借りぐらしのアリエッティ

「借りぐらしのアリエッティ」昨日見に行きました。
宮崎さんのジブリ作品はほとんどをDVDで持っていて何度も観ている私。

今までのベスト１は天空の城ラピュタ。二位は魔女の宅急便
三位は千と千尋の神隠し

ジブリファンにとっては、音楽、人物、背景描写の美しさが堪能できる作品だと
思います。
いつも感じるジブリ特有の「懐かしさ」静かだけどゆったり流れる時間
が楽しめました。
声優さんは探偵学園Qコンビの神木君と未来ちゃんコンビよかったです。
ただ、ジブリワールドをあまり知らない人にとっては「ストーリーのない映画」
とうつったのではないでしょうか。
原稿用紙にしたら要旨だけで５枚にもならないような始まりはあっても
終わりがはっきりしていないストーリー。
エンドロールが出たとき「まさかもう終わり？」
って思っちゃいました。
虫嫌いな私にとっては結構鳥肌たっちゃうシーンも多かったですが。

たぶんDVDで観るとものすごくつまらないと思っちゃうかも知れないので、
心がほっこりしたい人は映画館まで足を運んでみてください。

泣けなくてもいいので次回はもう少しストーリー性のある映画をジブリには期待しています。

ただ最後に
「生命あるもの自分達の命。自分達の血を絶やさないための努力」を命かけてやっていくそんな強さは心に残りました。そして家族を種族を思う強い気持ちも。今の日本に欠けつつあるものかも知れないですね・・・



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「KOBITO」
～詩絵里～

昔小人が欲しかった。
小人に会いたいでもなく小人を見たいでもなく
小人を所有したかった。

大人になって恋を知り
小人になりたくなった。

小人になって大好きな人の心臓の近くの
ポケットに入って
いつでも
どこでも
一緒に行きたかった
生きたかった