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第48回 戦国自衛隊「伊庭義明」フィギュア

2025-02-01 19:15:00 | 模型

こんにちは。

今回は1979年の映画版戦国自衛隊、伊庭義明(いばよしあき)三等陸尉のフィギュアです。戦国自衛隊はSFアクション映画。近代兵器(70年代だけど)で武装した自衛隊一個小隊がタイムスリップ、戦国時代にとばされて弓槍刀の戦国武将たちと戦いを繰り広げるSF超大作(と呼びたい)映画です。

「東部方面隊、伊庭義明三等陸尉です」

もう出演陣が考えられないくらい豪華(私にとって)。主演の千葉さんはじめ、夏八木勲さん、渡瀬恒彦さん、江藤潤さん、中康次さん、にしきのあきらさん、かまやつひろしさん、真田広之さん、高橋研さんなどなど演技派勢ぞろい。(名前が当時と変わってる方がいたらすみません)

ちょい役であっても成田樹夫さん、小池朝雄さん(コロンボの声の方)宇崎竜童さん、薬師丸ひろ子さん!などなど。ホントに一瞬だけ、このシーン必要か!?ってところで草刈正雄さん。ホントはもっと長いシーンだったらしいけど。

とにかく豪華過ぎな日本俳優陣。さらに当時機密扱いだった自衛隊61式戦車のレプリカを作り上げるわヘリコプターはでてくるわ、馬の数やらエキストラの数やらもう今の時代には無理でしょって感じの映画でごわす。

はじめて観たのが今を去ること40年近く前、中学の時の夏休み。夜に観てたけど眠くて最後まで見れず、翌日部活の夏季練習でみんなに聞いたらみんな観てたって。(みんな夜ふかししとってんなー)最後全滅したでーと教えてもらいました。

元々は短編小説が原作みたいでそのあと漫画版がでたのかな。映画はアクションが中心でせいぜい数か月の話ですが原作および漫画はタイムスリップしてから数年間の話でラストにはちゃんとオチもあり、映画のキャッチフレーズ「歴史は俺たちになにをさせようといしているのか?」の意味が分かります。なるほど!ってなりましたよ。

主役の伊庭三尉のキャラクターも違っていて、映画版では人望がありながらも終盤は天下取りに固執して部隊の戦力減少と部下との軋轢が生じてしまいます。

一方、漫画版は天下取りを目標に据えながらも日本の未来を考えた行動を一貫した人物に描かれています。

 

さて今回は映画版の伊庭三尉。自衛隊員の12インチアクションフィギュアを改造して製作。銃やハチマキをそれらしく揃えました。顔はテキトーなフィギュアのものをエポキシパテで改造。演じた千葉さんに似せたつもりです。ハチマキは長尾景虎が預けた軍旗?よくは分かりませんが白い布にマジックでそれらしく。赤いスカーフ?も当時の陸上自衛隊員の制服でしょうか。赤っぽい布でそれらしく巻き付けました。銃も詳しくないのでテキトーです。


 

「信玄をねらえ!」

 

「景虎…。わしは天下をとる。」


一人称も突然“わし”になって戦国時代にすっかり染まった伊庭三尉。ライトセーバーとフォースがあれば天下取りも可能だったか!?

この伊庭三尉フィギュアも数年間の断捨離で(いろいろあった…)もう手元にないのですが、やはり好きな映画キャラは立体物が欲しいので今再び伊庭さんフィギュアを製作中。今度はタミヤの1/16プラキットの自衛隊員フィギュアをベースに改造中。またできたらブログで紹介しますね。


ほんと俳優陣、特撮、セットにエキストラ、挿入歌とラストの2曲も。何から何までエネルギーを感じる映画でした。

ちなみに隊員は全滅と書きましたが唯一かまやつさん演じる根本隊員だけは本格的な天下取り合戦に参戦の直前で部隊を離脱。戦国時代の中で知り合った新しい家族とともに生きる道を選びます。

のんびりした口調なのに強い決断ができる根本隊員がいい。(高橋研さんの「オレ、あの平和な時代が大好きです!」も染みるんだよなー)

実はこのかまやつさんが新しい家族と海を眺めるシーンで終わる幻ラストがあったとか。それも見てみたかったと思います。 

そんなわけで今回は日本SF超大作。たまには地上波でやってほしい映画版戦国自衛隊の主役、伊庭三尉の12インチアクションフィギュアでした。



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2 コメント

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Unknown (八丁堀)
2025-02-02 16:09:56
初めまして。

懐かしい映画ですね。
竜雷太さん、岡田奈々さん、鈴木ヒロミツ
さんもいましたね。再放送はされた記憶が
ありませんけど、是非地上波で放送して
くれるとありがたいですね。
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Unknown (shinsukesan)
2025-02-02 16:22:56
八丁堀さん、コメントありがとうございます。
そうでしたね👍
女優陣も台詞はなくても存在感がありました。
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