著莪猫(ShagaNeko)海を渡る【広州編】

夫の転勤にともない始まった子連れ・猫連れの海外生活。
天津で3年、そして広州へ。
ただいま新しい場所で奮闘中。

治療・通院

2012年05月11日 12時52分24秒 | 広州日記
先日書いた右手親指付け根の痛みですが、先週木曜日に病院に行ったところ「関節の骨が少しずれていて靱帯を傷めている」とのことでした。
どうやら突き指をした時にちゃんと治らないまま力を入れて作業した事で、関節の骨がずれてしまったようです。
幸い大きなズレではないのですが、骨を無理に定位置に戻すのはさらに靱帯を傷めてしまうとのことで、時間をかけて治療することになりました。

日常生活では特に困りませんが、関節部分がちゃんと動かないので指が曲げられないこと、不意に動かしたりすると痛みがあることから、右手に力が入るような作業が出来ないのが不便です。
意外と面倒なのがペットボトルを開ける事。
もともと私は左利きを右利きに矯正したようなので(左でしかできない事もあります)左でもあまり困らないのですが、ボトルを開けるって力を入れながら指先を器用に動かさなくちゃならないので結構難しい作業ってご存知でした?
普段何気無くしている事なので気づきませんでしたが、結構高度な動きらしいです。
(幼稚園年少児~年中児だとまだ上手く開けられなかったり、蓋を落としてしまう場合もあります)
右手を猿手(親指を開かずに物を掴む状態)にしていると蓋がくるくる回せないし、慣れない左手ですると蓋を落としそうになったり中身をこぼしそうだったりします。
昔どこかで聞いた話で「利き手親指を損傷した時の保険金が一番高い」なんて事を思い出しながら生活中です。
(ヤのつく方々が小指をつめるのはそこが一番支障が無いからだそうで……今の時代はそういう事しないのかもしれませんけど)


木曜日の初受診と金曜日は電気治療とマッサージ(時々グイ~っと引っ張られてめちゃくちゃ痛い)が主でしたが、土曜日には鍼治療をしました。
鍼治療、初体験です!

噂に聞いていた鍼治療。
私も夫も腰痛持ちなので興味はあったのですが、何となく怖くて避けてきました。
経験した人の話によると「チクッとする程度であまり痛くない」とのことなのでDrに訊くと「針を刺すのだから痛みはある」と言います。
どっちなの~~~!?(怖)

ビクビクする私に慎重に針を刺す先生……チクッとはしますがあまり痛くありません。
と、油断していたところへ、先生が針のお尻を指で弾くようにトンッ。
ウギャッ!!!(>д<))
肉じゃなくて筋に刺さったような硬い感触と、歯痛の時に神経に触ってしまったような痛み……激痛です。
それを3本、手に刺されてしばし……ずっと痛いまま(泣)


(手がこんな見た目なのは私が太っているからで、腫れているわけじゃありません・笑)

コレ、抜く時がまた痛い。
硬いところに刺さった針をグイッと抜くような感触。
針を抜き終わった後も痛いので訊くと、3時間くらいは痛みが残るのだとか。
しばらくは関節の痛みよりもそっちが辛かったです。

ところが、月曜日の朝(鍼治療は土曜日)から関節の痛みが激減!
指はまだ曲がらないし力を入れれば痛みもあるけど、親指が開くようになりました。
鍼ってスゴイ!!!


私は西洋薬(とくに鎮痛剤)によっては薬疹が出てしまうんですけど漢方薬なら大丈夫だし、最近の広州の気候(暑さと湿気でサウナ状態)のせいで上火と呼ばれるのぼせた症状だったのが涼茶(王老吉など)を飲んで治まってきました。
そしてこの鍼治療の効果で、ますます中医好きになってしまいそうです。
(だけどやっぱり鍼は痛いからあまりしたくないけど~^^;)




この病院(クリニック)は私が以前歯科治療したところ。
現在夫も歯科治療で通院中。
なので土曜日は一緒に行きました。
(夫と私が治療中、待っていた娘が撮影したもの)



治療とは関係無いけど、木曜日の治療の帰りに見た光景。
中央分離帯の花に水をやる散水車。
この直前まで雨が土砂降りだったのに???(笑)





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