ツクールMVで質問が寄せられたのですが・・・
ここは「制作ゲームとは関係ありませんのでお応えできません。」
と言いたいところですが・・・
応えれる範囲でお応えさせて頂きます。
ツクールMVの利点としては
スマートフォンの対応ができるようになった事と
『プラグイン』を使えるようになって
ゲーム製作の幅が広がったことが言えますが、
ツクールMVはスマートフォン対応ができる代わりに
データ容量が非常に厳しいところです。
最大容量450~550Mbで抑えたいところですが、
付属の素材で400Mb近く使用しているのが現状です。
ツクールVXAceまでのRTPデータとは違い、
そのまま素材のデータ容量も使われるため、
出来るだけ使わない素材を省いて容量を抑える必要があり、
音楽データや画像データも音源を抑えたり、
圧縮をかけて容量を減らすなどをしないと多く入れることができません。
また、データ量が多過ぎると
編集データを保存する際にエラーが発生した場合、
『コモンデータを読み込めませんでした。』などが表示されていて
Dateファイルのそのデータを観ると『0バイト』となっており、
破損した状態となる事があります。
そうなると、一からやり直しする必要があるので
毎度、データ破損対策としてバックアップデータを複数用意する必要があります。
ツクールMVでは
データ量が比較的少なくても全体の容量によっては
パソコンでは動作がサクサクであっても
スマホでは軽い処理落ち(動作がカクカクするなど)が発生することがあります。
ツクールVXAceでは
パソコンのみの対応となりますが、
データを多く入れても編集時のエラー率は低いが、
データ量により編集時の動作が遅くなることがあります。
初期状態のキャラサイズは24×24と比較的小さめで
若干、小さく感じる欠点はあります。
データ破損が少ないが、
データ量によっては遊戯時に動作がカクカクするなどの
重くなる現象はあります。
これはどっちがいいか・・・とも取れますが・・・
今ではスマホが重視されているため、
自身としては編集が苦労するけどもツクールMVのが
ゲーム性はこだわることができそうかな・・・なんて思います。
ただ、まだ提供されているプラグインが比較的多いとは言えない点もあるので
ツクールVXAceスクリプトのが充実性はある可能性も否めないので
その点は好みの問題となるかもしれませんね。
スマートフォンは
『スマホ依存症』及び『ゲーム依存症』になりやすい点もあるために
スマホ否定派ではありますが、
製作販売するのであれば、スマホも対応したゲームのがいいのかな?
という実感はありますね。
パソコンはノートPCでも
一回の購入で3~28万円など高価なものまであり、
ネット代も考えると高価に思えるのかもしれないですが、
スマホの月々料金を考えたら安く、
少し距離が離れるので目の負担を考えると
まだパソコンでやる方のが良いと思うのですけどね・・・。
今ではスマホ文化であるために何とも言えませんが、
遊び感覚で製作を始めてみるなら『ツクールVXAce』、
製作販売をするようであれば
今後スマホ対応する可能性も考えて『ツクールMV』のが良いかもしれませんね。
ただ、ツクールMVは容量とその負荷を考える必要があるので
初心者には不向きかもしれませんね・・・。