草刈りをしようと思ったら雨
晴耕雨読を実践しようと思ったら
草刈り機の音。
こんな雨の中をお年寄りが草刈り。
身を粉にして働き続ける高齢者を観るにつけ
そう有るべきなのか否かを考えてしまう。
私は夏休み気分を植え付けようと
矢追純一 UFOスペシャルや川口探検隊の
懐かしい動画を観ている。
こんなのでワクワクしていたのだと
馬鹿らしい気持ちで観てみれば
今でもそのワクワクは起こりうる。
あなたの知らない世界
次はそれを見てみようと思う。
ナスを料理したら皮が硬かった。
どうやら出来すぎたナスの皮は硬くなるらしい。
「ナスの焦がしマヨネーズ炒め」という
思いつきのレシピで、採れすぎたナスを消費しようとしたが
思いつきのわりには美味しかった。
洗濯は無し
昨日干した物は雨模様のせいで取り込めない。
この天気じゃ部屋干しと変わらないと思う。
雨中、延々と草刈りを行っている年寄りは気にせず
雨なので本を読む。
とりあえず土偶の本を読む
土偶と埴輪の違い、解りますか?
土偶は縄文時代の女性をかたどった豊穣を意味する物と言われている。
埴輪は古墳時代の副葬品
私が知りたかったのは土偶の奇妙な形と装飾のデザイン
縄文の頃と言えば大切なのが食料。
そして冬には木の実の収穫も狩りも行われず
作品を作る時間は充分にあったと思われる。
そこでその奇妙な形に女性をかたどった物という
限定された物では無い、食料確保に関した願いが込められて
いるのではないかと思っていたところに
竹倉史人さんの「土偶を読む」を見つけた。
遮光器土偶が宇宙人ではなくサトイモ?w
宇宙人ではないと思っていたけどサトイモかい。
でもこれがユーモアでは無く
おそらくは竹倉さんの説が正しいと思える。
縄文のビーナスは栃の実かい。
あのつり上がった目は?
そして施された豪華な装飾は、縄文人が
生活と密接していたであろう土偶に
今以上のデザイン力、芸術性を持って
望んでいたであろう事が窺える。
食料の安定確保が難しく
それが生死を分けるような環境で
土偶への願いは大きかっただろうと思う。
穀物の安定供給や保存、豊作の祈願など、
食と土偶についての興味深い見解が
この本には書かれている。
さて、先日ざっと目を通しただけだから
これからちゃんと読み直します。