ユズを消毒していると葉の様子が・・・
ネットで調べるとどうもすす病のようです。
「すす病の特徴は、植物の葉や茎に現れる黒い粉のようなものです。これがすす(煤)に見えることから、すす病と呼ばれています。この黒い粉の正体はすす病の原因菌であるカビの胞子で、放置してしまうと徐々に広がっていきます。また、綿棒やティッシュなどで拭うと取ることができます。」
「すす病が発生する原因はカイガラムシやアブラムシ、コナジラミといった害虫の排泄物です。これらの害虫は植物に寄生して汁を吸う吸汁害虫と呼ばれており、その時に出される排泄物を甘露といいます。
このカイガラムシなどが出す甘露は糖分を多く含んでいるため甘くベトベトしており、排泄時に葉や茎に付着することがあります。すぐに水などで洗い流せば問題ないのですが、放置しておくことで、すす病の原因菌が甘露に付着し、その栄養をもとに増殖してすす病を発生させます。」
「すす病はあくまでカイガラムシなどの排泄物にカビが生えている状態なので、植物本体に直接寄生しているわけではありません。そのため急に植物が枯れてしまうということはあまりないのですが、すすが葉の表面を覆うことで光合成ができなくなり、徐々に植物が弱っていくことがあります。
また、すすをティッシュペーパーなどで拭っても完全に落ちないことがあるため、観葉植物などは見栄えが悪くなるといった影響があります。ただ、あくまで見栄えが悪くなるというものなので、すす病本体よりも原因であるカイガラムシやアブラムシといった害虫による悪影響の方が大きいかと思います。」
「すす病の黒いカビを落とすには水で洗いながらティッシュペーパーや歯ブラシなどで擦るのが手っ取り早いです。完全に落とすことができない場合もありますが、大抵はこれできれいにすることができます。ただ、地植えの植物や見栄えが重要な観葉植物の場合は、思い切ってすす病の部分を剪定してしまった方が早いです。剪定をすることで、付近に寄生していた害虫も一緒に防除することができます。」
「すす病の原因となる害虫は主にカイガラムシ・アブラムシ・コナジラミです。これらを防除するには薬剤を散布するのがよいのですが、開花中であったり実ができ始めている時にはあまり薬剤を使いたくないという方も多いかと思います。
そんな時は手間はかかりますが、歯ブラシと流水(シャワーなど)で擦りながら物理的に落とすとよいでしょう。卵や目に見えないくらい小さな幼虫が付いている場合もあるので、一見キレイな場所もまんべんなく洗い流します。
また、薬剤を使って防除する場合も散布前にある程度、害虫を落としておくと効果が出やすくなります。」
明日にでも、すす病になっている枝の剪定と洗い落としをしてみます。
ほかの柑橘類の様子も見てみます。
そういえば、昨年の9月にユズと不知火の木にカイガラムシがいるのを駆除していました。
野菜作りも果樹栽培も、植えたらできるというものではないですね。
手間暇かけないと駄目なようです。