幸せ未来

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札幌八行焼トウモロコシを初試食!(初収穫と調理)

2019-09-16 23:54:42 | 今日の小さな幸せ

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長野に来て3年間

毎年トウモロコシの

栽培に取り組んで来ました


しかし

伝統固定種である

極めて珍しい品種

札幌八行トウモロコシの


まともな収穫ができずにいました


今年も栽培が遅れ

苗の植え付けは遅れました


ですが、夏の暑さに助けられました

昨年は冷夏で成長して

くれなかったのです





札幌八行トウモロコシは

日本では流通のほぼ全量が

F1主体のトウモロコシの中に

あって


極めて貴重になっている

伝統固定種のトウモロコシの

一つで


さらにその中でもほとんど

タネの入手も難しい品種です


名の通り

このトウモロコシは円周上に

8列しかありません


通常のトウモロコシは

20列前後あります


ですから当然直径は非常に

小さい

長さは普通だから

細長い

トウモロコシになります


話によると明治時代

札幌で

焼きトウモロコシとして

焼いて販売したところ


大ヒットしたトウモロコシとか


アメリカから導入されたとか

諸説があるようですが

八行という独自の珍しい

トウモロコシ


ですが八行ゆえに生産性が悪く

1苗1本とした場合

通常のトウモロコシの粒数で

1/3しか収穫できません


ですから当然栽培効率が悪く

農家は次第に栽培されなくなって

いきました


気がついたら絶滅寸前だった

ということになります


そんな貴重性から

ぜひ栽培してみたいと

取り組んで来ました


北海道での栽培品種ですから

長野での高冷地には

栽培条件が近いと

思っています


今年は40ほどの苗を作り

3回に時期をずらして

栽培をしています


やはり醤油をつけた

焼トウモロコシで食べてみたい


石油コンロに乗せ

焼いてから

醤油を塗りながら

焼いていきました




きちんと栽培できた際の

大きさはわかりませんが


うちでは無肥料、無除草剤

無農薬での栽培です


栽培時期の遅れも相まって

おそらく標準より

小さなサイズでしょう





焼きあがった

八行トウモロコシ

市販のトウモロコシより

小さいこともあり

皮の比率が

高くなりますので


ちょっと硬めで

市販トウモロコシと

味比べして見ましたが


まるで違います

味も濃く

独特のものでした


八百屋でお目にかかるような

品種ではありませんので

お試しください

とは言えませんが


もし栽培できる環境の方は

タネを探してチャレンジして

みていただきたいと

思います


また種の保存という観点からも

ぜひ栽培してタネを

保存していただきたいと

思います


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