3月3日北相木村で行われている家難祓(カナンバレ)という行事を紹介します。(2018.3撮影)
「家の難事・世の中の災い事・人のけがれやわずらい」を、人形が身代わりになって祓い流してくれるという古くからの信仰の様です。古くは各地区ごとに小学生の女の子が行なっていたようで、「子供たちは古くなった雛人形やお餅などを持って川原に集まり、むしろや蚕篭(かいこかご)などで簡単な小屋をつくってそこに人形を飾り、お汁粉などを食べ歌い楽しんだ後、雛人形で体をなで、それを川に流しているそうです。」現在は、小学校の行事として行われるようになり、子供たちは役場前の川原でお汁粉をすすり、教室で作った雛人形を、祓いごとを書いた紙とともに川に流していました。
家難祓