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【平成生まれには】むっちゃ懐かしぃ"昭和グッズ"10選【ちょっと理解できない】

2017-07-16 01:20:13 | 歴史

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📱iPhone用ゲームアプリ(iOS6.0以上)

(担当S)


※本記事は2017/01/26に投稿した記事に、修正を加えて再投稿したものです。

 
 激動の時代だった昭和時代が終わってから、今年で早くも29年を迎えます。
 平成の時代になってから姿を消した、あるいは昭和の末期で姿を消した"昭和グッズ"と呼べるのものが、世の中には沢山あります。
 そこで今回は懐かしの"昭和グッズ"10選を、担当Sの独断と偏見で選んで紹介してゆきたいと思います。
 
 
●白金カイロ(ハクキンカイロ)
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 白金カイロ(ハクキンカイロ)は1923年(大正12年)に大阪の矢満登商会(現:ハクキンカイロ株式会社)によって開発されました。
 どうして白金と言う名前が付いているかと言うと、白金の触媒反応を利用して熱を発しているカイロだからです。
 ある一定以上の温度の時に、気化したベンジン(※ガソリンの一種)が金属元素である白金に触れる水と二酸化炭素へと変化するのですが、この時に白金は発熱します。
 かつてはパナソニックが類似商品を販売するほどの人気があった白金カイロ(ハクキンカイロ)でしたが、1980年代(昭和50年代)に使い捨てカイロが現れると人気が急下降し、一時は殆ど姿を見なくなりました。
 しかし白金カイロ(ハクキンカイロ)1個で使い捨てカイロの13個分の暖かさがある事から近年になって見直され、静かなリバイバルブームが起きています。
 
 
●タイガー計算器
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 1923年(大正12年)に大阪の大本鉄工所(現:株式会社タイガー)によって開発された「手回し式 計算機」がタイガー計算器です。
 現在の電卓と大きく違うのは、四則計算を行うときに、計算機の横に付いているハンドルをグルグル回す必要がある所です。
 その代り電池も電気も必要としません。
 一時は全国のどのオフィスにも、必ず一台はその姿を見かける事が出来たと言われるタイガー計算器でしたが、安価で小型の電卓が現れると太刀打ちできなくなり、1970年(昭和45年)に製造・販売を終了しています。
 電卓と異なり経年劣化する部分が殆ど無いため、大事に使われていたタイガー計算器なら、昭和初期に作られた古いモデルであったとしても、多少のメンテナンスを施せば問題なく使用できるそうです。
 
 
●安全マッチ
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 平成二桁生まれの人は、ひょっとしたら存在すら知らないかもしれないモノの一つに、安全マッチが挙げられるでしょう。
 100円ライターが普及するまでタバコやガスコンロに火を付ける役目は、もっぱら安全マッチが担っていました。
 現在では安全マッチの需要は大幅に減ってしまいましたが、販促用品としてはまだ需要があるため、今でも日本国内での生産が続いています。
 
 
●ダイヤル式の電話
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 平成生まれの人にとっては、ポケットベル以上に馴染みが薄いと言えるのが、ダイヤル式の電話でしょう。
 かの有名なヒッチコック監督の名作スリラー映画に「ダイヤルMを廻せ!」と言うのがあるのですが、ダイヤル式の電話を知らない世代の人にとっては、もはや意味が全く通じない映画タイトルの一つではないでしょうか?(※映画「ダイヤルMを廻せ!」の"ダイヤル"は、ダイヤル式の電話が由来)
 ダイヤル式の電話の欠点として、数字の"0"や"9"を発信するのに、数秒の時間が掛かると言うのがあります。
 電話が普及し始めた頃、警察や救急の緊急電話の番号を決めようと言う話になった時に、この欠点を逆に利用して、電話を掛けている人の気持ちを落ち着かせる為に、緊急電話の番号の中に敢えて"0"や"9"の数字を入れました。
 110や119に数字の"0"や"9"が入っているのは、そういう理由からです。
 アメリカの救急電話の番号である911に、数字の"9"が入っているのも、やはり同様の理由からです。
 
 
●レコード
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 今ではDJ専用器具のように思われているレコードですが、ひと昔前は一般家庭にも広く普及した音響機器の一つでした。
 某TBSの「レコード大賞」の名前の由来も、もちろん音響機器のレコードから来ています。
 音質的にはCDやiPodなどのデジタル音楽プレイヤーに決して負けてはいなかったのですが、サファイ製の針などで物理的に音楽を読み取る方式だった為に、何度も同じレコードで音楽を聴いているとレコード自体が傷ついて劣化し、それと共に音質も一緒に低下すると言う欠点がありました。
 1980年代後半に現れたレーザー方式のレコードプレイヤーでは、レコード最大の欠点だった何度も再生すると音質が低下する問題も解決されましたが、もうその頃にはCDの普及が始まっていたので、レーザー方式のレコードプレイヤーは殆ど普及せずに姿を消しました。
 
