里山・燦のものがたり

瀬戸内海の里山で生息する里山犬・燦(ダルメシアン)の活動
ものがたりです

NとS

2018年01月22日 | 
雨の日のケヤキ並木は見応えが有ります。


雪の日のケヤキ並木も存在感が有ります。


そして待ちに待った晴れの日がやって来ました。
変な「はれのひ」は嫌ですが、お日様が射せば自ずと身体も動きます。

たまりにたまっていた枯草や枯れ枝、
そして古くなって壊れている廃材作成の椅子等を畑の隅で焚火しました。
今までの雨や朝の霜で少し濡れた感じですが、
一旦火が燃えだすと勢いよく炎が燃え上がります。

勿論火力を利用してサツマイモを火の中に投入して恒例の焼き芋を作ります。
すっかり燃え尽きて、ハイそれまでよとなりますと、
草木灰がうず高く盛り上がります。

ここで一つ問題が発生します。
それは廃材椅子作成時に使用しているネジ類の金属が灰の中に埋もれている事です。
草木灰は後程畑に振り撒く為回収して袋詰めにして保存しますが、
金属類が入っている灰は畑には撒けません。

金属類を取り除くために灰を分別しなければなりませんが、
灰を一々細かい網で濾しとるには手間がかかり過ぎます。

そこで思い出しました。
昔懐かしいアノ手が有ります。

昔の子供は必ず一個これを持っていました。


理科の実験の時間には必ず登場していました。
砂場で紐を付けたU字型磁石をジャラジャラと引きながら小さな砂鉄をいっぱい引っ付けて遊びました。
プラスチックの下敷きの上に砂鉄を置き、下敷きの下から磁石を動かして、
上の砂鉄が右往左往するのを面白がっていました。

ところが今は百均でもホームセンターでもあまり見かけなくって売っていませんでした。
そして最後に寂れた商店街の中にある昔ながらの文房具屋さんで見つけて購入しました。

早速、灰の中に投入してかき混ぜますと気持ち良く次から次へと引っ付いて来ました。




磁石等最近はあまり関心が無かったですが、
子供の頃の経験が今やっとこの里山で役立ったと思うと、
子供の頃には何でも遊びを通じて経験して置くものだと感じました。

磁石で最近話題になったのが「チバニアン」ですね。
地磁気(N極とS極)が最後に反転した証拠がこの地層で顕著になったと言う事で、
千葉県にあやかりその年代を表す名称を「チバニアン」と登録されたそうです。

それにしましても地磁気の反転が地球では、
結構多く発生していたと言う事は初めて知りました。

N極がS極に、S極がN極に、北が南で、南が北に、

それって、どうゆう事???

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4 コメント

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Unknown (ととろ)
2018-01-23 06:11:53
燦さま、

懐かしい磁石、
>プラスティックの下敷きの上に・・・
覚えがあります。娘達が子供の頃にもやっていましたから、代々子供に受け継がれていた楽しい実験遊び?

>昔ながらの文具屋さんで・・・
今は理科の時間にも使わないのでしょうかね?
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ととろ さんへ ()
2018-01-23 16:35:30
ある程度大きな子供は砂場では遊ばなくなっていますからね。
最近では需要が無いんでしょうね。
ネットでのゲームが大人も子供も夢中にしていてリアルな遊びが出来なくなっていますね。
地球は磁石そのものだと感じる事は無いですね。
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こんにちは (多摩NTの住人)
2018-01-24 12:03:15
雪のケヤキは良いですね。バックの山も綺麗です。磁石はもう何十年も使っていませんね。地磁気が反転するということは頭では全く理解できません。
以前ご紹介いただいた『シティ・マラソンズ』を読みました。とても良かったです。有り難うございました。
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多摩NTの住人 さんへ ()
2018-01-24 20:44:25
地球自体が磁石と言う概念は無いですね。
不思議ですね。

読書後、ニューヨークとかパリを走りたくなりませんでしたか。
五番街のマリーが応援してくれるかも知れませんものね。
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