鮫の生活<´ゞ><<

まったりゆっくり鮫(パパ)の成長日記
  今日のお土産なんでしゃろ?

#408 10円賭ける!

2007-09-02 | MOVIE
シャークバイト第三十七回
『エヴァンゲリヲン新劇場版:序』

≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫
言わずと知れたテレビシリーズの映画化。第一話「使徒、襲来」~第六話「決戦、第3新東京市」迄の話。

「つまりは逃げちゃダメだ!」から「笑えばいいと思うよ」迄。

≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫
気合い十分にネット予約してチネチッタへ。席は無論ど真ん中。 劇場に着くや異様な空気。パンフ買うのに長蛇の列。鮫達が観る19時10分の回、完売のアナウンスw(゜Д゜)w
入場してからも、あちらこちらでアゲアゲ会話が展開されていた。「カヲル君マジヤバインダケドーー」なんて、腐りかけ?女子の会話が聞こえて来たりと盛り上がってる。 自分等も、ラストシーンがどうなるとかをあーだこーだ話してましたがな。さてさて上映開始のブザーが鳴る。

リメイク版な訳で、前作とどう違うのか?そこにやはり重点を置いてしまう。使徒の動きが増えていたり、新たな描写が増えていたり。音楽の使い方も違う。時間を掛けて作りたい物作れたんだねー。こうしたかったのね。
テレビ版は締め切り締め切りで、納得いかなくても間に合わせなきゃ行けない所がある。シリーズ後半の話になるほど、止め絵が多用される。それはそれでエヴァではあるが、そこがどう変わっていくのか?後の話が楽しみだ。

話の感想は…個人的には第四話「雨、逃げ出した後」のラストがカットされていたのは残念。でも、やっぱりオモシレーナー!って再確認。終わり方もやっぱりなー!で、大満足でしたから。

10円ありがとう眼鏡君。飯ぐらい賭けときゃ良かった(´亅`)次回は来年ですね。

感想が淡白過ぎたので追記

見終わった後、あちらこちらであーでもこーでもな会話がされていた。「逃げちゃ駄目だ」の言う回数が減ったとかなんとか・・・。そんな風に気になってまた見てしまう。それこどがゲリオンの(鮫妻風表現)面白さなんじゃかね。

実際見逃していた個所がいくつかあった。あれやそれやの意味は何なのか?説明無いまま話は進む。やりこみゲームみたいなもんだね。劇場版からTV版へ行く人も少なからずいるだろう。今一度ゲリオンってなに?って思わせるお話ですわ。

「風呂は命の洗濯よ」

は、なんともいい台詞だ。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆★


#258 daikon ACTER

2006-09-25 | MOVIE
シャークバイト第三十六回
「電車男」

≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫
電車内で酔っ払いのオヤジに絡まれていた美しい女性(中谷美紀)を救った、秋葉系ヲタク青年=電車男(山田孝之)は彼女に恋をした。
けれど、彼は年齢=彼女居ない歴のA-BOY。スペックの違いの嘆きを、今日も「毒男が毒づくスレ」に書き込むのだった。
しかし、救ったお礼に高級ブランド“HERMES(エルメス)"のペアカップが届く、「そのカップには意味がある」のレスをきっかけに、「カップのお礼に食事に誘え」と、スレの住人達のアドバイスを受けながら電車の恋は発進するのだった…

「めしどこかたのむ」

≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫
この前テレビでやってるのを見た。基本的に作品を買ったか借りたかしたのをアップしてるけど、今回はまぁいいや。だって、

「ちっとも面白くないから」

スレの中でムーミン似の中谷美紀って表現があったからキャスティングされたんだろうけど…。原作すら読んでないんじゃ?全然美味しい所をわかってない。
電車も、ただ百式のTシャツ着て部屋にフィギュア置けば「オタ」に見えると思ったら大間違いですよ。思いっきりカツラの山田孝之、よく引き受けたねこの役。