 
●ダルマストーブ
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 今では観光客を呼び込む為に、敢えてダルマストーブを積んだ観光鉄道を走らせたりするほど珍しい存在になっていますが、かつては非常に一般的な暖房器具の一つでした。
 ダルマストーブの燃料は石炭なのですが、資源小国の日本でも石炭は割と沢山とれた為に「黒いダイヤ」と持て囃され、暖房の燃料としても広く使われていました。
 しかし1955年(昭和30年)に経済性に優れた「加圧式石油ストーブ」が登場すると、燃料補給に手間がかかるうえに黒煙をモクモクと上げるダルマストーブは、急速に姿を消しました。
 現役を引退した感のあるダルマストーブですが、愛嬌がある姿形から愛好家が存在しており、今でも僅かながら販売が続いています。
 
 
●ポラロイドカメラ
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 デジカメが普及する前は、カメラで写真を撮ったら「現像」と言って、画像が写っている「フィルム」を写真屋さんに出して、写真としてプリントしてもらう必要がありました。
 しかも、写真の「現像」には数日もかかる事がありました。
 写真を撮って、すぐに写り具合を確認するなんて事は、昭和の時代には考えられない事だったのです。
 しかしポラロイドカメラは、この「現像」をカメラの内部で行える特殊な「フィルム」を採用しており、現在のデジカメの様に、写真を撮ったら、すぐに写り具合を確認なんて事も可能でした。
 その優れた特性から、一般人から官庁絡みの仕事にまで広く使われていたポラロイドカメラでしたが、デジカメが普及するとアッと言う間に姿を消し、ポラロイドカメラの製造・販売メーカーであった米ポライド社も倒産に追い込まれてしまいました。 
 
 
●8ミリカメラ
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 今ではスマホで簡単に動画が撮れる時代ですが、かつては動画を撮るのはそんなに簡単な事ではありませんでした。
 そんな時代に唯一と言ってもいい動画を撮る手段だったのが、8ミリカメラでした。
 8ミリカメラは「8ミリフィルム」と言う規格のフィルムに動画を撮る、一種の「フィルム」カメラで、最長で約3分の動画を撮ることが可能でした。
 音声を録音する機能はなく、8ミリカメラの末期には磁気録音で音声が記録できる機種も現れましたが、この頃には既に一般向けのビデオカメラが出現していたので、広く普及する事なく姿を消しました。
 ちなみに、テレビのドキュメンタリー番組などでよく流されているケネディ大統領暗殺事件の映像は、この8ミリカメラによって当時のアメリカ市民が撮ったものが多く使われています。
 
 
●真空管ラジオ
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 今ではスマホのオマケ機能でラジオが付いてますが、かつてのラジオは非常に大掛かりな構造をした装置でした。
 写真のラジオは戦前のドイツで作られたラジオですが、ラジオ本体についている電球みたいな部品が真空管です。
 当時は電子的な動作をする機械には例外なく真空管が使われていましたが、真空管は電子部品としてはかなり大きい上に電力を大量に消費し、真空管自体が暖まらないと正常に動作しないと言う欠点を抱えていました。
 また電球の様に、ある日突然、球切れを起こす言う欠点も持っていました。
 なので昔のラジオは、必ず真空管が交換できる様な構造になっていました。
 ソニーが真空管を使わない「トランジスタ」方式のポケットラジオを世界的にヒットさせると、人々は真空管の球切れを心配する必要がなくなり、それまで主流だった真空管ラジオは急速に姿を消しました。
 
 
●自転車用補助エンジン
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 写真は海外のものですが、かつてこの日本でも同じようなモノが販売されていました。
 今では世界一のバイクメーカーになっているホンダも、この自転車用補助エンジンの製造・販売が企業としての発展の原点になっています。
 自転車用補助エンジンは、自動車もバイクの高嶺の花だった終戦後すぐから1950年代(昭和30年代)までの時代には、庶民から大変喜ばれ、かなりのヒット商品になったのですが、1960年代(昭和40年代)になると自動車もバイクも高性能化・低価格化が進んだ行ったため、姿を消しました。
 また、道交法がどんどん自転車用補助エンジンには不利な方向に改正されて行き、製造メーカーが次々と撤退したのも、姿を消した一因でした。
 ちなみに、どう見てもバイクにしか見えない原付を"原動機付自転車"と呼ぶのは、かつて自転車用補助エンジン(※エンジンの日本語訳は「原動機」)を付けて走っていた多くの自転車が、日本中の至る所を闊歩していた頃にそう呼ばれていた名残です。
 
 
 
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