こんにちは!公認会計士の青山です

パブリックセクターを中心に会計その他のお手伝いをしています。徒然なるままに仕事やプライベートについて紹介します。

合格祝賀会

2016-09-25 | 日記

 私は、私立大学の監事をしています。その関係で、先週、大学の法科大学院・司法研究所主催で行われた司法試験の合格祝賀会に出席しました。本大学院では、予備試験経由での合格も含めて計3名が合格しました。

 合格された皆さま本当におめでとうございます。そして、今後のご活躍を期待します。今までの苦労はこれからの社会への貢献で報われるでしょう。

 私も公認会計士に合格した時を思い出し感慨深くなりました。もう20年以上前です。考えてみれば、その時から今までいろいろなことがありました。合格された皆さまも、これからいろいろなことがあるかと思いますが、再び動きだした時計を止めることなく着実に前に進んで欲しいと思います。


独法、国大の財務諸表と業績

2016-09-24 | 公会計

 民間企業のように、独立行政法人や国立大学法人においても、その業務活動状況を知りたいと思うことは、内外の利害関係者にとって当然のことです。業務活動状況を示す財務諸表としては、「損益計算書」と「行政サービス実施コスト計算書」(国大の場合、「国立大学法人等業務実施コスト計算書」(以下、「コスト計算書」と言います。))の2つがあります。いずれもも、収益と費用を計算し最終的に利益(コスト)を算出する計算書です。

 では、違いは何でしょうか。ごく簡単に言うと、「損益計算書」は「費用」と「国からの運営費交付金を含む収益」の差から「利益(コスト)」を計算します。一方、「コスト計算書」は「費用」と「国からの運営費交付金を含まない収益」の差から「コスト」を計算します。

 この違いは、損益計算書の場合あくまで独法(国大)を単体で見た計算書で、一方コスト計算書は独法(国大)と国を一体と見た計算書という点にあります。単体で見る損益計算書の場合、国からの運営費交付金も外部からの資金であり収入です。一方、コスト計算書は独法(国大)と国を一体とみますので運営費交付金は独法(国大)にとっては収入でも国にとっては同額の支出となり、結果的に差し引きゼロでコスト計算書には反映されません。コスト計算書が独法(国大)と国を一体とみる意味は、国民にとって独法(国大)がどの程度の費用(つまり税金)をかけて運営しているか示すことにあり、この場合運営費交付金は全く関係ないものだからです。

 いずれにしても、損益計算書、コスト計算書の存在意義は、組織の効率性の程度を示すことにあります。しかしながら、特に独法の場合、運営費交付金の会計処理の関係で(業務達成基準となっても損益均衡の考え方は継続)、利益はあまり意味のないものとなっています。一方、コスト計算書のコストは意味を持ちます。例えば、そのコストを生徒数で割れば、生徒1人当りコスト(その大学は生徒1人にどれくらいの税金をかけているか、)がわかり、人口で割れば国民1人当りコスト(その大学は国民1人当りどれくらいの税金が投入されているか)がわかります。

 損益計算書を今以上に役立つものとするために、今後も工夫が必要です。

 


少しあたたかい話 ~続き~

2016-09-24 | 日記

 以前立ち寄った弘前の小料理屋に約2年ぶりに訪ねてみました。きっとご主人は覚えていないなと思いつつカウンター座ると、

 「以前、来ましたか?」と突然の質問、覚えてくれていたようです!うれしいですね。

 「平河町で働いていたのですよね。」私が言うと、少し照れたように「そんなことまで話しましたか。」

 その日も話が弾み、平河町の店で働いていたときの同僚の店まで紹介してもらいました。中野にある寿司屋Y亭に、方南町の天婦羅Tふね。いずれも人気店になっているようなので、いつか行きましょう。


青森にて

2016-09-23 | 公会計

 最近疲れ気味だったので、身体にご褒美をあげました。青森はもう肌寒いですよ。

 大間のまぐろ、大畑海峡サーモン、マツカワガレイ、八戸前沖さば、八戸イカ、十三湖しじみ汁・・・