お墓と供養の新時代

北海道札幌において、お墓納骨堂を中心とした終活全般について綴っております。

コープさっぽろが直営納骨堂 18年度、道央圏で検討

2017年06月11日 | 納骨堂
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/life-topic/life-topic/1-0408922.html6月10日北海道新聞

コープさっぽろが道央圏で宗旨宗派不問の納骨堂新設を検討している。
納骨堂は自治体や公益法人宗教法人でなければ許可は出ません。
コープさっぽろとは、生活協同組合。何故、直営納骨堂を新設できるのでしょう?

現在、コープさっぽろでは、札幌市南区にある公益社団法人聖山会が運営する藤野聖山園に「協同の苑」という共同墓地を持っています。
これは公益社団法人聖山会が運営する藤野聖山園に一利用者として持ってるお墓です。ここが年内で満杯になりそうなので直営納骨堂の新設を検討しているという。
はっきりと“直営”という言葉が使われています。

宗教法人が経営する納骨堂は、檀信徒のための納骨堂です。
コープさっぽろの場合は、組合員のための納骨堂。
それは、ある意味同じ意味であると言えます。それで経営できるのでしょうか?

記事によると、「全国では山形県の生活協同組合が納骨堂を運営している程度で、生協では珍しい取り組みという。」

この山形の納骨堂というのは、生活協同組合共立社のものでありますが、これは、既存の霊園内に建設された納骨堂であると思われます。
つまり、藤野聖山園にあるコープさっぽろ協同の苑と同じです。
「用地選定のため、複数の自治体と交渉している」とういうことは、自治体の公営墓地内に納骨堂建設するということなのでしょうね。
それなら、墓地経営許可も納骨堂経営許可もいりませんもんね。
でも、各自治体の墓地というのは、そこの住民のための墓地です。

「道央圏で検討」しているとのことですが、札幌市内の平岸、里塚、手稲平和の各霊園は場所がないでしょうね。
コープさっぽろのための増設工事もないような気がします。
そうなると、石狩市、北広島市、江別市でしょうか。

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