お彼岸

お彼岸に入りましたね。

”暑さ寒さも彼岸まで”って言うとおり、過ごしやすい気候になりました。

今日お昼ごろ母から電話が。

「今ご飯炊いてるから来る？」

「それって・・・おはぎ作りに来いってこと？」

「そう」

「今は無理だよ～」

「じゃあお母さん作るからいいよ」

その後、父からも電話があり、野菜を取りに来なさいというので行ってきました（おはぎも貰いに）



ご飯見えてるし。

母は料理が得意でおはぎも美味しいんですよ。

でも・・更年期から鬱になり強い薬のせいで脳がずいぶん萎縮しちゃったみたいです。

最近は薬もやめて大分回復してきたんですけどね。

おはぎのご飯が・・半殺し（ちょっとつぶすことを半殺しっていうの）になってないし、大きさもまちまち。
おはぎじゃなくてぶたもちみたい。

やっぱり時間を何とかして作りに行けばよかった。。。

あんなに几帳面で整頓好きで料理もいろいろ作るのが好きだったのに。

母が作った美味しいものいろいろ・・・もう食べることが出来ないと思うとちょっとショックです。。。

母の様子

ここに来て、母の様子がだいぶ変わってきました。

それまでは、トイレで粗相をしたり（トイレだからよかったけど）夕食の支度をすれば、野菜などは洗わずぶった切り。
鍋もろくに洗わない。。。
一日中、横になったり起きたりで、起きてる時は何か口に入れている。
お風呂にお湯を入れれば栓をせず、お湯をかけ流し。

そんな母の様子に父も疲れが出て、めまいの症状まで。

父がかかりつけの医者に相談したところ大学病院の紹介状を書いてあげるから一度診てもらいなさい！と。

先々週？早速母を連れて病院へ。
病院に行くことを説得するのにも大変だったらしい。

「私はどこも悪くない！」と。

病院では簡単な質問を受けたらしい。
今日は何曜日ですか？とか、ここは何地方ですか？とか。
ほとんど答えられなかったそうです。

その後、ＭＲＩやらを受けるので、今服用してる薬は一切飲まないように。と指示があったらしいです。

ほとんど薬に頼りきってる母は、大変だったらしいです。
父が犬の散歩をして帰ってきたら父のバッグは荒らされてたそうです。
父はそのことを見越して薬を一切隠したらしいですけど。

そのうち伯母の家まで行って「安定剤ちょうだい」と。

でもそれから一日、一日と経つうちに母の様子が変わってきたんですよ。
朝起きるのが急に早くなり、話す言葉がはっきりしてきました。

今まで私に電話をしてきても要件だけいうといきなりガチャン！と電話を切っちゃったんですね。
でもその後、「じゃあね。」と普通の会話が出来るように。

週末、息子を連れて様子を見に行っても、今までとはうって変わって話が出来るように。

検査のほうも、ＭＲＩ、血流検査？なども終わり、結果が。

結果は「たいしたことない。」だそうです。
最初に行った質問の検査も最初は２０点そこそこだったのが８０点以上になったらしいです。
先生も「ずいぶんはっきりしたね～」とおっしゃったそうです。

結局原因は・・・薬の副作用です。

安定剤のほかに毎日寝る前に睡眠剤を飲んでたらしいんです。
母がどこかにやってしまったのか、全部飲み終わってしまってたのか、どんな睡眠剤を飲んでいたのかわかりませんが、そのせいで頭もぼぉっとしていろいろなことに支障が出てきたらしいんですよ。

怖いです・・・薬。

薬には作用があるから副作用も絶対にあるんだそうです。
絶対に飲んじゃいけない・・と言うわけではないですけど、母のように最初に安定剤だったのがだんだんエスカレートして睡眠剤になったのだと思います。

とは言っても、まだまだおおぼけっぷりはあまり変わりませんが。

今日は冷凍庫に生協の食材をしまってたら氷砂糖が入ってました・・・。

今まで長い間、薬を飲んでいて萎縮してしまった脳細胞は復活することはないだろうけど、ここのところの母を見てちょっとホッとしました。

このまま症状が進みませんように。

ミシンがけまで・・・

先日、父から電話があった。

「○○（弟）が作業着を直してほしいと持ってきたんだけど、何度やっても針が折れちゃうと言うので時間を見つけて来てくれないか？」

え？？ミシンがけまで？？？

母は、洋裁学校を卒業していて、私が小学校の時などスカートやらはほとんど母の手作りだった。
デパートのブティックでお直しの仕事をしていたときもあった。

結婚した時も浴衣を縫ってくれた。

子供が生まれてからは子供の洋服もたくさん作ってくれた。
セーターなども編んでくれた。

最近も地区での洋裁の講習にでかけ、自分のスーツなどを縫っていた。
ミシンもいいものを購入し、「次はこれ作るんだよ～」って言ってたのに。

何で私がその器用さを受け継がなかったのか？？と思ってたほどだった。

それなのに・・・。

作業着（つなぎ）の丈つめ・・という本当に簡単な縫い物まで出来なくなったらしい。。。

今日は私に用事があって実家には行けなかったのだけれど。
大丈夫か？ミシン。壊れてないのかな？

それよりも、いろんなところまで病状？が進んでるのにはびっくり。

私も丈つめとマジックテープを付け替えるくらいは出来るけど、
私は大雑把な正確なのできれいには出来ないのになぁ。。。
作業着だからいいか～（これが大雑把ないい加減な証拠）

