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再記載:ツクールMVでキャラレベルによる条件分岐の方法

2018年03月06日 15時00分00秒 | ツクール日記

はい、これ・・・過去に自身が挙げていたものなのですが、
問い合わせの多い事と検索が増加してきているため、
できるだけ分かりやすく記載致します。

特にGooブログのジャンルが
PCゲームで指定してたというのもあり、
「スマホはどうなの?」という質問もありましたが・・・
正直、ツクールMVの編集自体もパソコンですので
ジャンルはPCゲームで指定しておりました。

ゲームにした際でも同様に使える機能・・・
だとしか言えませんが・・・(´・ω・`;)

要注意点はレベル系プラグインや一部メニュー関係プラグインを行っていると
競合して、このスクリプトが使えない場合がありますので
その点をご注意下さい。

まず、キャラレベルによる条件分岐は
実は編集時の条件分岐にはありません。

キャラレベルを変数で割り出す方法もありますが、
それをするとキャラごとで設定している場合は
変数IDを無駄に多く使ってしまう欠点もあります。

メンバー全体の誰かでも10レベル以上のとき
という条件を加えたい場合では
レベルと変数IDを代入することで
変数に格納する方法は楽に収まります。

では、キャラごとのレベルによる条件分岐設定の例として・・・

キャラクター(アクター)1番が10レベル以上の時 という条件の場合は
『$gameActors.actor(1(アクターキャラID1番)).Level >= 10(レベル10以上)』

これをスクリプトそのままでは『』以外をコピーすれば
そのまま条件分岐のスクリプトで設定できるものは下記にて
『$gameActors.actor(1).Level >= 10』

機能としてはレベルは99レベルまで行ける形ですが、
プラグインでレベル上限の限界を定義することで
100レベル以上でも条件分岐設定が可能となる・・・はずです。

キャラはアクターの欄にあるアクターIDを参照しており、
『ID0001』の場合は『actor(1)』で『000』は必要ありません。

例えば、このレベルの条件分岐を利用して
起動スイッチを組み込めば一度レベル達成してアイテムを入手した際に
何度も入手できないようにするために任務用のスイッチを用意して
アイテム獲得を組むことでレベル達成条件の任務で
報酬を獲得できるものを設定することができます。

この内容でもやはり設定の仕方が分からないという方もいらっしゃいましたので
設定してみたツクール編集の条件分岐を公開致します。

サムネイル:

単純に
アクター1がレベル10以上のとき
 キャラ-主人公 レベル10達成×1(スイッチID:0001など指定した番号)がOFFのとき
  アイテム:ポーション+1(ポーション1つ取得)
   キャラ-主人公 レベル10達成×1 がON
    変数:クエスト達成数+1

となっております。

(※『変数:クエスト達成数+1』は
  クエストを達成した数を把握させたい場合に文章表示などで
  変数値を表示させることで利用したりできます。)

レベルによるアイテム入手条件以外にも
アクター1がレベル10のとき
 敵キャラのHP増減:敵グループ全体+100

などを設定することで
イベントで設定した敵をレベルごとの敵の強さを変化させることもできます。

まぁ・・・プラグインのが正直、
この点は楽だったりもするのですけどね・・・。

戦闘の際に制限時間が表示されて
レベルによって制限時間が異なる・・・なんて設定も可能で
その場合は2つの条件分岐を下記のように作成することで
色々と使えるかと思います。

条件分岐:アクター1がレベル10以上のとき
 戦闘の処理:こうもり×4
 タイマーの操作:始動,45分

それ以外のとき
 条件分岐:アクター1がレベル9以下のとき
  戦闘の処理:こうもり×2
   タイマー操作:始動,60分

条件分岐:タイマー ≧ 10分0秒
 文章表示:ミッションクリア!

それ以外のとき
 条件分岐:タイマー ≦ 0分0秒
 文章表示:ミッション失敗!

のようにすることで
レベルでイベントの敵が変化する制限時間付き討伐任務ができるかと思います。
(※当製作ゲームはクイズゲームが主であるため、上記編集サンプルはありません。)

勿論、これでミッションクリア時に
報酬が得られるシステムを作りたい場合は
この『タイマー ≧ 10分0秒』の条件分岐に獲得するアイテムを加える事で
簡単にできます!!

このスクリプトはキャラのレベルごとで設定しているために利用する際は
『メンバー内全体でスクリプトを定義していない』ことをご注意の旨、ご利用下さい。

キャラごとですので
キャラレベル10と同じでもキャラによっては
報酬が違う、敵が違うなどの変化もつけることができます。

ちなみに・・・タイマーのプラグイン初期設定は
『60分までの設定』となっていますので
それ以上の制限時間を行うと
表示される制限時間が狂う(指定制限時間と一致しない)ようです。

タイマー指定時間を上げたい場合は
プラグインのタイマー設定を変える事で変更はできますが・・・
細かい設定もしないと変化しない・バグが発生することがあるので
これについてはプラグインに慣れていないと難しいところです。

タイマーのプラグインは60分の設定を変更する以外にも
設定を変更しないと正常に動作しないので
タイマーについてのプラグインを弄るのは初心者の方にはお勧めできないかもです。

是非、面白いゲームが出来る事を切に願います。<m(__)m>



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