午前の合唱レッスンのある国立音大へバスで移動。空気は冷たいが、今日は天気がよく青空が見える。近くでバスを降り、レッスン会場まで徒歩で向かった。
レッスンは、まず合唱のための準備運動から始まりました。アーロイス・グラスナー先生の理論的でありながら、丁寧で分かりやすいご指導で、わずか2時間のレッスンで、生徒たちの合唱がさらに素晴らしいものになりました。言葉の抑揚をうまく利用することやアクセントが2回続くことはないなど多くのことを教えてくださいました。
昼食はレストランで、スライスパン入りのコンソメスープ・チキンのグリル・野菜とライス添えなどをいただきました。
午後はまず「シェーンブルン宮殿」に行きました。この宮殿は、その歴史的重要性、類い例のない豪華な内装や庭園によってユネスコ世界文化遺産になっています。みんなで、記念写真を撮りました。
ハプスブルク皇帝の夏の離宮だったこの宮殿は美しいバロック建築で、内部はそれぞれ豪華なつくりとなっています。
その後、「シューベルトの生家」に行きました。シューベルトは「歌曲の王」と呼ばれ、作品には「野ばら」・「菩提樹」・「魔王」などがあります。生徒たちも興味深く見学していました。
最後に「ハイリゲンシュタット」についての研修です。ベートーベンに関する様々なものを見たり聞いたりしてベートーベンについての理解を深めることができました。
夕食は昼とは別のレストランで、ミックスサラダ・ウィンナーシュニッツェル・ザッハーケーキなどを食べ、宿泊しているホテルに戻りました。
生徒たちは元気です。明日はウィーンでの残りの研修後、ザルツブルクに移動します。