ぼくの住んでる田舎町では、今日成人式です。天気も快晴でよかった、よかった。
昨夜は子ども家庭庁の方が、この田舎町にお越しくださいまして、子ども家庭センター、要保護児童地域対策協議会、児童福祉法改正についてなど、幅広くお話し(勉強会)をしていただきました。
ぼく個人的にもともと思っていたことなんですが、国のお役人ってなんか淡々と仕事をしてそうとか、固いイメージがあったりしてたんです。ただ、この仕事につき、昨日の子ども家庭庁の方、成年後見制度の方、ひきこもり支援の方など、中央省庁の方のお話しを聞く機会がぐぃんと増えたなかで、思ったことが一つあります。
それは、めちゃくちゃ熱っ!!熱量はんぱない!!ってことです。
国民のために考え、より良い生活につながるように、その強い思いを制度や法律にのっけていくんです。そして、もちろん尚且つ頭が良いという…
熱量×知的なんて最強&最高ですよね。そのスペックがうらやましい。(もちろん本人の努力の賜物ですが)
でもね、国民の方々に届くまでには、その思いや熱量はどんどん薄らぎ、なんか冷たい法や制度に変わってしまうんです。まぁ公に出すお堅い文章に思いや熱量をのせるのは無理な話しだし、その1人が熱い思いで、こうしていった方がいい!と進めていったところで、もちろん物事は審議会やら委員会など開催して、複数名で進めていくので、たとえ熱い思いで取り組んでいても、それが全てを反映されるわけでもありません。
さまざまな要因や背景が重なり、本当のお役人の方々の熱い思いは、血の通ってなさそうな、どこか冷めた文章で届くことになるのかなと思います。
あと、これも大事ななんですが、やはりたとえばテレビとか専門家とか、講演会などで先生と呼ばれる方々がお話しをされるときがあると思います。そのとき、変なバイアス、つまりはその人個人の考えや意見を入れることにより、本来のその思いが変に歪曲される可能性もあるとの認識は必要なのかなと思います。
どうしても人づてになると、事実が曲がるみたいな…特にテレビは気をつけた方がいいかなと個人的には考えてます。もちろん情報が溢れてるネットもですが。
そうしたなかでぼくは、今まで通達等で打ち出されたものをただただ、どう落とし込んでいくかが目的となり、本来の法や制度の目的を見失いがちになっていた自分を知りました。
大切なのは、その法律や制度の目的の背景です。そして、中央省庁のお話しを聞く機会というのは意外とシンポジウム等々であったりもします。そうしたものに足をのばして、直接お話しを聞く機会を自ら作っていく意識をもっていくのが大切だなと思いました。
それではまた!