ただ、ただ、ぼくのアウトプットの場です。

厳密日記ではないけど、日記として記してます。毎週基本的に、火曜、木曜、土曜の午前中に更新します。

目標設定の仕方。

2024-01-10 23:25:00 | 日記
ぼくは様々な仕事をしてきましたが、介護畑には10年程おりました。10年で何がわかるんってんだって思う人もいるかもしれませんが、それなりに学んだことがあります。

それは、目標の作り方(設定の仕方?)は、年齢によって変わるってことです。もっと極端にいうと、若い人とお年寄りでは目標の設定方法が異なってきます。

若い世代だと、何か目標だったり、目的を設定する場合、未来(やりたいこと)から逆算して目標を決めます。例えば旅行に行きたいから、今はお金ないけど、お金をためて旅行に行くぞとか、この仕事したいから、勉強して資格とって、この仕事をするぞとか。もちろん例外もあるだろうけど、基本は目標を定めるとき、現在や未来を見ていくなかで、目標が生まれます。

では一方で、ご高齢者の方々はどのように目標を定めていくのか。そもそも老人になっても日常生活を送るなかで目標を定めるような機会があるのか?と思う方もいるでしょう。

でも実はあるんです。

介護保険を利用して、何かサービスを使うようになってくると、ケアプランという計画書が必要となってきます。でも大丈夫ですよ。このケアプランは原則ケアマネージャーさんが作成するので。そして、そのケアプランのなかで目標(短期目標だったり、長期目標だったり)を定めていきます。または通いで、例えばデイサービスとかを利用する際には、そのデイサービスが作成する計画書にまた目標を定めていきます。

そして、ここで目標の定め方に注意が必要です。若い世代だと目標の取り決めは現在と未来です。ただ、これが老人ともなると、現在と未来の目標を決めましょう!と言ったところで、未来はそう長くないしなぁ。とか現在すら介護保険も使うくらい弱くなったのに、何を今さら目標なんだか…とか考えてしまいます。

ではどうやって老人は目標を定めていくのか。それは結論を言うと、過去と現在を考えていくなかで、目標を定めていきます。過去にやってきたことが何らかの原因でできなくなった。それを出来るようにしていくのが、目標となります。

ここで改めて整理すると…

若い世代 現在と未来。

高齢者 現在と過去。

これが老人の目標を定めるときに、必要な目標設定方法となります。

なぜ、この目標設定方法が良いのか。その理由はまた次回に記述します。それではお元気で!

認知症の予防のために。

2024-01-10 00:40:00 | 日記
認知症800万人問題。2025年問題と言われた問題の一つが、もうせまってきています。

この2025年問題と言われる問題は、ぼくが大学生のころも確かグラフとかで勉強した気がします。それがもう翌年に迫っていることを考えると、自分がこの問題の当事者なんだなと改めて自覚するのと、月日が経つのは本当に早いということです。

先日、その認知症のことで東京都があるエビデンスを出しました。それは犬を飼っている高齢者は、認知症になる確率が犬を飼わない人に比べると40%低いとの結果が得られたという内容でした。

なるほど。とぼくは思いました。ぼくはもともと動物好きで、犬や猫とも一緒に住んでいたときもありましたが、確かに犬のお世話ってめちゃくちゃ大変なんですよね。ご飯あげなきゃいけない。トイレトレーニングしないといけない。予防注射打ちにいかないといけない。などなど、細かいこと合わせると無数にあります。ちなみに猫を飼っていても、認知症予防にはならないみたいです。

犬ってまず、散歩が必ず必要ですよね。犬種にももちろんよりますが。基本は雨の日も雪の日もとにかく散歩が必要となります。歩くってとても体に良いことだと見たり、聞いたりしたことってありますよね。でもわかっていても、普段歩くってなかなか難しいって思うんです。でも犬がいる生活だと、こんなこと言ってられない。必ず散歩しないといけないっていう意識になります。でもこれによって認知症の予防に繋がるとのことです。また、1日通してぼぅーっと生活を送るのではなく、散歩の時間を意識して毎日生活を送るので、生活のメリハリがつきやすいんですよね。

あと、もう一つ。犬の散歩に行くと、犬を飼っている飼い主の方々と、仲間になりやすい点があげられます。つまりは犬を飼っている同士のコミュニティが形成されやすい状況になるんですね。これも生きる上で大切な要素となります。

誰かに自分の存在を知っていてもらうのって、面倒くさい人間関係もあるとは思いますが、自分の居場所を確保できるってことにも繋がります。

歩くこと、コミュニティに属していること、この二点がどうやら認知症予防につながるようです。

ちなみにこれは以前、ラジオかなんかで聞いたことがあるのですが、これも東京都だったかな?ちょっと忘れましたが、歩道が広い街と歩道がなかったり、狭かったりする街とでは、認知症になる確率が違うというお話しを思い出しました。もちろん、歩道が広い方が認知症になりにくいという結果見たいです。

これもやはり、歩くということが大切だという認識が高まる記事だとは思います。

話を戻しますと、じゃあ認知症にならないように犬を飼おうと思っても、自分の方が犬より早く死んじゃうかもしれませんし、犬がもし死んでしまったらその喪失感で、逆に認知症のリスクを高めてしまうかもしれません。

メリットやデメリットを考え、ぼくも決して遠くない老後のために、散歩とコミュニティを考えていきたいと思いました。ちなみに飼うとしたら、柴犬だなぁ。とくに黒柴。かわいいんだなぁ。そんなこんなでまた会いましょう。それではまた!