昨日のオリックスvsロッテ戦は、まさに首位攻防の天王山である。
ロッテは4回にレアードのソロホームランで1点先制。6回には中村奬のタイムリーで2対0とする。
最近勝ったり負けたりで、いまいち本来の調子が出せていないオリックスの田嶋も、2点こそ取られたものの切れのあるボールで調子はまずまずだった。
よく投げたと思う。
ロッテの小島はさらに調子よく7回まで散発の4安打、要所を抑え1点も与えず8回まできた。まさに息詰まる投手戦。
そんな中、迎えた8回の裏オリックスの攻撃。ツーアウト1塁から2番宗が起死回生の同点ホームラン。
2対2、振り出しに持ち込んだ。
私は、この後、意外な光景を見てしまった。
宗がダックアウトで泣いているのである。
小島も打たれて悔し涙を浮かべていた。せっかく勝っていたのに自分が打たれてしまった。
悔しくて悔しくてたまらなかったに違いない。これは解る。
宗選手は普段、淡々とプレーをこなしヒットを打ってもさも当然というようなクールな印象を持っていた。
実は、この日得点チャンスに2度併殺打に沈ずみ苦戦の原因は自分だと、これまた責任を感じていたのだ。
そういう状況の中での同点ツーラン。彼は2度も併殺に終わったことの責任を少しは返せたかもという気持ち。
ホッとすると同時にその感情が涙となって現れたのではないか。
宗の涙、小島の涙。大人同士の真剣勝負のこの情景がこの図を生んだ。
私も、感動した。ウルっと来てしまった。
ロッテは4回にレアードのソロホームランで1点先制。6回には中村奬のタイムリーで2対0とする。
最近勝ったり負けたりで、いまいち本来の調子が出せていないオリックスの田嶋も、2点こそ取られたものの切れのあるボールで調子はまずまずだった。
よく投げたと思う。
ロッテの小島はさらに調子よく7回まで散発の4安打、要所を抑え1点も与えず8回まできた。まさに息詰まる投手戦。
そんな中、迎えた8回の裏オリックスの攻撃。ツーアウト1塁から2番宗が起死回生の同点ホームラン。
2対2、振り出しに持ち込んだ。
私は、この後、意外な光景を見てしまった。
宗がダックアウトで泣いているのである。
小島も打たれて悔し涙を浮かべていた。せっかく勝っていたのに自分が打たれてしまった。
悔しくて悔しくてたまらなかったに違いない。これは解る。
宗選手は普段、淡々とプレーをこなしヒットを打ってもさも当然というようなクールな印象を持っていた。
実は、この日得点チャンスに2度併殺打に沈ずみ苦戦の原因は自分だと、これまた責任を感じていたのだ。
そういう状況の中での同点ツーラン。彼は2度も併殺に終わったことの責任を少しは返せたかもという気持ち。
ホッとすると同時にその感情が涙となって現れたのではないか。
宗の涙、小島の涙。大人同士の真剣勝負のこの情景がこの図を生んだ。
私も、感動した。ウルっと来てしまった。