鮫の生活<´ゞ><<

まったりゆっくり鮫(パパ)の成長日記
  今日のお土産なんでしゃろ?

#129 安直

2006-02-20 | MOVIE
シャークバイト第二十七回
「フルモンティ」

あらすじ
イギリス北部の街シェフィールド。25年前は鉄鋼業で栄えたこの街も、産業の衰退で誰もが苦しい生活を送っている。
失業してから6ケ月、ガズ(ロバート・カーライル)は別れた妻マンディ(エミリー・ウーフ)との息子ネイサン(ウィリアム・スネイプ)の共同親権を得るための養育費700ポンドがなくて悩んでいる。
親友のデイヴ(マーク・アディ)を誘って廃工場から鉄柱を盗もうとするが失敗。そんな時、人気の男性ストリップ・グループの巡回ショーに潜り込んだガズは、女たちの熱気と歓声に驚く。
これは金儲けのチャンスだと踏んだ彼は、排気ガス自殺しようとした気弱なロンパー(スティーヴ・ヒューイソン)、ダンスのコーチに社交ダンスが得意な元上司ジェラルド(トム・ウィルキンソン)、オーディションをして合格したダンスの心得はあるが、年のせいで足元が怪しい黒人ホース(ポール・バーバー)、リズム音痴だがアレは立派なガイ(ヒューゴ・スピアー)の六人でストリップショーで一儲けしようと計画する…

この映画の見せ場って何処なのかねヽ(?Д?)ノ

失業者同士団結する友情?

集まるメンツが失業者同士なだけに暗いんだよね、仕方ないけど。話的にはコメディだと思うし、もう少し皆さん明るい顔しましょうよ。ロンパーとガイはオホモダチになるってのは面白いけどさ

親子の愛情?

ガズはだらし無い男、だけど息子を大切に想ってる。のはいいけど、連れ立って鉄鋼泥棒とは如何なものか、一発当てる事ばかり考えて真面目に働こうとはしない、ストリップをやるステージ代さえも息子の貯金を借りる始末。でもネイサンはこんな父親でも好き、親子って凄いやね

華麗なダンス?

さあ一山当てるぞ!!っと練習する一同。ダンスの先生として、その為に面接を邪魔して迄呼んだジェラルド。が、全然要らないんじゃね?
だって立ち居地が合わないのを幾ら説明するより、サッカーのルールに例える方が飲み込み早い。そりゃぁサッカー王国なのはわかりますけどねぇ

苦労の末のストリップダンス、見物デスナ(◎Д◎)

チャラッチャ、チャラララッララッ♪
服⌒ヽ(*´∀`)

主人公が最後に「僕出来ないよー」ってごねるパターン、金が欲しくねーのがーヽ(`Д´)ノだらしねぇ
肝心のダンスだけど、おいおい練習したのこの出来映え?、確かにメインは『ストリップ』ですけど、見せ場の一つくらいつくろうよ、それでも会場はドッカンドッカンウケてますが…

一番好きになれないのが、これで得た金で一生食える訳じゃなく、あぶく銭って所。養育費払った後ちゃんと働くの?このまま続けるの?共感出来ませんな

☆★★★★★★★★★

似たような環境の映画「ブラス!」同じ様に暗い話だけど、この映画観て気になったら見てみてはいかがでしょうか

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#126 お嬢様の閃き★

2006-02-17 | MOVIE
シャークバイト第二十六回
「ヴァージン・スーサイズ」

あらすじ
1970年代、アメリカ郊外の町。数学教師と敬虔なクリスチャンのリズボン夫妻の間には、13歳から17歳までの年子で美しい5人姉妹がいた。
近隣の少年たちは皆、彼女たちに憧れていた。だが、6月のある日、末娘のセシリア(ハンナ・ハル)が自殺を図る。さらに、新学期が始まってから、四女のラックス(キルステン・ダンスト)が学園の人気者トリップ(ジョシュ・ハートネット)と過ちを犯すという事件を起こす(平たく言うとやっちゃう訳です)。
リズボン夫人は娘の不始末に激怒し、姉妹たちを家に閉じ込めた。外界から隔離された少女たちと何とかコンタクトしようとする少年たち。だが、そんな彼らの想いもむなしく、姉妹たちは自らの命を絶つのだった…

まず思ったのは、
「なんでそんなに過保護なの?」
敬虔なクリスチャンだから?鮫の信仰心は初詣やクリスマスにしか芽が出ないので理解が出来ないヽ(´-`)ノ

それに隔離されてるって言っても見張りが居る訳じゃなく、簡単に出れちゃうのはどうなの?
家の前にある思い出の木を町の職員に伐られそうになった時、簡単に全員揃って外に出られちゃってるけど?
だから余計に男の子達がなんとかしてって部分が薄っぺらい、ラックスなんて夜な夜な屋根の上に男を呼び出しH三昧ですよ(´~`;)屋根伝いに家出しちゃえばいいじゃん
自分達じゃどうにも出来ない無力感が全然なくて、絶望して自殺していっちゃうのか何なのか、死ぬ意味がわからない

さらに姉妹全員似たような恰好をしている為、みんな同じに見える。だから感情も入らないんだなぁ、男の子達も同様にね

女の子目線で見ればファッションは可愛いし映像的にも少女漫画な感じがして、そこはプラスポイントかも
でもこんな、子供の頃に好きだった女の子と忘れられない別れ方をした思い出を映像化したような話、何が言いたいの?

