★シェリー★の輝きの小部屋~chez moi~

嵐、SixTONES、尾崎豊、中心のブログです!
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☆豊メドレーランバト1位ゲット&小説の続き☆

2008年01月15日 | 日記
【日記】

日曜日に、プールいって温泉いって、カラオケ行きました。

豊のメドレーで全国ランキングバトル1位ゲットしました。

いままでも何回か1位とっているのですが、今回は90点台だったのでうれしさもひとしおでした。



最高点は、また94点台・・・・どうしても95点を超すことができません



【小説の続き】

第3章

第1節 ジェラシー

駿と沙羅は二人でつきあいはじめたが、岡田先輩以外の部員には内緒にしていた。

サークルの中で恋人同士ができるとほかの部員との仲がきまずくなるからという理由からだった、

ただ、みんなと一緒でも沙羅は常に眼の端で駿の姿を追い続け、駿もみんなの前では、わざと「松岡さん」と呼びながらもその呼び方には愛情があふれていた

そんな二人の目に見えない反応の変化に最初に気がついたのは、エリカと小百合だった。

そんなあるミーティングの日、順番に自分の持ってきた小説やポエムの最終チェックをしていた時だった。

エリカ「松岡さん・・・松岡さんに頼んでおいた片思いのポエム『眠れぬ夜に』の最終原稿がなくなっているんだけど・・・」

沙羅「え・・?きちんと提出しましたが・・・・」

後藤「え・・・僕も昨日、松岡さんから詩をもらったからちょうど挿絵もいれたし・・・部長からもOKでていたんだけど・・・」

冬美「それってこれのこと?」

冬美はさりげなく見たごみばこに入っている、原稿を取り出した。

沙羅が描いた詩と後藤さんが描いた挿絵の完了原稿の上にNGという文字がたくさんられるしてあった。

エリカ「どういうこと?これじゃ原稿にならないわよ・・・」

沙羅「私は・・・・きちんと」

サークルでは、出来上がった原稿をそれぞれの名前のついている引出しにいれて、保管をすることになっている。一応鍵はついてはいるがカギをかける人は通常いない。

同人誌は、できるだけ人間味をだすためにPCではなく手書きで小説や、ポエムを書き、それに後藤がイラストをいれたり、上杉が写真をはったりして手作りの原稿をつくるのであった。

エリカ「まさか自分でこんなNG文字をいれたとは思えないけど、大切な原稿の管理がなってないわ!!」

沙羅(いったいだれがこんなひどいことを・・・・)

駿「誰だよ!!こんなことしたの!!ひどすぎるんじゃないか!!」

後藤「そうだよ・・・・せっかく、松岡さんのポエムに合うように3時間もかけてイラストを描いたのに。。。」

エリカ「松岡さん、このポエムの原稿はある?」

沙羅「すみません。何度か手直しをして、部長にOKをもらったので、最終原稿は手元にないです。」というと、涙がポロポロとこぼれてきた。

エリカ「泣いている暇はないはずよ!!すぐに書き直して・・・思い出しながら・・・
挿絵は、後藤さんにもう一度書いてもらうわけにはいかないかから、レイアウトを考えて作成してね・・・」

というとエリカは踵をかえし、他の部員のほうを向いた。

エリカ「自分の原稿の管理はきちんとして!今日からきちんと各自鍵をかけること・・」

夏美「誰がやったかどうか調べないんですか?」

エリカ「犯人探しをしてもしかたないでしょ」

岡田「たぶん犯人はこの中にいる可能性もあるんだ・・・もちろん外部犯の可能性もないわけではないけど・・・部員を疑うのは部長としても抵抗があるから・・・」
エリカ「じゃあ・・・・最終原稿チェック、松岡さんを除いて始めるわよ・・・
じゃあ・・秋吉君から・・・」

駿「はい。」

駿「愛してる

「愛してる」

君に出逢って
恋を再び知り

逢瀬を重ねるうちに
愛を再び知り

同時に
逢えぬ日々の
寂しさを知る

でも
愛するが故
耐える気持ち育ててく

同じ
空をながめ

同じ
星に願いをかける

愛してる

その言葉の深さを知る




春美「いい感じやん。なんか本当に彼女の耳元でささやいているみたいでやけちゃいそうやな・・・」

夏美「春美!そういうつっこみしないの・・・」

冬美「でも短いわりに彼女への思いがあふれていて私好きだな・・・きっと駿君も彼女のこと考えてつくったんだろうなって感じ・・・」

エリカ「うん。だいぶよくなったわね・・・・それにこの上杉君の浜辺の写真もいいし」

岡田「駿君はOKだな・・・」

小百合「次は私の、小説をお願いします。」

小百合が小説を読み終わると水をうったように静かになった。

岡田「すごい・・・・本格的な推理小説だな・・・一個人としても・・・すごく続きが気になるよ・・・」

エリカ「素晴らしいわ・・・・一年生でここまで書けるなんて・・・私も負けてらんないわね・・・」

小百合「ありがとうございます・・・・すごくうれしいです。先輩方にそんなに褒めていただけるなんて」軽く小百合がシナを作ってほほ笑んだ。そして一瞬だが、沙羅のほうを見て、ほくそ笑んだ。

沙羅は必至に書いた詩を思い出そうとしたが、みんなの発表のほうに気が入ってしまって、
なかなか進まなかった。

その後も順番に、発表が終わった。事前に岡田がチェックしてOKを出しているものばかりなので、多少の手直しだけでそのまま、印刷にだせることになった。

岡田「じゃ・・・手直しは今日中に。手直しのない人は自分の引き出しに入れて鍵をかけて・・・・松岡さんどう?」

沙羅は、真っ白な原稿を目の前にして、涙があふれそうなのを我慢していた。
岡田「じゃ・・・これで解散。松岡さんはここの部室つかっていいよ。一人のほうが気楽だろうし。できあがったら、僕にポエムを携帯にメールして原稿を僕の家のPCにPDFにして送っといてくれるかな」

沙羅「はい・・・・」

エリカ「じゃ・・・解散よ・・・」

部長、副部長においだされるようにみんな部室からでたが、駿だけは沙羅のことが心配で何度も部室を振り向いていた。

小百合「駿・・・たまには一緒に帰ろうよ・・・私も車に乗せてほしいな・・・」

駿「悪い・・・小百合、ちょっと部室に忘れ物が・・・・」

小百合「松岡さんのこと?」

駿「いや・・・・」

小百合「一人で集中させてあげるのもやさしさなんじゃないの・・・」

駿「だけど・・・あいつ・・・わかったよ。小百合の家まで車で送ってやるよ・・」

駿はしぶしぶと栗真野キーをもって、小百合を家まで送り届けた。

その後コーヒーを飲んでいくように強引にさそう小百合をふりきり、駿はコンビニに向かった。

コメント (2)
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