日々強力な兵器になっていく電車のエピソードを、二時間の枠に収めるのは難しいけど、さらりと流し過ぎでしょう。純愛ストーリー風に出来てはいるけど、
この話の面白さはあくまで「オタの純愛」、エルメスが幸薄そうだからモテなくて、素敵なきっかけを運命と感じて…ではない。
申し分ない美人が見てくれじゃなくハートを見つめて恋に落ち、天然キャラから繰り出される爆撃(惚気)の数々が物語りの中心なはず。

「ちゃんと掴んでますから」

「実は、カマかけてたんです」

「少なくとも、私にはモテモテですよ」

こんな大爆撃が、爆竹程度にしか感じないのは演技&演出が酷いから、山田孝之って「セカチュー」でも思ったけど作品クラッシャー。

テレビ版電車男スペシャルのが断然面白かった。ちゃーんとキャストが再集結していたしね。山田君さようなら

☆★★★★★★★★★

#224 二兎を追うもの

2006-08-18 | MOVIE
シャークバイト第三十五回
「スペースジャム」

≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫
宇宙の果てにあるアミューズメントパーク、モロン・マウンテン。
そこの重役スワックハンマーは、地球のアニメキャラクターたちを誘拐して働かせようと考えた。バッグス・バニーは彼らに、たかをくくってバスケットボールでの勝負を持ちかける。
だが、相手はNBAの選手からパワーを奪ってパワー・アップ。慌てたバッグスは、現実世界からマイケル・ジョーダンを連れてこようとするが、当のジョーダンはバスケを引退し、野球選手を目指していた…

≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫

この映画、必ず比較の材料にあげられるのが映画「ロジャーラビット」どちらも実写とアニメの合成映画ってやつです。こっちの兎ははバックスバニー

ジョーダンのMLB時代の映像が流れたりするんだっけかな?忘れかけてる。NBA選手達が魂を吸われてヘナヘナ~ってなる演技が笑える( ̄∀ ̄;)
これはジョーダン好き、あるいはルーニートゥーンズ好き向けだけの作品。偶然にも奥さんも見た事あるんだってー(後者の人だから)。

公開当時は沢山のグッズが発売され、鮫の財布をカラカラにしたもんだ。サントラ、ストーリーブック、トレーディングカードetc…
カメラ映えのいいジョーダンだけど、演技はねー。まっ、それもファンにはたまらんのですがな。半額デーにまた借りてみよう。

☆☆☆★★★★★★★

#195 旨い物には

2006-07-12 | MOVIE
シャークバイト第三十四回
「アイ・アム・サム」

≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫

スターバックスで働く7歳の知能しかない知的障害持をもつ男サム(ショーン・ペン)は、ホームレスの女性との間に子供を授かる。
サムは我が娘を抱いた時に流れた大好きなビートルズのナンバー"Lucy in the sky with diamonds"からとってルーシー(ダコタ・ファニング)と名付ける。

ある日、母親はサムと子供を置き去りに逃げ出してしまう。男一人で四苦八苦しながらもスクスクと育つルーシー。しかし、7歳になったルーシーはサムの知的年齢を追い抜いてしまう。
ルーシーが戸惑いを感じ始めたそんな折、サムは父親として養育能力がないと判断をソーシャル・ワーカーに下されてしまう。ルーシーは施設へ、離れ離れになってしまう父娘。

サムは法廷で戦う決意を固め、エリート弁護士のリタ(ミシェル・ファイファー)に依頼する。果たして二人の幸せを取り戻す事が出来るのだろうか…

≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫

スタバで働いているシーンから始まるオープニング。注文の品を届ける度に、

「wonderful choice! wonderful choice!」

と、声を掛ける。何を頼んでも言うんだけど、サムの人柄が見て取れる。障害者=自閉的なイメージがあるけれど、サムは相手を思いやる心を持った優しい人。引き込まれる…

ブランコに揺られながらルーシーが段々と成長していく、「パパ、なんで空は青いの?」子供らしい問い掛けから最後には、

「どうしてパパは他のパパと違うの?」

違いに気付いてしまったルーシー。宿題の本をサムが寝る前に読んで教えてくれるんだけど、段々と難しくなり読めなくなる。そんな父親を前に、読める文章を読もうとしない。詰まる言葉が「difference」ってのが心情を上手く表してる。