監督はソフィア・コッポラ、あの有名な監督の娘さんです。なんか金持ちのお嬢さんが気に入った本を映像化してみたいって自己満映画、技量不足じゃないかしらね?

☆★★★★★★★★★

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#125 キャベツの国のトマト姫

2006-02-16 | MOVIE
シャークバイト第二十五回
下妻物語

あらすじ
茨城県・下妻。ロリータファッションに身を包んだ、竜ヶ崎桃子(深田恭子)は住み慣れた関西から、この町にやむなく移り住むことになる。
服を買うお金を稼ぐ為、ヴェル○ーチのバッタ物を売り出す桃子、それを買いに地元のスケ番、白百合イチゴ(土屋アンナ)が現れる。
その出会いをきっかけに、どういう訳か、桃子を妙に気に入ったイチゴ。水と油、接点ゼロだったはずのふたりは、次第に絆を深めていく…

公開中は決して見たい映画ではなく、むしろ「バタバタコメディでくだらなそう( ̄Å ̄)」
と、さえ思ってた。予告で「こう見えても感動大作なんです」って濱田マリが言ってたのが余計に(-_-)p

が、しかしなんです

恰好はロリロリだけど心にビシッと芯があり、自分を持っている桃子、人に頼る事なく自分の道を突き進む
だけど、イチゴに「無理矢理」つるまされる内に自分意外に大切な物を見つける。自分だけを信じてきたけど自分に自信が持てなくなった時、自然とイチゴに、
「会いたいよぅ(*´Å`)」
と、電話する。
「人を見た目で判断しちゃいけねぇっつうもんな」
幼稚園並の単純な事を思う真っ直ぐな接仕方、色眼鏡ではなく自分を見てくれるイチゴだから

イケイケヤンキーなのに実は女らしいイチゴ、「一角獣の龍二」(阿部サダヲ)を好きになるも、気持ちをどうしていいのかわからない、けれど
「ヒラヒラなのに根性据わってる」
桃子の影響で一人の女へ成長していく、所属するレディース「舗爾威帝劉(ポニーテール)」も辞め一人の道を行く

そんな成長ストーリー部分をしっかり見せつつテンポのいいギャグ、見せ方が上手くて無駄なシーンが全然ない。珍しく『三回』も見ちゃった(゜Å゜)
全編で30着くらい着たというロリ服も、その手の人には見所かと、音楽もマッチしていてグーって感じ(←古い?)

スーパーのジャスコがネタで何度も出てくんだけど、桃子がイチゴのヤンキー服を見て
桃<「そんな服どこで買えるの?」
苺<「ジャスコだよ( ̄Д ̄)y-~~~」
なんちゅうやり取りがクダラナクテ面白い(伝えにくいけど)

宮迫博之・荒川良々・篠原涼子・岡田義徳・生瀬勝久・樹木希林他、かなりキャストも良くてしかも活きてるんし減点ポイントが見当たらない…

ので、満点です(◎Å◎)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

少女漫画系映画「はちみつとクローバー」これはどうかな~、「NANA」も観てみようかね

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#121 SPOILED CHILD

2006-02-12 | MOVIE
シャークバイト第二十四回
チャーリーとチョコレート工場

あらすじ
天才ウィリー・ウォンカ(ジョニー・デップ)の作る不思議なWONKA社のお菓子、その製法は絶対秘密。
しかしある日、他社のスパイ従業員が秘密を盗み出してしまう。怒ったウォンカは従業員を全員解雇、
以来工場の中を知る人は居なかった…

15年後、突然ウォンカは工場を公開すると言い出した。数万数億枚のチョコの中にたった五枚の「ゴールデンチケット」を当てた人にだけ…

そんな、ラーキーな五人の子供達をご紹介

チャーリー・バケット
(フレディー・ハイモア)
家が貧しくてチョコは誕生日に一度だけ、前倒して貰ったけどハズレ、お爺ちゃんのへそくりでもう一枚買うもハズレ、雪道に落ちてたお金で買ったチョコで見事にゲッツ(σ゜∀゜)σ

オーガスタス・グループ
(フィリップ・ウィーグラッツ)
三度の飯よりチョコが好き、ちゅうかチョコが主食の肉屋の息子。お母さんも恰幅の良い方で、息子が豚になっているのを何とも思ってない。案の定、食べまくってる中からゲッツ(σ゜oo゜)σ

