白鷺
2005年04月20日 | 里
本日は里山の現実を痛いほど見せ付けられた思いです。
以前、軽い調子で里山では植物も動物もバトルを展開して、
強いものが生き残るという事を少し書いた事がありました。
それを思い起こさせるような出来事です。
里山のカラスノエンドウの草むらに、真っ白な鳥がうずくまっていました。
近づいて見ますと、白鷺が草に絡まっている様に見えました。
足に草が絡まって飛べないみたいです。
草を取ってやろうと足のところを見ると、
足の骨が突き出て露出していました。
それも両足ともにです。
完全にブラブラとしてとても立ち上がれる状態ではありませんでした。
何とした事でしょう。
草に絡まった位ではこうも骨が露出したり、
両足ともに骨折するような事は無いと思われます。
多分、野犬か何かにやられたに違いありません。
そういえば、先ほどから上空を同じ白鷺が飛び回っています。
骨折した白鷺をよく見ると、まだ子供の様に見えました。
多分、この子の親鳥が心配のあまり上空から見守っているのでしょう。
さて、里山の判断です、どうしたものか考えました。
このまま放置すれば、いつか間違いなく死ぬでしょう。
野犬やカラス、その他の猛禽類等に食われるか、傷が元で死ぬでしょう。
野鳥の自然保護施設が香川に有るか調べましたが、ありませんということです。
そこで、行き付けの動物病院へ連絡し状況を説明し、
専門家の意見を聞くことにしました。
先ず無理でしょうが、持って来てくれたら預かりますと言う事でした。
嘴を紐で結び、身体をタオルで固定して、暗くしたダンボールに入れて持って行きました。
病院へ着いた時には、固定したタオルが外れたらしくバタバタしていました。
羽をバタつかせて、こんなに元気なのに・・・・
初めての車で、車酔いでもしたのでしょうか食べていた海老とかを戻していました。
診察台で、人に対して、首をするどく突き刺すような攻撃行動も見せました。
両手の中で、その若々しい生命は確かに今、生き続けています。
携帯電話で話した通り、この動物病院で預かってもらう事になりました。
私達は、これ以上どうする事も出来ません。
「よろしくお願いします」と言って帰ってきました。
何が正解かはよく分かりませんが、
里山の一つの現実をお話ししました。
以前、軽い調子で里山では植物も動物もバトルを展開して、
強いものが生き残るという事を少し書いた事がありました。
それを思い起こさせるような出来事です。
里山のカラスノエンドウの草むらに、真っ白な鳥がうずくまっていました。
近づいて見ますと、白鷺が草に絡まっている様に見えました。
足に草が絡まって飛べないみたいです。
草を取ってやろうと足のところを見ると、
足の骨が突き出て露出していました。
それも両足ともにです。
完全にブラブラとしてとても立ち上がれる状態ではありませんでした。
何とした事でしょう。
草に絡まった位ではこうも骨が露出したり、
両足ともに骨折するような事は無いと思われます。
多分、野犬か何かにやられたに違いありません。
そういえば、先ほどから上空を同じ白鷺が飛び回っています。
骨折した白鷺をよく見ると、まだ子供の様に見えました。
多分、この子の親鳥が心配のあまり上空から見守っているのでしょう。
さて、里山の判断です、どうしたものか考えました。
このまま放置すれば、いつか間違いなく死ぬでしょう。
野犬やカラス、その他の猛禽類等に食われるか、傷が元で死ぬでしょう。
野鳥の自然保護施設が香川に有るか調べましたが、ありませんということです。
そこで、行き付けの動物病院へ連絡し状況を説明し、
専門家の意見を聞くことにしました。
先ず無理でしょうが、持って来てくれたら預かりますと言う事でした。
嘴を紐で結び、身体をタオルで固定して、暗くしたダンボールに入れて持って行きました。
病院へ着いた時には、固定したタオルが外れたらしくバタバタしていました。
羽をバタつかせて、こんなに元気なのに・・・・
初めての車で、車酔いでもしたのでしょうか食べていた海老とかを戻していました。
診察台で、人に対して、首をするどく突き刺すような攻撃行動も見せました。
両手の中で、その若々しい生命は確かに今、生き続けています。
携帯電話で話した通り、この動物病院で預かってもらう事になりました。
私達は、これ以上どうする事も出来ません。
「よろしくお願いします」と言って帰ってきました。
何が正解かはよく分かりませんが、
里山の一つの現実をお話ししました。
そんな光景を目の当たりにされ、
さらには、生き続けるだろう希望を捨てずに
、ご夫婦主様がされた行為に敬意を表します。
里山の現実、いいえ、自然界の現実です。
普段は見えない知らない動物界の、日々日常的な
出来事です。しかし、その知られざる出来事が、
主様の目の前で起こったのには、その白鷺ちゃんの
生きる続ける定めを感じました。
きっと元気になると思います。
北の里で、祈ります。
白鷺の恩返しとか!!