「読めるはずだよ、読みなさい。命令だよ、父親だからね。」

「ルーシーに読んでほしいんだよ、父さんは嬉しいんだ。」

と、サムは宥める。子供が自分を何かで追い越すのは何処の家族も一緒、知能であれ体格であれ収入であれ全てに於いて勝る事はありえない
だけど、昨今は子を羨み手をあげてしまう親の事件がよくある、自己中排他な感情を子供にも向けちゃうのは情けない。コドモなオトナが沢山イルンダナー

監督・製作・脚本は、以前に書いて絶賛した「コリーナ、コリーナ」と同じ「ジェシー・ネルソン」、どっちも少女の揺れ動く心情を上手く表現してる。
やはり監督によって作風に違いが出るもんだな。台詞少なくても登場人物それぞれにストーリーを感じられるのは、この人ならではじゃないでしょうかね。

ビートルズネタ&カヴァー曲の使い方が上手い。自分は詳しくないけれど、分かる人のツボを押さえてると思う。サムのジョン・レノンの仮装ワラタ(´∀`)


【映像で感動させる事は出来る。けれど、涙を流させるのは音楽だ】

とは、どっかの監督の言葉。どのシーンも印象深い、ショーン・ペンの声って妙に耳に残るんだよね。説得力があるみたいな。

弁護士リタ、里親夫婦、サムの愉快な仲間達の話は見てのお楽しみって事で、この映画を選んだ人は正に、

「Wonderful Choice!」

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

#191 スタア☆の恋

2006-07-07 | MOVIE
シャークバイト第三十三回
「7月7日、晴れ」

≪≪≪≪≪あらすじ≫≫≫≫≫

仲間たちとキャンプへやって来た健太(萩原聖人)、ひとりで渓流釣りをしていた時、輝く笑顔の美少女と出会った。東京に戻った健太は、その少女が今をときめく世界的アーティスト・望月ひなた(観月ありさ)だったと知って驚く。後日、再会した健太とひなたは、東京でのデートを通じて次第に惹かれ合っていく。
ひなたが7月7日生まれなのにまだ一度も天の川を見たことがないと知った健太は、彼女をキャンプに誘い。その夜、ひなたは生まれて初めて見る本物の天の川に感動し、来年の七夕も一緒に天の川を見ることを健太と約束した。
スターであるひなたを健太は会社の上司に頼まれ、騙す様にプロモーションに使ってしまう。すれ違う二人、だけどやっぱり好きなんですー(´Å`)っと再会を願う。
ひなたは日本での最後の仕事であるラジオの収録の為にランドマークタワーへ、用意された台本丸読みのひなた、「わぁすごい、本当の天の川みたい」の台詞に詰まる。

「違う、こんなの本当の天の川じゃない。あの人に会いたい…」

二人は再び出会えるのだろうか…

≪≪≪≪≪レビュー≫≫≫≫≫

七夕だからこれをアップ☆ミ

観月ありさの大根ぶり、くすぐったいストーリーは置いといて、こうした単純なラブストーリーに結構弱い。みなとみらい周辺が登場するので観てて楽しい。

音楽監督に中村正人・楽曲ドリ、全編に渡りあんな曲もこんな曲もプロモかよって位に流れる。インストの曲も勿論正さんが手掛けています。
サントラはベスト盤な装い。今の季節にもピッタリ?正さんがブログでMステ夏歌ランキングに一曲も入ってないって嘆いてたな。

劇中《超》人気なひなたの「あの人に会いたい、みんな電気を消して!」との叫びに全国のファンが応え、街の明かりが消えていくのは圧巻。
そして見えた天の川の下で…(ご想像にお任せ。)最後に流れる「銀河への船」、あちこちのレビューみたけど、ドリの曲の評価が高くて嬉しい。

当時はRV車に乗ってキャンプだなんだするのが「Now」くて、うじきつよし・田中律子等のoutdoorな匂いのするタレントがカッコイイとモテ囃された時代です。
天の川見た事ないなー、何処に居たって空に星はあるのにね。都会は色んな事が見えなくなる。なーんて感傷に浸ってしまう。帰ったらサントラ聴こ♪

☆☆☆☆☆☆☆★★★