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【Xマス特別企画】北極圏の神秘的な"白い"動物たち

2016-12-27 01:03:16 | 動物

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  iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)
 
 クリスマスの日に子供達にプレゼントを届けてくれるサンタさんは、北極圏に位置する国であるフィンランドに住んでいると言われています。
 北極圏には日本ではお目にかかれない、白い色をした神秘的な生き物たちが生息しています。
 そこで今回は北極圏に住む白い生き物たち5種類を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介していきたいと思います。
 
 
(1)白いトナカイ
 トナカイと言えばサンタさんが乗っているソリを引いている動物として有名ですが、幻想的なその見た目から、想像上の生き物だと勘違いしている人も僅かながらいるようです。
 もちろんトナカイは実在する動物で、北極圏に住む鯨偶蹄目シカ科の動物で、ぶっちゃけた話、シカの仲間です。
 本来のトナカイは茶色い毛並みをしているのですが、1万頭に1頭と言う非常に低い確率で白いトナカイが生まれてくる事があります。
 上の写真(※PCで閲覧している場合は左の写真)は、生まれつき色の白いトナカイの赤ちゃんです。
 色が白いのでアルビノと勘違いされそうですが、アルビノの場合は目が赤くなるので、白いトナカイの場合は遺伝的な突然変異でこう言う色になっているそうです。
 白いトナカイはとても神秘的な見た目をしているので、2011年にイギリスの牧場で白いトナカイが生まれた時は「森の精霊だ!」と騒がれ、非常に大きく報道されました。
 
 
(2)ホッキョクギツネ
 上の写真(※PCで閲覧している場合は左の写真)に写ってる子は耳が短いので、一見すると白クマみたいにも見えますが、れっきとしたホッキョクギツネの子供です。
 その証拠に、白クマでは殆ど退化してしまっている尻尾がこの子にはちゃんとあります。
 ホッキョクギツネは非常に寒さに強い動物として知られ、-70℃でもちょっと寒がる程度だそうです。
 担当Sは、こんな話を聞くとフィンランド人コピペを思い出さずにはいられません。
 面白い事にホッキョクギツネは夏になると、毛の色が黒っぽいグレーに抜けかわります。
 色が白いのは雪がしんしんと降りつもる冬だけなんですね。
 もう一つ面白い特徴として、ホッキョクギツネは同じ巣穴を代々受け継ぐ習性があります。
 中には300年も受け継がれてきた巣穴もあるそうで、日本の古民家もびっくりのモノ持ちの良さです。
 野生動物ですがホッキョクギツネは人間との関わり合いも深く、北極海沿岸地域に住む先住民族「イヌピット」の伝承などにも登場しています。
 
 
(3)ホッキョクグマ(白クマ)
 ホッキョクグマは別名、白クマとしても知られる、北極を代表する生き物です。
 近年、個体数をかなり減らしているので温暖化と関連して取り沙汰される事が多いですが、白クマの個体数が減っているのは別の理由があるようです。
 実は白クマは泳ぐのがとても上手な生き物で、中には160キロメートルも泳いだ猛者もいたそうです。
 白クマの個体数が減っている原因は、乱獲や環境汚染など様々な理由が折り重なっているそうで、温暖化で北極の氷が溶けたからと言うのは要員の一つには成り得ても、それで全てを説明するのは無理があるそうで。
 個人的にはこんな奴が北極に頻繁に出入りしてたら、そりゃ白クマ達にとっても迷惑だわな、と思います。
 白い色をしているので白クマの毛の色も白だと思われがちですが、実は白クマの毛の色は無色透明に近く、その透明な毛が光を乱反射させる事によって白クマを白く見せているのです。
*おまけ*
 
 
(4)タテゴトアザラシ
 上の写真(※PCで閲覧している場合は左の写真)はタテゴトアザラシの子供ですが、全身真っ白なのは生後2週間までで、成長していくに従って徐々に毛が抜け替わっていき、大人になると極々普通なアザラシの見た目になります。
 タテゴトアザラシの子供の色が白いのは、保護色として天敵から身を守る為で、氷上で暮らしている彼ら(彼女ら)にとっては白い色が最も効果の高い保護色なのです。
 どうしてタテゴトという名前が付いているかというと、大人のタテゴトアザラシに楽器の竪琴を思わせるような斑紋があるからです。
 英名もHarp sealなので、タテゴトアザラシという名は、何の捻りもなく英名をそのまま日本語に訳しただけのようですね。
 生息している地域は、世界最大の島として知られているグリーンランド島の近海になります。
 
 
(1)シロイルカ
 名前が示す通りシロイルカはイルカの仲間なのですが、この記事で一番最初に紹介したトナカイとは遠い親戚にあたります。
 シロイルカもトナカイも同じ鯨偶蹄目の生き物に分類されます。
 バンドウイルカなどのいわゆる普通のイルカとの大きな違いは、まず色が白い事ですが、それ以外にも背びれがないのも、大きな違いとして挙げられます。
 何故シロイルカに背びれが無いかと言うと、彼ら(彼女ら)は氷山の下を泳ぐ事が多く、背びれは氷山にぶつかったりして邪魔なので、退化して無くなってしまったそうです。
 他のイルカと同様にとても頭のいい生き物で、名古屋港水族館では、シロイルカによるイルカショーを見る事が出来ます。
 性格は普通のイルカよりもだいぶオットリしているようで、水中で素早く動きまわったりすることはなく、どちらかと言うとアザラシに近いイメージです。
 
 
 以上、北極圏に住む神秘的な"白い"生き物たちの紹介と、それらの生き物にまつわる雑学&ウンチクでした。
 皆さんも、良いクリスマスを!!
 
 
 
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イメージ 3
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2 コメント

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Unknown (テクテク)
2016-12-23 22:37:49
シキブさん、こんばんは。

おとぎの国から来たようなトナカイさんの絵にみとれ、
①の白いトナカイの可愛さに驚き、
②のホッキョクギツネですが、
私には人形にしか見えないんですけど??
シロイルカって初めて見ました。可愛いです。
すてきでした~。


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テクテクさんに返信 (SHIKIBUさんのブログ別館(担当S))
2016-12-23 23:42:05
コメントありがとうございます。
シロイルカは初めて見たとの事ですが、ネットで「シロイルカ バブルリング」のキーワードで検索をかけたら、きっと素敵な動画が見れると思いますよ!
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