とも思いたいが、現実はもっと厳しく見つめなくてはいけない。
そこには、安楽死という選択肢もあるのです。
死か生か、それが問題だ。
永遠の謎です。
自然界は人間界よりシンプルでもっと厳しいんじゃないですかね。
あ、お師匠様にも書いたわ。
グーのメンテが25日にあります。
その後は、スムーズインかも。
そして、コメント掲載シークレットは
かなりのサーバーアウトを軽くしたようで
、今夜はオールナイトでもOK。
しかし、管理者は困るわ。
コメント誰から来てるか大変だわ。
シンプルなれど厳しいか…、
それが野生界の掟です。
日本武尊の霊の末裔なればこそ、主様の
お目に止まったのです。白の羽衣で、何を
作りましょうか。どこでもドアのベールを
主様に。。。
そして、熊山里から、早春のクロッカスを。
TBを試みますが、燦度やって、送られません。
燦度目の正直といいますので、これがだめでしたら、面倒なのであきらめて置きます。
また時間を見て試みますが、それまでお赦しください。
白鷺も何とした事故だったのでしょう。
偶然良いお方にめぐりあえてよかったですね。
しかし、どういった解決方法が残されているのでしょうか。
恐らく原状回復が望めないその足で、これから先もシラサギをやっていくのですから、身障者保護のない自然界で商売していくのは並大抵ではないですね。
むごい話です。
サギの恩返しは望まないとしても、折角の授かりものです。命ながらえて欲しいですね。
自然のおきてとして、見放すのも一つの方法かもしれませんけど、もし私なら多分、同じ事をしたと思います。
幸い私の家の近くには車で20分くらいのところに野鳥保護センターがあるので、何回か行った事があります。
仮に命が助からないとしても、私も放ってはおけないなー。
仮に命が助かっても飛べないまま野生で暮らせず、苦しんで生きるのだとしたら、別の考え方もあるでしょうが、とりあえず、専門の保護して下さる方がいてくれたのは、幸いだと思います。
なかなか良い獣医さんだと思いました。
私の家のタカの獣医さんとは大違いですよ。
白鷺さん、何とか回復してほしいものですね。
でも私もきっと助けたと思います.
自然界への復帰は難しいかもしれないけれど
元気に回復して新しい環境をみつけてほしいです.
それにしても破壊や殺生をする人間あり
保護や助けの手をさしのべる人間あり
自然界はわたしたちのことをどう思っているのかな.
自然界の掟もありますが、今は自然と人間の共存の世界。生きているものを助けることになんの躊躇もないはずだと思いました。
元気になって、外に戻れる日が早くくるとよいですね。里主さんと動物病院の素早い対応、なかなか出来るものではなく、かっこいいと思いました。
私はその後のことをろくに考えずに手を出してしまいそうです・・・。
野鳥はペットとは違うのに・・・。
こういう時にどれが正解って言えないのわかります。
でも燦さんがされたことは一つの正解だったと私は思います。
ストレスも少なくなりました。
早春のクロッカスこれから見に行きます。
自然と付き合うのは、こちらもシンプルで純粋な気持ちで行けば多分大丈夫でしょう。
あまり無理せずに、野山を駆巡る程度に接していきましょう。
あきまへん時は、あきまへんモードで対処しましょう。
ゴキブリであれば、踏み潰せますが、
白鷺であれば、なかなか踏み潰せませんよね。
これって何なんですかね。