里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

里山菜取り

2014年04月23日 | 
小さな実を一杯付けている白梅の坂道で一本のキクモモが濃いピンクの花を咲かせています。

この坂道の左側には孟宗竹の竹林へ入って行く道が有ります。
そしてこの時期、その道へ入る入口でも小さな筍が顔を見せ出しました。

こうなると雨後の筍じゃないですが、竹林の至る所から、或はその周辺でバンバン筍が出てきます。
でもまだこの出初めの筍はアクが無くて柔らかく美味しいのです。
従って、バンバン筍を何回も掘りに行きます。

竹林の周辺の斜面にはイタドリもグングン生え出しています。
そこで、バンバン、グングンと両方収穫させて頂きました。


白梅の坂道を上るとケヤキ並木の間にクサッパラが有ります。
そこにも毎年健気に咲いている球根の黄色い花が今年もニョキニョキと顔を見せています。

この花の名前は何時も覚えられずに毎年探します。
南アフリカ原産の「ブルビネラ」と言います。
確かに覚え辛いですね。
買ったとき、放って置いても球根でドンドン増えますというので里山向きだと購入したものです。
確かに確かにこの様なクサッパラで放って置いても毎年咲いてくれドンドン増えています。

そこから下の段のクサッパラへ行く処に紅葉の坂道が有りますが、
そこに一本だけ山椒の木が生えています。

筍を採ればやはりこちらの葉っぱも頂かない訳にはいかないですね。
「筍の木の芽あえ」には必要な山菜です。
葉っぱに顔を近づけるだけで良い香りがします。
手で千切ればその香りが爽やかに残ります。

これで木の芽あえの準備はOKです。

山菜と言えば、もう一つ忘れてはいけないものが有ります。

採ったどぉ~~~
と言う訳でご存じワラビの登場です。
ワラビは溜池周辺の土手でも採集できますが、運動公園へ散歩に行く途中で山へ入る道が有ります。
その道は電力会社が鉄塔の管理の為に付けた道です。

その山道周辺とか両側の下草を刈った檜や松の林で、まだあまり大きくなっていない木の間に生えています。
まだ地面から頭を持ち上げたばかりのヤツとか、

大分開きかけたヤツとか、

小一時間ばかりで両手で握れるほどのワラビが採れました。

これだけあれば、おひたしにしたり煮込んでも良し、また白和えにしても十分食べられます。

オイラは猪じゃないから料理していただければお相伴に預かります。(表題写真)

春の第一弾の収穫としてはこれで十分でしょう。

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4 コメント

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大収穫 (ぶちょうほう)
2014-04-24 18:04:14
燦様 こんにちは
これはこれは、大収穫ではありませんか。
実に羨ましい眺めです。
掘りたてのタケノコをいただけるなんて、小生から見ますと夢のようなことです。
先日も農協マーケットで「朝掘りのタケノコです」と聞いて買ってきたものがとびきりえぐいやつでしたね。
タケノコと鮮魚は正直者から買えと心得てはいますが、お百姓でもそれこそピンキリなのですね。
蕨採りも山歩きの中で偶然にそれに出会えたら採るという程度でしかありません。

その収穫を狙ってそこに行けば必そこにずある・・・なんて、良い環境に住まわれていますね。
ブルビネラ・・・・これにはご用心!かも知れません。
返信する
ぶちょうほう さんへ ()
2014-04-25 17:46:25
里山で住んでいると近場の事は大体把握できているので季節ごとの収穫スケジュールが頭の中に出来ています。
有り難いことだと感謝しています。

ブルビネラは特に山菜としては見ていませんが、何か何処かに毒になる様な成分があるんでしょうか。花を見る分には楽しませてくれます。
返信する
言葉不足でした (ぶちょうほう)
2014-04-26 22:01:08
燦様 言葉が足りず心配をお掛けしましたね。
「ブルビネラ」・・・ご用心!とは、毒とかの話ではなくて、なんとなくそこら中に蔓延りそうに感じたので、そういう表現になりました。
そうなりますと草抜きで苦労させられますからね。
返信する
ぶちょうほう さんへ ()
2014-04-27 17:52:31
そうでしたか。毒では無いんですね。
里山の草は手ごわいですからそう易々とは蔓延らせてはくれないと思いますよ。
かなりせめぎ合っていますので当分大丈夫だと思いますというよりか、草ぼうぼうのクサッパラですからね。
このクサッパラでは強いものが勝というフィールドです。
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