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(担当S)
※本記事は2017/01/26に投稿した記事に、修正を加えて再投稿したものです。
昔から動物達に人間のような心があるのかどうかについては、専門家の間で議論の的になっていましたが、そんなに難しく考えなくても人間みたいに振る舞う賢い動物は、世界中で存在が確認されています。
そこで今回は、「ひょっとして、中に人間が入っている着ぐるみなんじゃないか…」と思えてしまう位に頭のいい動物たち5選を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介していきたいと思います。
(1)鴨川シーワールドの喋るシロイルカの「ナック」
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千葉県・鴨川シーワールドのシロイルカの「ナック」は、モノマネがとても得意なシロイルカです。
不明瞭ながら「おはよう」と喋ってみたり、小鳥のような甲高い声で「ピヨピヨ」とモノマネをしてみたり、芸のレパートリーは多彩です。
人間以外の哺乳類が言葉を喋るのは大変珍しい事なので、国際心理学誌電子版にも発表されたりしています。
(2)タイのメーサー・エレファント・キャンプの絵を描く象さん達
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タイのチェンマイに、象の調教と保護を目的としたメーサー・エレファント・キャンプと言う施設があるのですが、観光目的で中に入る事が許されており、色んな芸を仕込まれた象さん達が観光客を楽しませてくれます。
そんな多彩な芸を見せてくれる象さん達の芸の中でも一番ビックリするのが、絵を描く芸です。
それも「何となく絵に見えん事もないな…」と言うレベルの物ではなくて、誰がどう見ても絵にしか見えない物を、鼻を器用に使って描きあげます。
もちろん象さん達が自発的に絵を描いている訳ではなくて、飼育員が芸として仕込んだのですが、それにしても人間以外の動物が絵を描くのは凄い事です。
ちなみに絵を描く才能に目覚める象さんは、100頭訓練して2頭だけだそうです。
(3)ポーランド語を聞き分ける事が出来たシリア・ヒグマの「ヴォイテク」
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以前、このブログでも紹介した事がありますが、第二次世界大戦中の自由ポーランド軍の兵士達に可愛がられ、とても愛された「ヴォイテク」と言う名のシリア・ヒグマがいます。
可哀想な事に「ヴォイテク」は子熊の時に母熊と死に別れてしまい、それで自由ポーランド軍に保護されたのですが、大戦中はずっと兵士達と行動を共にしました。
とても好奇心旺盛で賢いヒグマだった「ヴォイテク」は、兵士達のやることなすこと全てを真似しようとし、敬礼やボクシングやレスリング、果てはタバコ(!?)まで覚えてしまいます。
しかし戦後、ポーランドは旧ソ連の属国になってしまい戦前のポーランド亡命政府が締め出されてしまった事から、自由ポーランド軍の兵士達は帰るべき祖国を失ってしまいました。
それは「ヴォイテク」も例外ではなくて、彼はイギリスのエディンバラ動物園に引き取られます。
動物園にやって来た頃の「ヴォイテク」は、飼育員達が英語でいくら呼びかけても無視していたのですが、頻繁に動物園へ訪れていた自由ポーランド軍の元兵士がやってくると、その元兵士が話すポーランド語を聞いただけで、端から見ても分かる位に「ヴォイテク」は嬉しそうな態度を取りました。
その為、英語が母国語の動物園の飼育員達も、「ヴォイテク」と接する時はポーランド語で呼びかけるようになったそうです。
(4)言葉の意味を理解して数を数える事が出来たヨウムの「アレックス」
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言葉を喋る鳥として有名なオウムの仲間にヨウムがいるのですが、そのヨウムの中でも特に頭が良かったのが今回紹介する「アレックス」です。
トレーナー兼、飼い主であった比較心理学者のアイリーン・ペッパーバーグ博士によると「アレックス」は「2歳児並みの感情と5歳児並みの知能」を持っていたそうです。
例えば「アレックス」の目の前に、上の写真のように色付きのブロックを用意して「ブロックの色は全部で何種類?」と尋ねると、質問の意味を理解して「アレックス」は「3」と答えました。
また「青いブロックは何個?」と言う問いに対しても、「アレックス」はブロックの数が8個以下ならば何個、質問された色のブロックがあるのか正確に答える事が出来ました。
残念ながら「アレックス」は2007年の9月6日に動脈硬化で天国に旅立ってしまいましたが、最期の言葉は「また明日、元気でね。愛しているよ!」だったそうです。
(5)手話で人間と意思疎通できて生や死の概念も理解できるゴリラの「ココ」
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ゴリラと言うと、その見た目から乱暴で凶暴な動物と言うイメージが先行してしまいますが、実は人間以外ではオスも子供の面倒をよく見る、数少ない「イクメン」動物として研究者の間では知られています。
今回紹介する「ココ」はメスのゴリラなのですが、オスのゴリラ以上に母性本能が優れています。
しかし「ココ」の凄い所は、そう言う所ではありません。
なんと「ココ」は手話を習得していて、2000語もの単語を使い人間と手話で会話できるのです。
サンフランシスコの動物園で生まれた「ココ」は、生後3ヶ月の時に病気にかかっている事が分かり、発達心理学者のフランシーヌ・パターソン博士のもとで幼少期を過ごします。
その時にパターソン博士は「ココ」に手話を教えたのですが、「ココ」はみるみる手話を習得しパターソン博士と意思疎通できるまでになります。
成長した「ココ」は子猫の絵が描かれている絵本を好んで目を通し、それでパターソン博士は「ココ」に子猫のぬいぐるみをプレゼントしますが、「ココ」はこれを気に入りません。
手話によりパターソン博士へ生きている子猫が欲しいと「ココ」が訴えると、博士は「ココ」の誕生日プレゼントとして一匹の子猫を与えます。
ゴリラが怪力の持ち主であると知っている動物園の飼育員達は、「ココ」が子猫を絞め殺してしまうのではないかと心配しましたが、プレゼントされた子猫を大変可愛がり「ボール」と言う名前まで付けて愛情を注ぎました。
しかし「ボール」は車に轢かれてしまい、「ココ」の所に来る事が出来なくなりました。
パターソン博士がその事を手話で「ココ」に伝えると、手話で自分が悲しんでいると告げ、涙を流して泣いたそうです。
これらの事から、「ココ」は「死」の概念を理解しているのではないかと考える研究者がいます。
現在の「ココ」は、この悲しい別れから立ち直り、2015年には2匹の子猫をプレゼントされて、現在も仲良く一緒に暮らしているそうです。
※ただし、フランシーヌ・パターソン博士の研究方法には不手際な点が多く、「ココ」が本当に手話によって人間と意思疎通が出来ているかどうかについては、否定的な意見を述べる学者も少なくありません。
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ゲームのジャンル的には落ちもの系ゲーム(いわゆる、落ちげー)になります。
指一本で遊べるとても簡単な操作性ながら、ぷよぷよの様な「連鎖反応消し」等のテクニックも使えます。
興味のある方は下記のリンクからどうぞ。
[gooブログ] 【人間みたい!】メッチャ賢い!頭のいい動物たち5選【着ぐるみやないで!】
こんなに純粋で賢い動物たちに泣けてきますわ~
本当に素晴らしいことです。
今回、紹介した5つのエピソードの中で、個人的には「ヴォイテク」の話が一番好きです。