巡りの星 79
「忘れないで、ここは巡りの穴の中。２つの異なる次元世界が、微妙にズレながらも重なってし...
巡りの星 78
私に、もう迷いはなかった。 歩き出したその道は、果てしなく続いているように見えた...
巡りの星 77
過去を生きた先祖の記憶の時系列はバラバラのようだったが、大きな流れとしては現代に近い...
巡りの星 76
胸の中へとなだれ込んでくるその何かによって、私の身体は感覚を失いながら徐々にほどけて...
巡りの星 75
「ヒカル、また薄くなってる・・・！だ、大丈夫なのか？」 心配になって聞いた私に、ヒカル...
巡りの星 74
一本の長い長い道に、私たちは居た。 まるでCGソフトで絵をつくりはじめたばかりの、何も...
巡りの星 73
上下左右の感覚を失い、先程まで確かに頭の中でとどめていた自分の意識や感情が、壊れたミ...
巡りの星 72
「未来の、存在？・・・ヒカル、一体キミは・・・」 私はこれまでに何度か尋ねても答えて...
巡りの星 71
呆然とする私に、ヒカルは言った。 「巡りの穴よ・・・」 「めぐりの・・・穴！？」 「...
巡りの星 70
それから少しして、叔父と叔母の二人の声が聞こえた時、小さなアサダさんは気がついたよ...
誰も知らない、ものがたり。
