページから管理料を抜粋してみた。
真駒内滝野霊園と藤野聖山園は、1㎡あたり1,500円(税別)4㎡6,000円
ばらと霊園は、1㎡あたり1,700円 4㎡6,800円

納骨堂の場合は、単純に比較できないが、
札幌霊堂、富丘浄苑は、1万円、1万5千円、2万円(タイプによって異なる)
円満堂は記載なし。
北の杜御廟、西岡霊廟は墓石型であるが、記載なし。

圧倒的に屋外霊園の方が管理料は安い。
その理由は簡単に想像できるであろう。
屋内納骨堂の場合は、施設管理に経費がかかる。電気代清掃費等。
その上、屋内納骨堂は1年中お参りできる。

少しでも安価なものを希望するなら、屋外霊園ではある。

管理費はいつまで支払うのか?
それぞれの霊園納骨堂により異なるが、一般的に“永代管理費”といっても決して“永久”ではない。
“永代とは継承者が続く限り”という条件が付く。

管理者側から見ると、永代管理費として支払われると、一時的に現金が入るが、以後の現金収入がなくなってしまう。
使用者1,000基あった場合で全てが年払いの場合、1万円×1,000基=1,000万円毎年入ってくることになる。
つまり管理者の経営安定につながる。

使用者は、一括払いを希望する人もいる。
理由は、子供に迷惑をかけたくない。

霊園納骨堂は、今だけのことではなく、今後永続的に続くものであるため、
管理者の経営安定は、将来の維持管理費等使用者負担減につながる。

使用者にとっても、お参りに行った際に綺麗に清掃管理されている方がいいに決まっている。
よって、使用者は年払いで支払うことが必要になってくる。
これは、理想というより、いたしかたない項目である。

ところで、管理料とは何に使われるのか?
基本的には、施設共用部分の維持管理を行うためであり、個別のお墓納骨壇の維持管理は含まれていない。

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