ベルーカ・ソルト
(ジュリア・ウィンター)
ナッツ工場を経営する父の娘、欲しい物を手に入れないと気が済まない我が儘っ子。父親が金に物をいわせチョコを買い漁り、ナッツの皮じゃなくチョコの包装紙を従業員に剥かせて探させる。文句を言いながらゲッツ(σ ̄皿 ̄)σ

バイオレット・ボーレガード
(アナソフィア・ロブ)
色んなコンテストのチャンピオンの母を持つ、「勝ちにこだわる」カラテ少女。ガムが大好きで常に噛み噛み、チケットの話を聞き付けチョコに変更してゲッツ(σ・皿・)σ

マイク・ティービー
(ジョーダン・フライ)
テレビゲーム大好きな天才口達者ボーイ、親はそんな息子を叱れないバーコードさん。株価や天候等のデータを基に製造日を割り出し一枚でゲッツ(σ`ー´)σ

秘密の内部を楽しく工場見学~♪ではなく、結構【黒ジョーク】が効いてる。ビターな話

チャーリーを除く四人が悪さをする度に出てくる「ウンパルンパ」、顔はオッサンの小人が皮肉ったダンスと歌を歌うんだけど
その中で「こんな子供にしたのは誰?」みたいな歌詞があって親の責任、育て方に問題提起。甘やかせ過ぎなダメな親達なんだよね
その度にウォンカが見せる笑顔が怖い、この不思議なキャラ、デップ意外に考えられませんな。コスプレが似合う役者だのー

残ったのはチャーリー、優しく思いやりのある素直な子供、両親も貧しさの中にも労りや愛情を忘れない。与えられた商品とは…

「チョコレート工場」

工場の経営を任せるって事なんだけど一つ条件が、「家族と別れてチョコ作りに専念する」
貧しい生活からは抜け出せるけど「家族が大切」と言うチャーリー、ウォンカは「そうなんだ…」と不思議顔

ウォンカの父親は歯医者で、幼少期、虫歯になる甘い物は与えてくれなかった。そんな父に反発しチョコを巡る旅にでる
ウォンカには家族とはどういう物なのかが分からない、でもチャーリーの言葉で大切さに気付き始める…

感想だか粗筋なんだか分からなくなってきたけど~

原作者が同じだからラストが「ジャイアントピーチ」に似てる、小さな家で幸せに暮らしました、みたいな
工場のチョコの川を降ってくシーン、ディズニーランドの「カリブの海賊」みたいなのは、デップ主演の「パイレーツ・オブ・カリビアン」に引っ掛けたのかね

チャーリーのチケットが拾ったお金で買ったチョコに入ってたのは、日本人のオイラにはちょっとね、交番に届けなさいな
チャーリーの家に同居している爺ちゃん婆さんが良い事言う、ゴールデンチケットをお金に変えようと言ったチャーリーに
「お金は毎日印刷されて世間に出回っとる、だが金のチケットは世界にたった五枚しかない、それを金に変えるのはトンマだ、お前はトンマか?」と投げ掛ける

物や心の何が大切かって事を考えさせられる話

☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

ウンパルンパの歌聞きたさにサントラが欲しい♪

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#102 以心伝心

2006-01-05 | MOVIE
シャークバイト第二十三回
『ストレイトストーリー』

あらすじ
アイオワ州に住む73歳のアルヴィン・ストレイト(リチャード・ファーンズワース)は、娘ローズ(シシー・スペイセク)と2人暮らし
ある日10年前に仲違いして以来、音信の途絶えていた76歳の兄 ライル(ハリー・ディーン・スタントン)が心臓発作で倒れたと電話が入る
それを聞いたアルヴィンは、突然兄を訪ねようと決意。兄の住む町まで車で1日かかる距離だが、彼は免許を持っていない
そこでアルヴィンはローズの反対を押し切り2本の杖と、時速8kmのトラクターで約500km離れた兄の家へと向かうのだった…

ゆっく~り進むロードムービー、車なら一日位で行けちゃうん距離だけどトラクターでまったりとね
なんでトラクター?と言うとアルヴィンは腰が悪く歩くのもままならない、それに目も弱っているしね
そこで思い付いたのが芝刈りに乗っているトラクターな訳ですよ( ̄Å ̄)b

倒れた兄さんとは若気の至りちゅうか些細な事ですれ違いそれっきり
旅の途中、様々な人に出会うんだけどその人達にかける言葉がどれもイイ

家族の事、兄弟の事、人生の事、年齢を重ねたからこそわかる事ってあるもんね
「年寄りの冷や水」と言わずに耳を傾けるのも必要かなぁ、自分はあんまし他人に左右されないけど

ラストでライルと見つめあい言葉少なに星空を見上げる二人、絆って奴ですかね
「ツインピークス」「マルホランドドライブ」等の監督デヴィットリンチ、この人らしからぬ
エロもミステリアスな所もない、実に暖かい映画デス。素晴らしい(´ー`)

☆☆☆☆☆☆☆☆☆★

あらすじは「TSUTAYA ONLINE」より引用しました

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