時間が出来たら明日・・行ってみよう。

ケーキ

月末だったりしてちょっと実家に行ってませんでした。

先日３日は母の誕生日。
今日はケーキを買って実家に行ってきました。

父にイチゴショート、母にモンブラン、私コーヒーゼリー
そして旦那と息子にイチゴショートとモンブラン。

「美味しいね～」って食べ終わった後、父と買い物に。
家に持ち帰りのケーキは箱に入れておいたんです。

父と買い物から帰ってきたら父の姉夫婦が遊びに来てました。

テーブルの上には私が持って帰るはずのショートケーキが！！
そして伯母が「今お父さん（伯父）と半分ずつ頂いたんだよ」

そしてもうひとつのイチゴショートは何故か母の前に。

「そんな半分ずつじゃなくてこっちも食べて！もう私たちは食べたんだから」

と伯母に勧めましたよ。

はぁ・・・・。
ケーキを食べちゃったことに怒ってるんじゃないんですよ。
二つ残ってるケーキを一つだけ伯父伯母にあげて、なぜもう一つ、母が食べようとしてたのか？？？

伯父伯母が帰ったあと父が
「○○（息子）に持って帰るケーキがなくなっちゃったな」

私「ケーキはいいのよ、また買えば・・それよりお母さんはもう食べたのに、伯父さんたちに一つしかあげないで自分で食べようとしてたのがねぇ・・・」

こんな感じで食べ物に対する執着？？っていうんでしょうか、それがものすごいんですよ。

以前もカレーをたくさん作って持っていってあげたら（３人分）
母ひとりで食べちゃったとか・・・。


私が自営じゃなければご飯を作りに行ってあげたいんですけどね。
とにかくご飯の支度も弟がご飯を食べに来るときしかしないらしいんですよ。

父がまだ元気だからいいですけど・・・。
せいぜい私にできることはたくさん作って次の日に持って行くぐらいですよ。

母のこと

カテゴリーに”母のこと”を追加しました。
重たい記事になりそうですけど色々考えていきたいと思います。

さて、事件は昨日のことです。
ちょっと早かったんですが、朝軽く済ませたため、お腹がすいてしまい事務所から家に戻りました。

そこへ電話・・・。携帯の番号です。
知らない番号は出ないんですよ・・・用事があれば留守電に録音されると思って聞いてました。

ピー「こちらは救急隊です・・お母さんを○○町で保護しました・・・」

びっくりしましたよ！！！
あわてて受話器を取りました。

どうやら道で転んだらしく、通りがかりの人が救急車を呼んでくれたらしいです。
本人はどうしても医者へ行くのを拒否してる・・と。
それにどうやら大金を持ってるらしい・・・と。

それなので近くのわかりやすい場所まで移動するのでそこまで迎えに来てくださいというんですよ。
電話を変わって母と話しをしたんですが、話はしっかりしてるようでした。

その場所が実家に近かったので父に連絡を取りました。
父は外で仕事をしてたらしく、救急隊の電話に気がつかなかったんですね。

私も急いで実家に向かいましたよ(車で１０分くらい）

どうやら銀行へ行った後、家がわからなくなっちゃって、反対方向へ歩いていて坂道で転んだようです。(怪我はなし）

通りがかりの人がいい人でよかったですよ。
その人が救急隊に「大金をもってるようだ」と言ったらしいです。

それにしても・・・以前も散歩に出かけて何時間も家に帰って来ず、父と大騒ぎして探したこともありました。

更年期障害→鬱→薬の影響で脳がやられる→パーキンソン症候群

これが母の様子です。

それにしても偶然パスポート(銀行での本人確認のため）を持っててよかったです。
そこに私の自宅の電話番号が連絡先として書いてあったらしいです。

お腹がすいて早めに家に戻ってよかった・・・。
家に戻らず、事務所でそのままご飯を食べることもありますし。

いつでも母についてまわるわけにも行かず、困りました。
父が家にいますが、忙しい時にはヘルプで仕事にも出かけます。
弟は独身でアパート暮らし。(用事がない時は家にご飯は食べに来る）

これからもっともっと真剣に考えていかないとです。